『ネコロビ』132「オレはネコロビ!ネコロビやで!」「なぁに、ネコロビちゃん。何か叫んで起きたけど」美咲さんがコップに水を汲んで持ってきてくれた。美咲さんの小さな体では、コップも重たいだろうな…。とネコロビは思った。それからまた1日中シタールのようにギターを弾いた。そして起きてきた桜とギターを交代した。桜のギターもインレイが施されていて、きれいだった。