徳村慎
「100歳計画」
サブロウ「60歳ぐらいでチェロをはじめたいんだよねぇ」
アマンダ「今42歳だから、あと18年ぐらいかぁ。まあ、それも、良いんじゃないの?、、、まあ、60歳ぐらいまでに、はじめられたら良いよね」
サブロウ「PORTATONEで民族音楽をやるのは、今年か、来年あたりか。。。その先か。。。40代で、やりたいなぁ」
アマンダ「仕事は?」
サブロウ「那智黒石やアートで一生食っていく。。。那智黒石絵画とか。個展を開きたいなぁ。。。」
アマンダ「やり残したことはない?」
サブロウ「読みたい本も買っちゃったからねぇ。。。雑誌のムーとかSOUND&Recording Magazineとか買いたいかなぁ、、、?
でも、最近のサンレコはスタジオの写真がソフトシンセだけだから、変わりばえのしない感じだし。。。これが無きゃ音楽出来ない、っていう楽器が無いんだよなぁ。もうそろっちゃってるから」
アマンダ「引き寄せスピリチュアルを書かなくなったわね。。。どうして?」
サブロウ「自然と書けなくなった。自然と消えた。苦しみも消えたし、大きな喜びもスルーするようになった気がする。。。いや、喜びは、あるのかもしれない。今日も夕飯が美味しかったし。ありがたい。けど、そのありがたみは、俳句モドキにした方が良いんじゃないか、とか。いろいろ考えた、というか、自然と引き寄せスピリチュアルを書けなくなった」
アマンダ「もう100歳みたいなもんじゃないの?(笑)」
サブロウ「最近、ありがたいと思うことが増えて、老人みたいになった。でも、まだ40代だなぁ。40代でPORTATONE。50代でなんだろう?、、、60代ぐらいでチェロ。70代で、でっかい絵画。。。ってでっかい絵画は、持ち運びが大変そうだなぁ。。。最低でも100号ぐらいの描きたいけどね。。。紙に描いたら、持ち運びが便利そうだけどねぇ。。。展示が難しいか。。。でも、個展を考えずに、描きたいもの描けば良いんだよねぇ。。。」
アマンダ「80まで生きるんなら、今が人生の折り返し地点ね。100まで生きるんでも、50歳で折り返し地点」
サブロウ「長く生きることが良いことだと思わない人もいるだろうけどねぇ」
アマンダ「病気は安定してるの?」
サブロウ「先月、医者に行ったときが一番最悪だったなぁ。妄想が出ちゃって。。。僕のニセモノが暴力を振るって、僕に罪をなすりつける感じで。。。でも医者に行って話を聞いてもらって、頓服も出してもらったら、治った。。。不思議だよ。頓服飲んでないのになぁ。。。(笑)」
アマンダ「元カノには詐病って言われたてたわね」
サブロウ「本当に病気なんだけどねぇ。統合失調症の薬を飲んでいないと、幻覚・妄想が出るんだよ」
アマンダ「アシッドハウスをやってたわね」
サブロウ「ツイキャスで11人来たよ。。。最後の1人は何分間か、、、長く観てってくれたよ」
アマンダ「そのあと快楽を求めてたわね」
サブロウ「楽は苦の種、苦は楽の種」
アマンダ「全く苦しんでないでしょ」
サブロウ「人生の苦悩を一身に引き受けて生きているんだよ。。。(笑)」
アマンダ「嘘つき!(笑)」
サブロウ「一番キツいのはさ。この人生の楽しみなり苦悩なりを理解してくれる人が僕の周りにいないことだね」
アマンダ「それは友達とか恋人は、いないかもしれないけど、、、家族が理解してくれてるでしょ」
サブロウ「僕は家族と共依存なのか、、、それとも相互依存なのか、、、?」
アマンダ「家族が死んだら、どうやって暮らしていこう、って思ってるなら、依存してるわね」
サブロウ「うーん。でも、家事をやって仕事をやって趣味もやって。。。今と変わらないというか、今より無駄が消えて、良い感じになるんじゃないのかなぁ?、、、食べ物も今は、多く摂(と)りすぎてるし。。。」
アマンダ「目指せ、100歳のアーティスト!」
サブロウ「でも、思うんだけどさぁ。統合失調症から生み出された芸術って、やっぱアウトサイダー・アートなのかなぁ?、、、って思うんだよね。それは苦は楽の種だなぁ。。。」
アマンダ「サブロウは、愛って分かる?」
サブロウ「愛は苦を生み出す。。。とブッダは言ったそうな。楽は苦の種。結局、愛っていうのは、生殖行為で子孫を残すためにあるんだから。子供がいないのは、(自分のことだけど)社会不適合者に思ったりもする。
愛する者が失われると悲しい。これを仏教では愛別離苦と言うらしい。。。」
アマンダ「四苦八苦ってやつね」
サブロウ「家族を捨てて世捨て人になるのが良いのかなぁ?、、、ブッダは、すごいね。でも弟子たちに囲まれてたら、世捨て人ではないのではないかなぁ?」
アマンダ「その意味では、ヘッセ『シッダールタ』の方が聖者っぽい暮らしをしているわね」
サブロウ「各々(おのおの)がブッダになれ。結局は、各々がピカソになれ、各々がバッハになれ、でも良いんだけどさ」
アマンダ「シッダールタは、ブッダよりも上なのかな?」
サブロウ「川の言葉や川の音楽を聴く、また川は常に流れ続けて今が無いことを知る。。。渡し守りというのは、実に自由な生き方だ。シッダールタは、バラモンの子だった。才知あふれる子供だった。結局は、誰もが子供の頃には天才なのだ、と知れば、その天才を伸ばすことのできる大人が少ないというのも現実かもねぇ」
アマンダ「サブロウは、子供っぽいわね。美術の師匠を捨て、那智黒石を学び、音楽の師匠を求めず、文章の師匠も今はいない。。。」
サブロウ「まるでシッダールタじゃないか!(笑)」
アマンダ「努力しすぎることもなく、怠けることもなく、、、中道。妄想を逃れた修行者は、この世とかの世を捨てる。。。って『ブッダのことば』に書いてるわね」
サブロウ「僕にとっては、ブッダは、高い位置にいるから偉い人物。でも、それは僕にとっての偉い人であって、他の人にとっての偉い人物ではないんだなぁ。。。」
アマンダ「当たり前だけど、真理よね。音楽(などの芸術)の思想的背景になるものが、みんな違ってるものね」
サブロウ「バックボーンを持たないと人は脆(もろ)いんだよ。。。青年期に悩むのはバックボーンを持たないことに対する不安だろうね」
アマンダ「思春期の悩みは、どんなものだったの?」
サブロウ「空想の世界でずっと遊んでる感じだったかなぁ。。。悩みがあったのかな?、、、ああ、孤高の存在のように自分を考えていて、大学に入ったら、理解してくれる友達ができる、って考えてたなぁ。。。実際には、できなかったけど。で、今は、オープンチャットに参加してみると、逆に、自分の知識の無さが現れてるなぁ」
アマンダ「サブロウの人生哲学は、結局のところ、サブロウだけの哲学だからねぇ。他人と同じバックボーンじゃない、って証拠だけどね」
サブロウ「100歳になったら、僕の人生哲学が、もっと広がるのかなぁ?」
アマンダ「100歳になって、101歳で何かをはじめよう、って考えてたら人生は成功よね」
サブロウ「まずは、コツコツと買った4冊を読もうかな。。。」
アマンダ「そのコツコツが100歳のときに、消えたり生まれたりして、ちょうどいい知識になるんじゃないかなぁ?」
最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆