詩『捨てて』 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

浮かんだメロディーなんて捨てて
書き留める事などしない方が良い
泣きたい気持ちは誰にでもある
輝きたいなんて誰しも思う

自由なんて言われたくなかったよ
嬉しいけれど悲しいだろ
求め続ける心の真ん中に
居ないなんて思われたくないし

繋がる声は素直なまま
変わったけど変わってないんだよ
拗ねてしまうのは同じなんだね
僕だって上手に甘えたいのに

誰かのギターに男女の別れや
隣に座って星を見るような
同じ気持ちを抱いてたんだと
切なくも温かくて淋しいよ

それでも僕は捨ててしまうよ
声を出して歌うこともしない
散歩の道の緑の香り
吸い込んで吐き出した

戻れないけれど
離せないんだよ
光の言葉を
くれる君を

戻れないけれど
離せないんだよ
光の言葉を
くれる君を

何回目かの過ちだって
そんなの卑怯者の後付け理論
形になっていないからって
投げ出すことはもう出来なくて

無けりゃ生み出しゃ良いんだろ?
必要は発明の母なんだろう
そうなりゃ僕は完全に
君との恋を生み出すんだろう

温もりを思い出す度に
守りたいなんておこがましいほど
甘えて甘えられたい触れ合いたくて
周りを不幸に落としても僕は

ただ君を手に入れたいだけで
ただ歩む道を示し手を繋ぎたくて
僕を嫌いな時があっても良い
ただ見返りの無いひた向きを
受けて欲しい

戻れないけど
離せないんだよ
光の言葉を
くれる君を

戻れないけど
離せないんだよ
光の言葉を
くれる君を

ほら僕の瞳には
誰が映ってる?
素敵な顔が
微笑んでいるよ









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