『ネコロビ』137

「今日は、いったい何日目やろ？」
「５日目ズラ５日目の夜中やで」
「こんなに明るいやん」
「アホぬかせ。これは夢じゃ」
「夢？それやったら起きな」
「起きな」
「起きたい思っても、この世界で眠りにつかな起きんやろ」
ゴロゴロゴロ。岩のゲハニタスクが転がって来ました。
「お前らも迷い込んだんか？こっちじゃ。ついて来い」
「しゃあないな。ついて行くか」
「待ってゴン兄ちゃん」