感想『宇宙女囚第一号』 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。



感想
海野十三『宇宙女囚第一号』

ネットの青空文庫のもの。

面白い。立体を送受信する装置。映画の『ザ・フライ』というハエ男の話とか、『スターゲイト』という惑星間転送装置を思い出した。

人間が限界まで頑張ればどうなるのか?

それがSFであるような気がする。まあ、違うものもあるかもしれないが。

科学を信じて自己犠牲で立体送受信装置で火星に行く婚約者。悲しくも滑稽な話だ。僕ならショックから何年かは立ち直れないかもしれない。

地球にやって来た宇宙女囚と同じく、婚約者は火星の宇宙女囚になっているのだろうか?

短い話の中に面白さが詰まっている。

徳村慎



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