夢日記2018.11.24.
徳村慎
那智黒石の天然石加工の夢。
有馬の家の前に工房があって、僕が天然石でペン立てのようなものを加工している。
すると10月なのに雪が降ってくる。父にみぞれが降ってきた、と報告する。
熊野(木本の辺りか?)の工房と神上の工房にも品物を持っていかなあかん、と父が言う。その準備のために、有馬の家で口の中に入った石をすすぐ。
有馬の家は、ベランダが無い感じ。
**解釈
思いっきり那智黒石の加工なのだが、工房が沢山あるという。これは、夢物語だねぇ。(笑)
一度、神上の工房ではなく、有馬で作業をしたことがあったけど、井戸水じゃないから、水道代が高くなってしまって、ダメだったなぁ。1ヶ月ぐらいで作業を中断した。
雪、は、すすぐ、とも読むらしい。確か、俵万智の短歌にあったのだ。雪ぐ、かぁ。綺麗な言葉だ。心の中を洗ってくれるような。
10月なのに雪が降り、那智黒石を切断したのか、口の中には石のカケラが入っていて。
そういや、漫画『宇宙兄弟』でレゴラスってのがあったな。宇宙では風化しない(水や風が無い)から、月の砂は、丸くなってないんだそうだ。切断したばかりで飛んでくる石の粉(カケラ)もそうだ。鋭い。
みぞれ、は雨まじりの雪だ。なのに、夢では雪が降ってきたことを、みぞれだ、と言っている。まあ、そこは夢なので。(笑)
おそらく、夏場に食べる売ってるかき氷がみぞれ、って名前だったから、そんなことを思ったのだろう。
そういえば、僕は、24日に、アイスを食べた。
なんだか予言っぽいなぁ。(笑)
父が仕事をするのも、そろそろ限界が近づいているらしく、父本人が言っていた。工芸作家には、定年が無いからなぁ。工芸作家も、老齢化が進む世界だから。なんと、那智黒石の仕事をやっている人で最年少が(2歳上の兄と)僕だったりする。40歳が一番若いのだ。
仕事をしていると、心が落ち着く。
壁は、あるけど、それを考えなくなる。
とことんやったり、別のことをやったり。それが解決法なのだという。
『はじめての「禅問答」』を読んでいて気づく。
即心是仏。非心非仏。
自分は、何もしなくても仏であるのなら、誰かになる自分でなくて、誰でもない自分は、何をやっても自分なのだ。
なるほど。なるほど。なるほどなっ。
壁は、感じようとするから壁である。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございます。
(≧з≦)