『ゲミアスの義手』19

毎日１～２時間エド博士と美少女キャシーはセッションした。
「音楽って、こんなにも面白いなんて思わなかったね。すごい」
「本当だね」
エド博士はキャシーの髪を撫でた。クーラーもかけずにライブ録音をやっている。TASCAMのポータブルレコーダーに録音し終えて汗を流す。
「ねぇ。婚約者でも、一緒にお風呂に入ったらダメなの？」
「まあ、まだ未成年だしね」
キャシーの全身からボディーソープの香りがした。２人は幸せだった。