『脱獄の果て、森の奥』16爺サマ、と呼ばれる長老の部屋へと入っていく。藁ぶきの住居の中へと。オレは今にも死にそうな長老を見た。なんと獣人ではなくロボットだった。皮膚は確かに生体の獣人だが、中身は機械仕掛けだ。オレには分かる。「…これなら直せるかも知れない」「ヤッパリ治ルノカ?」オレはナイフを借りて自分の左手首を切断した。中から機械部品が出て来る。「多分こいつだ。爺サマの中身が断線し掛かっているんだ。交換すりゃ直せる」オレは爺サマの身体をナイフで開き、機械の故障を見つけた。iPhoneから送信