感想:『幸せになる勇気』2020.5.5. | まことアート・夢日記

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夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。


感想:『幸せになる勇気』2020.5.5.
徳村慎


まず、弁解しておきたいのが、、、
前に感想に書いた『嫌われる勇気』は、良い本だ、ということ。
それでも、目的論で不登校を論じる、という部分には、違和感を感じた。

でも、今考えてみると、、、
不登校も目的論で論じることも、ケースバイケースで正しいことなのかもしれない。
ということ。

さて、今回読み返した、
『幸せになる勇気』は、、、『嫌われる勇気』の続編。
この『幸せになる勇気』は、愛を軸に語られるのだ。

与えよ、さらば与えられん。
という言葉がこの本には出てくる。

愛は、信頼して与えるもの。与えられることを求めるのは自立していないのだと言う。

愛というのは「わたし」から「わたしたち」へと変わることなのだという。
そして共同体感覚は、愛を広げていくことで得られるらしい。

恋人がいない(結婚もしていないし、子供もいない)から、愛のタスクというのは、何かがよく分からないまま読み進めた。

運命の人というものは無い。
したがって「運命の人がいないから、愛が生まれない」などということは、ない、のだと。

相手は誰でもいいのだと。

『「引き寄せ」の教科書』で「自分軸」が良くて「他人軸」は悪い、というのは、、、『嫌われる勇気』と同じだった印象だが。。。読み方を間違えていたらしい。

というのも、、、

『幸せになる勇気』では、他者貢献が(、、、つまり自分が他人に貢献していると思えることが、)大切と書いてある。

ふむふむ。。。あわせて考えると、、、
自分軸での他者貢献、みたいな感じが良いのか。。。

やはり、僕には、自分軸で、恋人とは無縁にでも、自分なりの幸せを求めて、生きていくのが良いのだと思える。

(目的論のように)引き寄せる。

そしてアドラー心理学の『幸せになる勇気』も最後に、自分で答えを見つけるしかないと書かれている。

自分だけの仏。
手塚治虫『火の鳥』の言葉だ。

仏教の禅宗では「おのおのがブッダになれ」と言うらしい。

アドラー心理学の良い部分を受け止めて、悪い部分を時代に合わせて改善していく。こういうことが良いのだろう。

まあ、これは2020.5.5.時点での感想だ。これから、受け止め方が変わる可能性もある。

哲学、心理学、宗教は、、、これからも一体になって僕の思想を形作るだろう。


最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆