俳句モドキ〜犬の鳴き声 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

俳句モドキ〜犬の鳴き声
徳村慎


犬の鳴き声深夜に聴こえ

婆ちゃんのアサガオ咲いた
*亡くなった母方の祖母から種を貰ったという母。「婆ちゃんが今年もやってきた」と母が言った。


アゲハ蝶飛んで

あずまやで昼を食べる

アゲハ蝶蜜を吸うでもなし

あずまやで寝転ぶ夏の昼

まだ暑いか続くのか

腰が痛くて母に踏んでもらう

痛む腰宿っているのは仏さん

腰よ痛いか満腹でも

山頭火になりたくてもなれない
*『山頭火    俳句のこころ書のひびき』を読んでいる。禅である。そして孤独である。俳句も到達した境地がある。旅をしている。なりたくてもなれない。


ただひたすらに箒になっていた昼終わりもう夜
*箒(ほうき)。箒を使って仕事をした。


腰の痛みを感じながら本を読み終わる

深いなぁやはり『ハウルの動く城』
*『ハウルの動く城』を観ている。


目を使い軽く頭痛の夏の夜

眠いけど寝たくはなくて


最後まで
読んでいただきまして、
ありがとうございます。
ヽ(≧▽≦)ノ