ドローイング2019.3.29. | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。


ドローイング2019.3.29.
徳村慎




右手の人差し指と中指をケガした。
左手の中指のケガが治ったばかりなのに。(ウクレレ弾くのに弦を押さえると皮が薄いのか、まだ痛いけど。)

ボルボックスを描いた。
好きなんだよね。太陽に顔があるみたいで。

左利きだから、もっと上手く描けるけど、こういうのを描いてるとホッとする。でも字は右手なので、Makoto.Tokumuraの字が今日は下手くそ。(笑)

まあ、ケガした時のサインは、こんな感じだって思う。

上のボルボックスは、上手すぎてダメだなぁ。
下のボルボックスがいい。
でも、円を描くのにもっといびつな円をかけた方が良いと思うけどなぁ。うーん。難しい。

円相という言葉がある。禅画で悟りの境地を表現したものが円なのだ。

その円とボルボックスは似ている。

ピカソは子供のように描いた。しかし、子供にはなりきれなかったんじゃないかなぁ?

クレヨンだけで描くと、いわさきちひろ、っぽいな、とも思う。いわさきちひろも、デッサン力がありながら、ぼんやりとした線にこだわった点では、僕の中ではピカソに匹敵する。あのパステルのかすれた線とか、水彩のにじんだ色。好きだなぁ。やっと、いわさきちひろの絵が分かってきた。

人の好みというのは、幅が広がるばかりで、嫌いにはならない気がする。

最近は、少し下手なものに、心を奪われる。
シンプルなもの、と言ってもいいかなぁ。
ツイキャスライブのギター弾き語りとかで、音が少しフラットしてる女性ボーカルとか。ああ、いいなぁ、と思う。

TVで観る歌手は上手いから、面白みに欠けるというか。だけど、上手いのを聴きたい時もあるけどね。

面白み、かぁ。
『ヘタウマ文化論』という本で、上手下手より、面白みを求めるのが日本人なのだ、と書いてあった。

ボルボックスは、僕が4〜6歳ぐらいに描いたものの真似なのだ。でも、上手くなっちゃいけないと思う。
ビートたけしも、村上隆との対談本『ツーアート』で言っていた。絵は上手くならないようにしている、と。

ケガをした時に描ける絵の方が、人に訴える力があるとするならば、デッサン教育とは何だったのか?

デッサンしてきた日々があったからこそ、今の僕が居るんだけど、それでも、デッサン力なんてものは、絵にとって、1つの技法でしかないんだなぁ。なんて思う。


最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます。
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