ロックバランシング2015.秋7
徳村慎
かなり以前のような風景に戻りつつある浜辺。台風などで砂が多くなっていたが、その砂も波打際から堤防までの半分が飛ばされて御浜小石が露出している。様々な色彩の御浜小石は個性があるのに浜という場所では風景の一部。人間の群像である社会も似たようなものか。社会は人間のコントロール出来ない生き物となる。それを大きく捉えればガイア(地球)という生命になる。
生命。そうだ。石だって生命なんだ。一つ一つの石は人間よりも古い生まれを持つ。そこにパワーを感じるのは不思議ではないと思う。
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