↓前回1月校編の続きです。
※前回の記事にも書きましたが、2月校はボカシて書きます。(合否も2月1日だけにします。)
またクライマックスが2月1日なので、時系列的には前後しますが2月2日→3日(前編)→1日(後編)の順に、分けて書きます。
それでは行ってみましょう!
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【2月校〜2月2日】
2/2 桐朋or巣鴨or本郷or城北
上記のうちのどれかを受験しました。
我が家は、次の日までの影響を考えて午後受験はしない方針だったので、現実的な最終バックアップは2/2でした。
サピックスからは『(2/2は)普通に受験すればまあ大丈夫でしょう』と言われました。
【サピックスの受験校指導】
ちなみにタイトルとは若干趣旨がずれますが、サピックスの受験校指導について触れておきます。
(これは校舎や担当の先生にもよるのかも知れませんし、私の体験や他ブログ等を見ての印象です)
我々親は家庭で受験校を練って、塾からアドバイスを受ける形式を考えている、と思います。
サピックスも基本的にはそのやり方なんですが、わたしが感じたサピックスの基本姿勢は【合格できそうな進学許容校を1校確保できれば、あとは家庭で受験したい学校を受験してください】というものです。
どういうことか、わかりにくいので具体的に書いてみます。
例えば我が家のような偏差値帯(サピ偏差60ちょっとくらい)の家庭が以下のような2つの受験校プランを提出したとします。
※実際のものではないですよ、例ですよ例。
受験校プラン①
2月1日〜開成
2月2日〜聖光
2月3日〜筑駒
(最上位層によくあるラインナップですね)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
受験校プラン②
2月1日〜開成
2月2日〜桐朋or巣鴨or本郷or城北
(など進学許容校)
2月3日〜筑駒
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ご覧の通りプラン①と②の違いは2/2だけです。
このような場合、プラン①はNGで、プラン②ならサピックス的にOKな印象です。
家庭によるのかも知れませんが、我々親は例えば、『2月3日の筑駒は厳しそうなので別の学校にしませんか。』と塾から言われる、あるいは本当に無理そうなら、そう言って欲しいと思いませんか。
私は思ってました。
ところがサピックスではそういう対応はほぼなかったです。
受験プランの中に、現実的に通えて、かつ家庭が進学しても良いと思え、合格可能性が比較的高い学校が1校入ってれば、あとは多少無理そうでもストップはかからない印象です。
本当にこれは家庭によると思うんですが、我が家は基本的に全部受かることを想定して受験校を考えていました。
ところがサピックスは上述のように【進学許容校を1校合格できそうならば、あとは合格可能性とかあまり関係なく受験したい学校を受験してください】というスタンスのように感じました。
つまり
【塾がゴーサインを出した=全部合格しそう】
じゃないんですよ。
そして上記を踏まえると受験プランに関して、我が家はマイノリティで保守的なだけかもしれないなあ、と受験後に思い至りました。
というのも、よくマスコミなどでもたびたび見る言説に
『中学受験で第一志望に受かるのは3割程度』
というのがあるじゃないですか。
あれなんかもサピックススタンスだと理解できますし、正直私は上記のような受験戦略であるならそりゃそうだよな、と変に納得した覚えがあります。
私がここで強調したいのは、そのスタンスの是非ではなく、自分の家庭がした選択とそれに伴う結果に納得できるか、ということです。
もっと言うなら、本当に進学許容校(と考えていた)学校に入学することになっても納得できますよね?後悔ないですよね?という事です。
これ以上多くは語りませんが、これから受験の方は、よく考えて、どうか最終的に納得できる選択をされることを切に願います。
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いつものように、またかなり脱線しましたが、我が家の受験校の続きです。
【2月校〜2月3日】
2/3 早稲田or海城
上記2校のどちらかにしました。
我が家としては第二志望になります。
私としては3日校までに入れれば大満足と思ってました。
正直この2校、どちらにするかは結構悩みましたね。サピックスの面談では、『どちらも同じくらいなので好みです』と言われましたし。
最終的に我が家はいろんな面のメリット・デメリットを比較して、総合的判断でどちらか決めました。
【番外編】
ちなみに…
2月4日の時点で2日校のみ合格の場合は5日の渋谷学園渋谷の受験も考えてました。
精神的➕日程的にハードなのは承知してましたが、もう背水の陣です。ちなみに渋々の過去問はほとんど解いたことありませんでしたので4日に取り組む予定でした…
次回が【回想】我が家の中学受験編
最終回の予定です。