詩『歩けば握る手』
悩みを抱えて床を見つめた
白の中には白しか無く
ただただバッハが流れている
気持ちは曇る空のよう
昨日飛んだ蝶は捕まえられず
明日羽化する蝶など知らず
ぬるま湯の孤独に再び浸かり
疲れた笑いを浮かべてた
貴女もきっと床を見つめて
今日停まる蝶が隠れてしまった
傷つけたとか伝わらないとか
離さないって嘘だったとか
言葉が僕を苦しめてるのに
言葉が貴女を苦しめて
歩けば握る手を感じて下さい
未来を信じてみて下さい
僕も貴女のような人を探して
しっかり握って歩きます
離ればなれにならないように
ギュッと握って歩きます
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