徳村慎
なんと面白い本だったことか!
この本の続編も読んだけど。
あの世が楽しい場所だと知った。
あの世は、全てが満たされる完璧な世界だから、つまらなく感じてこの世という不完全な世界を作った。という意見。
おおおー。やっぱりワンネスなのか!
しかし、ワンネス(この本の中ではワンネスという言葉は使われていないが)は、満たされるから、何でも出来てつまらないという。
なるほどねぇ。
じゃあ、今、芸術をやっているのは、欠けた存在だからなんだなぁ。ふむふむ。
で、今日、医者に行って、鬱っぽい気分をどうすれば良いのか、聞いてみた。
僕「なんか、暇になると鬱っぽいんです。仕事とか何か作業があると鬱にはならないんですけど」
医者「それは鬱じゃなくて、空虚なんだね」
僕「この気分は薬とか飲まなくて大丈夫ですか?」
医者「薬とか飲まなくても、大丈夫でしょう。散歩とか身体を動かすとかしたらいいと思います」
ということで目からウロコ。ああ、鬱じゃなくて、空虚なのか、と思った。
『あの世飛行士』を読み終えたら、モヤモヤが晴れてきた気がする。それとも医者に言われるまでもなく、鬱ではなかったということか。
病気だと考えるから病気になる、とも書いてあった。だから、ああ、病気じゃないのか、と。空虚を乗り越えるには、身体を動かすこと、か。
そういや、最近、お酒を飲んだ次の日に下痢になるなぁ。もう40歳になると、お酒をガンガン飲めないんだなぁ。かといって酔いもそんなにないしなぁ。うーん。酔っぱらいたいなぁ。酔うには、量飲まないといけないし。飲むと下痢だし。ってグルグル回る思考。(笑)
『あの世飛行士』は読んでて気持ち良かったなぁ。酔うというほどまで行ったかどうかは分からないけど。
今日は、医者の他にも行って来た場所があって。お世話になってた作業所なんだけど。正式に退所した。那智黒石の仕事を父に手伝ってくれ、と言われて僕のやることも増えたんだよね。まあ、それで給料が安定してたら何の問題も無いけどねぇ。(笑)
でも、まあ、ワンネスになっちゃうあの世まで、この世を楽しむよ。今は孤独に楽器を触って音楽作ってるけど、あの世に行ったら全員音楽家。というか、音楽家と一体になっちゃってる訳で。出来ないことが無いのだ。笑っちゃう話だなぁ。何の差も無い世界なんて。だから差のある世界(この世)を作って神さま的なワンネスが遊んでるのか。本当に分かりやすい話だなぁ。
もう頑張らなくても良い。けど、この世の楽しみは味わおうっと。コーラ飲みたいと思ったらコーラを飲んでいるような、あの世だと、1ヶ月に一度だから美味しく感じるってことも、無いんだろうし。あの世って禁欲主義者には不便な世界だねぇ。(笑)
我慢して、我慢して、我慢して、忘れた頃に味わうものって物凄い気持ち良くて、快楽なんだよねぇ。
あの世=ワンネスについて。
すごく突き抜けて分かった。
図書館でワンネスの本を探したんだけど、無かったんだよなぁ。うーん。自分で買うしかないのか。それとも、もう読まなくても良いと、僕の神(とか運命というのか)が言ってくれてるのか。
今読みかけの本も、ちょっと興味無くなっちゃったなぁ。ようやく理解出来たというか。この先は、楽しむ読書が必要で、(今までもさんざん楽しんで来たんだけどさ。)知識を入れることは必要無いような気持ちになってるんだよね。
ああ。気持ち良い。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございます。
ヽ(o゚ェ゚o)ノ
