※毎回毎回、同じ注意事項を繰り返していて恐縮ですが、念のため。
僕の場合、他のオフ報告レポートと同様、今回も「事実の正確さ」よりも「当時の雰囲気の再現」に重点を置き、オフ会に行けなかった人でも「読み物」として楽しめるよう、ネタ的に若干の誇張・脚色を加えて書いておりますので、予めご了承ください。
さて。前日にリヒ君が体調を崩したとのことで『胸に塗る風邪薬の代用に、キンカンは使えるだろうか』等と、薬学の知識が少しでもある方なら目を剥くような、間抜けな会話をした挙句、「よく分からないけど、ともかくあったかくして寝ておけ」とむちゃくちゃなことを言って寝かしつけて・・その後、12時頃でしたでしょうか? 熱が39度にまで上がった・・という瀕死状態のリヒ君から、連絡がありました。
ホムンクルス並の体力のきさとさんなら、ここでバーッと一気に高熱出して、明日にはケロリ・・というパターンなんだけどなぁ、と思いつつ、でもリヒ君病弱そうだし・・難しいかなと、紫アル君にリヒ君の欠席を伝えた後に、mixiコミュのトピでも報告。
人数が少なくなりそうだなぁ・・とあらためて当日飛び入り参加をひつっこく呼びかけ(粘着体質)、行けなさそう・・とメールを寄越してきた大王にも「遅れてもいいから、来れそうならおいでよ。迎えに行くから」と説得・・つか、利奈皇女に魔犬さん召喚させようかな・・ああ、でももう夜遅いよな・・とようやく諦めて就寝(でも飽きっぽい/え?)。
そして朝・・リヒ君から「熱・・さがっちゃった」という旨のメールが。
とっさに「きちゃえ、きちゃえ!サプライズだ!」と、無責任なレスを打ってしまいました。まぁ、もちろん無理せず・・約束の時間に来れそうかどうか体調をみて決めなよと、なけなしの思いやりも添付しましたが。
やっぱり人数多い方が、楽しいですもんね(鬼)。
さてさて。僕は一足先に出立して、伊丹空港から阪急電車で梅田に来るという紫アル君を迎えに行きます。
前日は雨でしたし、『午後からグズつくらしいよ』と、リヒ君からのメールにも書いてあったので、念のために折りたたみ傘を鞄に忍ばせながらも、空はそこそこの晴れ模様。暖かいというよりむしろ、暑いぐらいだなと、扇子をバタつかせながら電車に揺られていたら、紫アル君から「快速乗っちゃったみたいで、早く着き過ぎそう」という連絡が・・そーいう罠があると思って、念のためにと気持ち早めに家を出て正解でしたね(苦笑)。
こちらも紫アル君が梅田に到着する予定時刻の数分前に下車したので、阪急駅まで小走りで行けば、ほとんど待たせないタイミングでした。
「2階と3階のどちらのホームに着きましたか? 分岐点になるエスカレーターの前まで来てるんですけど」・・と、携帯電話で尋ねたところ「3階? なんか、2階中央改札って矢印書いてある階段があるから、これ降りる」という返事。
本当ですか、大丈夫ですか、というか、ちょろちょろしないでおとなしくしていたら、僕が迎えに行きますから・・と思いつつ、待つこと数分。迷ったかナァ? と、再び電話をかけようとしたら・・遠くから、花柄の黒いズルズルが、大きな荷物を引っ張りながら駆けてきました。
ハイデ◆この暑いのに、なんつー格好ですか、アル君・・まぁ、おかげですぐに見つけられましたけど。
紫アル◆だぁってぇ・・ハイデさんがゴスロリ好きだってゆーから、着てるとこ見せたかったんだもん。
ハイデ◆重たそうだし、荷物になるから、無理して持ってこなくて良いよって、あれほど言ったのに。
紫アル◆重たくないよう。これ、ボクが持ってる中では軽い方だよ・・生地、触ってみて。ほらほら。
ハイデ◆どれどれ・・ああ、カーテンみたいですね。
紫アル◆ハイデさん、ひっどーい! そりゃあ・・確かにそれっぽいけどさ・・でも、ハイデさんのためにせっかく着たのにぃぃぃ!
ハイデ◆脱がさせてくれる訳でもないのに、見せびらかすだけだなんて・・生殺しだなぁ。
中の人同士は初対面なんですが、すぐにお互いが分かったし、すんなり会話になったのは・・もちろん服装をある程度教えてあったし、顔写真の画像も交換していましたが・・前もって電話で声を聞いていて、雰囲気を掴んでいたのも理由のひとつでしょうかね。
さてさて、梅田からなんばに一度出て、高島屋のデパ地下で、バームクーヘンと魔犬様専用餌を買う・・という予定。
紫アル◆大阪の地下鉄は分かるんだもーん! 分かるんだよ、ハイデさん!
ハイデ◆はいはいはいはいはいはいはいはい・・御堂筋線は・・こっちね。コインロッカー・・大型ロッカーは、JR駅のを想定してたんですけど・・このへんにもあるかな?
紫アル◆ハイデさーん、コインロッカー見つけたぁ!
ハイデ◆入りますか? 大きなのじゃないと入らないかもって、わざわざサイズ測って、ぎゃーぎゃー騒いでたじゃないですか。
紫アル◆予定してたトランクよりも、小さい鞄にしたもん。そんで、ぎゅーーーーってしたら、多分、入るって・・えーーーーい!(ぎうぎう・・と、荷物と格闘を始める)
ハイデ◆まぁ・・赤ん坊を遺棄できるぐらいだから(爆)・・そのぐらいの荷物なら、押し込んだら入りそうですね。
ようやく身軽になった紫アル君を連れて、なんばへ・・地下街はいまいち苦手なんですが、途中で案内板を見たりして、ほぼロスタイムなく目的の店に到着して、紫アル君お目当ての魔犬様専用餌こと「一咲」なるお菓子を購入。聞けば、以前魔犬さまに頂いて食べたのが美味しくて、すっかりお気に入りになったのだそうです。
ハイデ◆さて・・あとはバームクーヘン・・と。リヒ君が買ってくる予定だと言ってたのは、これ・・で良かったんでしょうかねぇ。
紫アル◆ハイデさん、あのね、あのね。
ハイデ◆はい、なんでしょう?
紫アル◆ボク、白ちこれいとキライなの。
ハイデ◆まだ言いますか!
実は、紫アル君は前々から、バームクーヘンの丸かじりの話題になるたびに、ホワイトチョコレートが苦手だと繰り返し主張し続けていたのです。
チョコレートが大好きで、牛乳も欠かせないという人が、なんでホワイトチョコレートが嫌いなのか・・そこに論理的な整合性がまったく感じられません。
まぁでも、本場のホワイトチョコのバージョンだけでなく、普通のチョコレートをかけてあるバージョンも売られていたので、白黒1本ずつのセットになったものを購入。
ハイデ◆これ・・だけで足りますかねぇ。
紫アル◆足りるよ。4人でしょう? ボクらと、利奈皇子と、おか兄さんで。
実は5人なんだよ(爆)
王様の耳はロバの耳の床屋さん状態で、言うに言えない苦しさを抱えつつ、なんばから梅田にトンボ返り。
ちょっと時間もあるし、じゃあ、ヨドバシカメラの上に最近オープンしたというスイーツのお店をのぞいてみましょうか・・と、提案させていただきました。
いつだったか、チャットで利奈皇女がそこの店のホームページを紹介したところ、紫アル君が「ハイデさん!連れて行って!」と、拡大フォントで大騒ぎしたのを覚えていたからです。それも、1回きりのきまぐれじゃなく、2回も同じことがあったのですから、よっぽど行きたいのだろうな・・って。ところがそのフロアは、スイーツのお店が何件も集まっていたのです。
ハイデ◆店の名前は覚えていないんですが、場所は間違いありません。アル君・・お店の名前、知ってるでしょう?
紫アル◆ハイデさんが覚えてくれていると思ってた。
ハイデ◆僕は近代的合理主義者なので、必要ない知識は忘れることにしているんです。記憶容量は有限ですから、有効活用しないと。
紫アル◆必要なくないじゃん。今まさに必要な知識なのに。
ハイデ◆あんだけ行きたがっていたんだから、アル君が忘れるわけないと思ってたんですよ・・しかたないなぁ。店名を見たら、ひょっと思い出すかも知れませんね。
そこで、くるーっとフロアを見回して、記憶に引っかかるかどうか、試してみました。多分、ここ・・という店を一応、見つけたのですが、紫アル君は何を思ったのか「全部見よう、全部・・」と、僕の手を引かんばかりに奥へ奥へと進みます。
ハイデ◆まぁ・・甘味だけじゃなくて、お昼ご飯も食べておかないといけないかもしれませんしね。
結局、あれだけ騒いで連れていけと言ってた割には、入店したのは別の店でした。僕はパニーニのサンドを、紫アル君はパスタを注文・・待っている間にリヒ君から『今、電車の中』というメールが届きました。
紫アル◆メール? 誰から?
ハイデ◆別に・・なんでもありませんよ?
思わず口許が笑いそうになるのを堪えてそう答えると、紫アル君は納得がいったような、いかないような、微妙な表情をしていましたね。紫アル君がのんびりパスタを巻いている姿をぼんやり眺めて、ふと時間に気付く・・あ、そろそろ移動しないと遅刻するかも。
後で考えたら、泉の広場のすぐ近くで昼食をとれば良かったんでしょうけど・・まぁ、急げばなんとかなるかな、と思っていたら。
紫アル◆荷物、荷物・・コス衣装持っていかなくちゃ!
ああ、そうでした・・じゃあ、一度地下に降りて? あの荷物持って、再び地上に出ていくのもナンだから、ホワイティつっきって行くか・・と、予定を急遽変更したのも間違いの素でした。もれなく絶賛迷子札。だから僕、地下道は苦手なんだって。
ちびハイデ君も登録したての頃、よく地下道で転がってましたっけね・・だから「地下道とか、貧民街とか・・そういう暗い場所に行くんじゃありませんよ」って、憲兵司令部に呼び寄せる前には、よくそうやって言い聞かせたもんです。
そう、我らが誇り高きアーリア民族は、常に輝かしい光に照らされていなければならないのです! 我が帝国に栄光あれ!
・・などと意味不明なことを考えて盛り上がっているヒマがあったら、即実行。
ハイデ◆申し訳ありませんが、一度、地上に出ましょう。
紫アル◆うん、ついてくから。
重たそうな荷物を何度も「持ってあげるよ」「大丈夫」と押し問答しながら、階段を上がり・・方向は間違ってないな。HEPが見えるあたりに出ることができました。もう5分ぐらいで着くな・・と思った頃には、既に待ち合わせの時間・・・やっちまったー・・と歩きながら、リヒ君と利奈皇子に『遅れる』と、メールを打つ。
ハイデ◆テンコーさんにもメールお願いしますね。
紫アル◆う・・うん、分かった。
HEPの裏から、東通商店街の外側、御堂筋線に沿ってやや進んで地下に入れば、すぐに泉の広場です・・ちょっと裏技っぽいルートですがね。到着してクルッと見回して・・紫アル君が「ああああああああっ! リ・・リヒさんっっっ! なんでっ!」と、喚き始めました。
リヒ君◆熱下がったから、きちゃったよ。てへ★
紫アル◆ひっどーい! mixiの日記に『行きたい、うずうず』なんて書いてあったから、無理しちゃだめだよって、ボク、メールしたのに!
リヒ君◆その時点で、僕、電車に乗ってたんだよね。
紫アル◆ちょっ・・なにそれー! ハイデさん、なんとか言ってー!
ハイデ◆朝の時点で、来るって聞いてた・・つか寧ろ『おいで』って煽った。
騙されたーッ! と紫アル君が喚いている間に、おかエドさんが合流・・あとは・・利奈皇子か。
『黒の上下に、@@@の鞄持ってるのがオレだ』というメールを貰っていたので、黒ずくめの女性を捜す・・って、あの娘しかいないんだけど・・なんか、イメージとちょっと違うな・・もう少し・・言っちゃナンだけど派手そうな娘だと思ってたのに・・でも、他に黒い服・・いないよね?
すーっと歩み寄って、思いきって「利奈さんですか?」と声をかける・・が、女性はあっさりと「違います」とあっさり返された。
あ、失礼しました・・とスーッと戻ると「もう着いてるけど、どこにいるの? 僕らは噴水の前の靴屋のあたりで4人、たむろしてるよ」とメールを打つ・・が、なぜかレスポンスがない。
予約している1時を回ってしまったので「1時半まで待とう。とりあえず利奈皇女は来てるはずだから、5人で確定の電話入れておいて」と、リヒ君に頼んで、さらにキョロキョロ・・そのうち、マークしていた女性が、すーっと僕らを遠巻きにして、こちらに視線を送りつつも、ホワイティの方に行ってしまった。
どーしたんだろう・・と思っていたら、不意に背後の方から「気付いて貰えねぇっス!」と喚きながら、魔犬さまが!
魔犬様◆ずっと、すぐ近くにいたんスよ! 紫アルは俺の顔知ってるはずなのに、どーして気付かないんスかねぇ!?
紫アル◆ええええっ! あっ・・だって、確かに逢ったけど、顔・・そのっ!
それとほぼ同時に「利奈でーす」と、皇女登場・・って、あんた、その服黒じゃないし!
リン子◆わーイ、ひっかかっターv(にこにこ)
ハイデ◆だ・・だましましたね!? ハイデリヒアターック!(蹴り)
リン子◆イタイヨー! 暴力ハンターイ!
ハイデ◆蹴りで済むだけ、ありがたいと思いなさい。
そのやりとりを見ていたリヒ君が、肩をすくめて「1人増えたって、連絡してくる」と、よれよれと離れます。
さんざっぱら利奈皇女をけたぐって、気が済んだ僕は「それにしても・・大王は来れないんですかね・・最後まで迷っていたみたいで、もし来れそうだったら、迎えに行くからって、メールしたんですけど」と、ふと何気なく、利奈皇女にそう言ったンです。
リン子◆迎えにイクのかー・・ハイデ君ヤサシイねーv
ハイデ◆そりゃあもう、女の子には優しいですよ、僕は。
リン子◆俺、オンナノコだけど蹴られタ。
ハイデ◆ひとをダマすよーな腹黒い娘は知りません。
リン子◆迎えに来てくれタんだッテ。
不意に、そういうと振り向いた利奈皇女・・その後ろに、先ほどの黒尽くめの女性が!?
大王様◆・・・アル@知香です。
ハイデ◆はぁ・・!? だって、あなた、さっき、違いますって・・
大王様◆『利奈さんですか?』って尋ねられたから、ボク、利奈さんじゃないから『違います』って言ったんです。
ハイデ◆ジーク知香アル大王・・失礼します・・・ハイデリヒアターック!(蹴り)
大王様◆い、痛いです、酷いです、ボク、利奈皇女にヤレっていわれたから、やっただけなんです。メールで指令出されて・・その、わざと視線を合わせろとか、カバンのロゴが見えるように持てとか・・
魔犬様◆俺も実は、メイクとか利奈皇女にしてもらって、服も借りて、変装したんす。
ハイデ◆つまり・・利奈皇女、おのれが諸悪の根源かーっ!
リン子◆きゃー! だっテ、面白カッタんだモーン(にこにこ)
カラオケ屋に連絡して戻ってきたリヒ君、さらに1名増えているのを目の当たりにして「僕、もう電話するのやだよー・・」と嘆いていました。
なんだか、カラオケ屋に行く前に、暴れ疲れ&笑い疲れ状態です。
結局・・参加者は7人ということになりました。もう、これ以上、増えないな? 飛び入り居ないな? と、確認して、ぞろぞろと階段を上がって、目的のカラオケ屋のあるビルへ。
エレベーターに乗り込む時「ブーって言ったらどうしよう?」と言うのは、お約束です。
リン子◆そのときハ、ハイデ君は階段で上がるんダヨ。
ハイデ◆ネタ的にはおいしいところですが、7階まで階段は、ちょっとイヤです。
リン子◆チ、鳴らなかった。
エレベーターから降りて・・ソファにへたり込むリヒ君。代わりにフロントで「1時からの予約を入れていて、さっき何回か電話をした者なんですが・・」と言ってみたのですが、マニュアル対応というか、応用がきかないというのか「あの、なんてお名前で予約していましたか?」と聞かれる。
一応、リヒ君が欠席するのに備えて、名前・・聞いてたけど、2種類あって『多分どっちか』というアバウト情報だったんだよね。結局・・どっちの名前で、さっき、電話してたんだろ?
ハイデ◆リヒ君・・予約してた名前って・・
リヒ君◆@@@だよ・・(ぜはーぜはーメールで伝えてたのに、ハイデ君のバカー!)
その名前を告げると、受け付けの紙を差しだされる。電話番号は・・僕の携帯でいいか。人数・・7人だったよな。
ハイデ◆名前、どうしよう。
リン子◆ここハ、ネタに走らないト(にこにこ)。
ハイデ◆そっか。そうだね。
『@@@ケイ』とでっちあげても良かったのですが、ネタに走るのなら・・と、思いっきり、
『@@@リヒ』と書いてみました(爆)。
ハイデ◆まぁ、これでも間違いじゃないし。
リン子◆ウン、間違いじゃナイ。間違いじゃナイ。
こっそり二人でバカ受けしながら、微妙に不自然な申込用紙を平然と受け付けた店員が「じゃ、こちらへどうぞ」と促します。
そして・・通された座敷牢・・じゃなかった、お座敷部屋。
大王は当然、上座の『お誕生席』に強制的に決定。なぜか泣きわめいて嫌がっていましたが、やはり大王ですから、上座はお約束です。テンコーさんと魔犬さんが(大喜びしながら)、力づくで大王を座らせていました。
大王から右隣が僕、その右に紫アル君、リヒ君。左隣がテンコーさん、魔犬さん、利奈皇女・・とりあえずフリーのソフトドリンクでも頼もう・・と、メニューブックを広げたのでした。
(続く)