感想マイケルジャクソン | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。


感想
マイケルジャクソン(YouTube)

昨日からマイケルジャクソンを聴いている。歌声は綺麗なハイトーン。ビートの効いた音楽やバラード等の気持ちの良い音色のバッキング。ダンスもキレがある。スリラーなんかは映画を観ているような不気味で美しい世界だったり。→PVのお金の掛け方が半端じゃないんだろうな。(笑)

少年時代のジャクソン5のABCも好きだ。既に甘い歌声をしていてアイドルを崇める観客の騒ぎ方は最高潮。

実はアルバム『スリラー』は兄の買った1番最初のCDアルバムだ。アルバム全体を聴くと、あのリズムマシンの音色が今聴いても未来的だと思うのは僕だけだろうか?……確かに今ではEDMが存在するし、シンセに寄る音色作成が未来的な音色に迄高まっていて、其れは其れで凄いし、好きなのだが。ではマイケルジャクソンを聴いた時の衝撃が今のEDMに有るのか?……と自問すると「無い」と答えるしか無い。歳を重ねると感動が減るのだろうか?(笑)

兎に角、マイケルジャクソンを聴くと彼の頃の感動が蘇る気がする。キング・オブ・ポップと言われるのも頷ける。彼が(TVで観た『THIS IS IT』の映画の中だったと思うが)ライブの準備シーンでキーボーディストに「もっとシンプルなコードで」と指示している姿が印象的だ。音楽理論の歴史で言えばバッハの時代(バロック音楽)には既にダイアトニックコードは完成されていた。その後(新古典主義)にテンションコードやその展開和音が考え出された。更に複雑なコードは不協和音へと発展する。つまりテンションコードは不協和音への一歩手前であると言える。美しい和音を求めればダイアトニックコードで充分とも言えるだろう。(別にダイアトニックコード以外を否定している訳では無い。)彼の世界が綺麗なのはハーモナイズが美しいからでもある。彼の美しい心の世界を表現しているからだと僕は信じる。

徳村慎





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