『お茶と雨』2僕はお茶っ葉になりたい。お茶の底に沈み、何者からも見られずに生きていたいのだ。ここで僕は本当に自分がお茶になる白昼夢を見た。あるいは宇宙への扉のような異次元世界への入口が開いていたのではないか?つまり本当に僕はお茶っ葉になったのではないか、と思うのだ。お茶っ葉の周りを無数のホコリのようなものが漂う。これは宇宙船だ。iPhoneから送信