
「シッコ Sicko」
観てきました。
アメリカ株式会社といわれる所以にやっと腹オチできました。
この映画から知ることができた、アメリカの医療業界や健康保険制度、恐ろしいものだった。
何度もゾッとしました。泣きそうにもなった。
アメリカには民間の保険会社が、
医師に給料を払って管理するという仕組みが存在している。
中でも、恐ろしかったひとつの事実は・・・
患者からの手術の要求を「否認」した医師に対して、報酬が支払われるというシステム。
映画の中で誇張されていた。
トップが下す判断が国を仕切る。
良いものも悪いものも、すべてトップの判断にゆだねられていること自体が
恐ろしいことだと痛感しました。
「なんで?」
ついつい意見を言いたくなる、ちょっと調べたくなる瞬間がいっぱいありました。
頭の中から離れなくなるエピソードがつまった映画です。ぜひ見てください。
***
ちょっと早起きして行った日曜日の映画館は空いていてよかった。
映画を観終わった後、外に出たら真昼間。
この現実に引き戻された感がこの映画にぴったりな後味でした。

映画館の上のカフェで食べた「シッコ特製ランチ」
野菜を食べて、医師にかからない健康な体を維持しましょう。
というコンセプト。
マイケル・ムーアの肥満っぷりも気になりました。。
彼のサイトもときどきチェックしよう。
http://www.michaelmoore.com/