『ゲミアスの義手』52四駆が迎えに来た。エド博士とキャシーはそれに乗った。キャシーは精神安定剤でボーッとしている。そして揺れる四駆の座席で眠ってしまった。ヨダレを肩に垂らしている。「キャシー。すまない。キャシー。すまないなァ。子供しかゲミアシストに適合出来ないなんて。しかも女の子じゃないといけないなんて。設計段階では不具合は無いはずだったんだ…。それなのに兵士として戦場に送らねばならないなんて…」