『ネコロビ』125「気に入ったぞ。そちは宮廷音楽家として暮らすが良い」ネコロビは殺されずに済みました。しかし、みぃなちゃんは雪男の手に渡り、ウケレの森から救い出すことは出来ません。そう思いながら眠りに就くと、夢を見ました。何やらケータイ電話を使ってネコロビのことを書いている小説家のようでした。もちろん、アマチュアの作家でしょう。ネコロビはそのブログ作家に声を掛けます。「これからオレは、どうなるんですか?」「音楽家として役に立たなくなって殺されて食べられる」「そんな馬鹿な」