『ゲミアスの義手』23バラバラバラバラ。ヘリコプターが家の真上を飛んでいるようだ。窓の外を見るとロボット警官が並んでいる。「キャシー。囲まれてるぞ」「本当だ。エド博士は悪いことしたの?」「んなわけないだろ。ま、時々公道でスピード違反してるけどな」「やっぱりゲミアスの義手の開発は新政府ヤマトにとっては敵なのかな?」「よし。じゃあ、ゲミアスの義手の力を見せつけてやるかな」「え?逃げる気?」「だって、この新政府はヤバいだろ。人間が機械の言いなりになっちゃいかんのだよ」