詩『4年前の海月は空中に浮かぶ』

詩『4年前の海月は空中に浮かぶ』
徳村慎


あの時あれは4年前
海月の詩を書く僕がいる
空中に浮かぶ海月たち
僕を襲って殺すんだ

神仏求め旅立った
あの頃僕は若かった
海月は見ると美しく
聴くと音楽奏でてる

それでも海月の毒に当たり
死んでしまうのが運命
生きても僕は僕ならば
死んで眠って夢を見よう


＊海月(くらげ)

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