『ネコロビ』104「うおおおん。うおおおん」ぶら下がりは川沿いに南へと森の木々を飛び渡っていきます。「しもたなァ。みぃなちゃんの居場所が分からんようになったなァ」「ゴン兄ちゃん、どうしたら、ええんやろ?」「どうするって、これで処女のまんまやけど、野垂れ死にするかもなァ」「そんなんアカンよ」「そうよ。ゴンちゃんらしくもない。ぶら下がりみたいな後ろ向きの考えよ」