『脱獄の果て、森の奥』16 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

爺サマ、と呼ばれる長老の部屋へと入っていく。藁ぶきの住居の中へと。オレは今にも死にそうな長老を見た。なんと獣人ではなくロボットだった。皮膚は確かに生体の獣人だが、中身は機械仕掛けだ。オレには分かる。
「…これなら直せるかも知れない」
「ヤッパリ治ルノカ?」
オレはナイフを借りて自分の左手首を切断した。中から機械部品が出て来る。
「多分こいつだ。爺サマの中身が断線し掛かっているんだ。交換すりゃ直せる」
オレは爺サマの身体をナイフで開き、機械の故障を見つけた。

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