感想『給食の時間』 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。



感想
くりた陸『給食の時間』


久しぶりに少女マンガを読む。病院に行った時とか高校で女子に借りて読んだりしていたので違和感は無い。結構、少女マンガが好きだったりする。

この『給食の時間』は小学校の先生(男性)がストーカーになって、それがきっかけで偏食になってしまった小学生の少女が主人公だ。そして田舎に引っ越して給食で偏食が治っていく。けっこう重めのテーマだが柔らかい描線が優しく包む感じで良かった。

前半は食に関する話。後半に行くほど恋愛の話になっていく。「偏食大王」と呼ばれる主人公が自ら料理を作るまでになっていく。前向きに変わっていくのだ。

心があたたかくなるマンガで本当に読んで良かった。

徳村慎



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