絵画2018.11.2.-2 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。



絵画2018.11.2.-2
徳村慎

『奇岩と悟り』

精霊は惑わすことなく貝の中から出たり入ったりしている。海の精霊なのだろう。奇岩は鬼を表す。つまりは鬼ヶ城なのだ。そこで悟りを開くのは1人の僧。男として描いたが、女でも通用する表情だ。尼かも知れない。鬼のような荒々しい奇岩の上でしか悟りは開けなかったのだろう。また、それを僧(尼)は望んだのかも知れない。

奇岩、鬼ヶ城は、三重県熊野市に実際にある場所。荒々しい海に面していて、波が削った岩がえぐれている。

海の精霊が悟りをもたらしたのか、悟りを妨げるものなのか。お好きな方を選んで下さい。