図書館読書日記2019.6.27.
徳村慎
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新たに借りた本
『妖怪図譜』
『マグリット事典』
『ピカソはぼくの親友なんだ』
『風が笑えば』
俵万智 著
奥宮誠次 写真
『年収90万円で東京ハッピーライフ』
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持っているので読んでいる本
『金閣寺』三島由紀夫
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持っていてパラパラと読んでいる本
『本当にヤバい!! 昭和の都市伝説大全集』
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三島由紀夫は、実は元カノが読んでいる、と言ってたので買ったのだが、半分ほど読んで置いてしまっていた。また1から読み直して半分ほどのところなのだが、どうにも進まない。
いや、文体は上手いし、スジも面白いんだよ。
それに美学のようなものが感じられて面白い。
それでも、読み進められないのは、性的なトラウマがあるからじゃないか、なんて自分の過去を疑いたくもなるのだが。
『金閣寺』の主人公(男)は、(女性に)性的なことをしようとしたら金閣寺が眼前に現れて出来ないなんて、なかなかすごいんだけど。
金閣寺のような絶対的な美の対象は、僕には無いなぁ。強(し)いて言えば楽器かなぁ?
特にピアノは、弾きたくてたまらない楽器だった。ギターもそうだった。兄が泣きながらエレクトーンをやっている姿を見たり、兄のギターを触っていたら、お前も自分のを買ってもらえ、と言われたことがある。小学生の頃の話だ。今では、キーボード(デジタルシンセにはじまり、最近ではBluetoothで繋がるミニ鍵盤の61鍵)とギター(最近はウクレレを弾くことが多いけど)も持っている。
楽器も色んなのをやってみたいと挑戦してきたけど。。。
しかし、最近は、テナーリコーダーが欲しいと思うぐらいで。。。
本当はサックスがやりたかったのだが、ポケットサックス「ザフーン」を買ったが、唇が痛くてやめたのだ。あとは100円均一DAISOで買ったリコーダーを持っていて、それをなんとか使っているが、尺八の音域の笛が欲しいと思っている。
前はチェロが欲しかったのだが、チェロっぽくエレアコギターを弾きたいから鉛筆で弦をこすったりしている。(そういう動画がYouTubeにあったので、真似している。)
テナーリコーダーの他には、最近はCASIOのミニキーボードSA-46と、KORGのmonotronDUOを買って、、、安くて小さいなんちゃってデジタルシンセを組み上げようか、なんて考えも浮かぶが、KORGのmicroKEY61Airがあるので、必要ないかなぁ、とも考えていて。。。
でも楽器は、『金閣寺』の主人公の金閣寺のような美の対象としては小さいものなのだ。絶対これじゃないとダメという理由が楽器には無い。ソプラノウクレレ、ソプラノリコーダー、カリンバ、monotronDELAYの4つが持ち運びできて面白い楽器かと思うのだが、まあ、その中でもウクレレが良いかなぁ。
あとはヒューマンビートボックスがあるし。3DSでDS-10PLUSもあるから、iPhone5sやXRでKORGのGadgetとか、それでシーケンスも出来る。。。ってなんでモバイル楽器にこだわってんだ?
それにしても、これだけは譲れないという楽器が見つからない。やはり『金閣寺』のような美学を持ちたいが、理想でしかないのかなぁ?
そして、ドローイングは、色んな画集から影響されてスタイルを広げたいと思うので、今回も図書館で美術の本を借りてきた。
前回まで借りていた『現代アート事典』は、とても分かりやすく現代アートを解説してくれていて、読み終わってちょっと達成感があった。現代アートが分かった気になるのだ。
『妖怪図譜』『マグリット事典』『ピカソはぼくの親友なんだ』は、3冊とも絵の本だ。日本画、写実的なシュール、抽象的な絵画。これを読んで、ドローイングの幅を広げたい。まあ、最近はバスキアっぽい描き方が好きで、僕はドローイングを描いているけど。バスキアは、アールブリュットのような描き方で面白い。
昔はダリが好きだったけど、リアルなのが好きだったんだけど、最近は抽象に近いシュールの方が好きだ。ダリの初期作品とか。
しかし、今回はマグリットだ。シュールレアリスムの不思議なリアリティがマグリット。まあ、ダリもそうなんだけどね。
『風が笑えば』は、短歌と写真の本だ。
最近、俳句モドキが季語を入れなくなっているので、むしろ短歌から影響を受けた方が良いのか?……なんて気持ちで借りた。あとは、写真も影響を受けて撮ってみたいと思う。
『年収90万円で東京ハッピーライフ』は、図書館を利用していると書いてあったので借りることにした。図書館を利用すると、本当に楽しい。無料で本が借りられて色んなジャンルが読めて。興味の無いジャンルでも、少しでも気になれば借りられるのが無料の手軽さだ。
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最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます。
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