●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(24日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数はまちまち。週間ベースではNYダウが-0.4%、S&P500が-0.6%、ナスダックが-2.1%だった。原油高が一服する中、米国株は横ばい圏で取引を開始した。7-9月期の売上高見通しが市場予想を上回るも、顧客獲得への懸念からインテル(-7.9%)など半導体株が売られ、ナスダックはマイナス圏へ。午後にかけて、「パキスタンが米・イラン協議再開への道筋を模索」と伝わると、NYダウは上げ幅を拡大する動きに。退役軍人向けサービスで16億ドルの契約を獲得したセールスフォース(+4.3%)などソフトウェア株が買われた。その後は、原油価格の下落が支えとなり、通期の1株利益見通しを引き上げたベライゾン・コミュニケーションズ(+5.8%)などコミュニケーションサービスセクターが上昇。もっとも、中東情勢を巡る不透明感が燻る中、半導体株の売り圧力が強まり、ナスダックは軟調に推移。最終的にNYダウは反発、ナスダックは3日続落して取引を終えた。個別では、悪天候で「スターシップ」の打ち上げを24日に延期したスペースX(-2.7%)が下落した。
経済指標動向
■7月S&Pグローバル米総合PMI、市場予想を上回る
S&Pグローバルが発表した7月の米総合PMI(速報値)は53.6ポイントとなり、市場予想(52.2ポイント)を上回った。
■6月新築住宅販売件数、市場予想を上回る
商務省が発表した6月の新築住宅販売件数(年率換算、季節調整済み)は前月比+1.6%の62.8万件となり、市場予想(60.7万件)を上回った。
<日本株ADR>
船株堅調、ハイテク軟調
◇上昇銘柄◇
7453(良品計画) 日本市場では上場来高値の4238円を記録
9107(川崎汽船) 通期連結経常利益予想を1350億円に上方修正
◇下落銘柄◇
4063(信越化) 通期営業利益予想7000億円、市場予想の7673億円を下回る
4519(中外薬) 2Q増収増益も営業利益は1608億円と市場予想の1723億円を下回った
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・ディスコ S安寸前 サプライズなしで売り先行
・三越伊勢丹HD 「個客業」への転換が奏功 海外顧客の囲い込みも強化
・JT、刻みたばこブランド買収 デンマーク企業から
・KODI 業績・配当予想を増額 AI関連機器向けなど需要旺盛
▼NIKKEI Prime▼
・中国Kimiショック、米国がいらだつGPUの遠隔利用と蒸留
・宇宙データセンターに国内新興 半導体を自己修復で安く
・フォード、中国・吉利とスペインで生産合弁 稼働率を改善
▼日刊工業新聞▼
・富士電機、UPS小型化 来年投入
・日産の技術軸にホンダとSDV中核基盤共同開発
・荏原、カーゴポンプ型式承認 液化水素運搬船向け
・コスモHD、放熱材拡充 35年度10倍 DC向けなど総合提案
▼化学工業日報▼
・積水メディカル 30年度に売上高2000億円 検査事業、生化学に集中 CDMO買収視野
・旭有機材 管材システム 中国生産加速 半導体装置向け 新工場も視野
・CCSシリカナノ粒子 日産化学 貯留率を向上 石油・ガス会社と実証開始
▼日経MJ▼
・パルコ躍進 地方も郊外も 浦和・仙台…7店で販売最高、渋谷は3年で倍増 その他の「らしさ」で賑わう
・日産系販社、電力設備を相次ぎ整備 EV非常電源に使いやすく リーフ販売底上げへ利便性PR
・アイス売れ行き、猛暑の25年夏伸び悩み コスパ支持、アイスミルクは増
<今週の相場>
今週の日本株相場は方向感に欠ける動きとなろう。日米で金融政策会合が開催されるほか、6月の米PCEコアデフレーターや7月の東京都区部消費者物価指数など、物価関連指標の発表も控えることから様子見姿勢が強まりやすいとみる。中東情勢への不透明感も再び高まるなか、日本株市場は金利や為替市場の動向を睨みながら、一つ一つのイベントを消化していく展開となろう。
〇主要企業の4-6月期決算発表が本格化
加えて、今週は日本株市場で主要企業の4-6月期決算発表が本格化する。韓国や米国でハイテク株の決算発表が集中するのと同様に、国内でも週末にかけてはアドバンテスト(29日)や東京エレクトロン(30日)、キオクシアHD(31日)など、日経平均株価への寄与度が高い大型株の決算発表が相次ぐ予定だ。決算をきっかけに指数の値ブレが激しくなる場面も想定されそうだ。一方、27/3期の通期会社計画においては、中東情勢の緊迫化などを背景に保守的な業績見通しを公表している企業が多いと考える。堅調な企業業績が確認できれば、次第に見直し買いが広がろう。決算発表が進むことで好業績銘柄へと物色の裾野が一段と拡大することが期待できよう。
〇強い動きが続く総合化学メーカー
物色面では、総合化学企業の株価が強い動きとなっており注目したい。総合化学企業は長年、アジアの石油化学市況において、中国を中心とした供給過剰が課題となっていた。一方、中東情勢の不安定化によるナフサ供給への懸念を背景に国内メーカーが減産を進めており、その結果として石化製品の需給改善や採算回復につながる可能性が高まっている。他方、近年はヘルスケアや半導体関連材料など、業績成長の柱が石化製品以外にシフトしている企業が多い。また、エチレン生産設備において30年度をめどに共同運営体制に移行する三菱ケミG(4188)や三井化学(4183)、旭化成(3407)など業界内での再編も進んでいる。ナフサ不足といえば、化学メーカーにとっては原材料価格の上昇が業績面での重しとなることがイメージされやすい。ただ、減産によって石化製品の需給バランスが改善することで、これまで積み上がっていた在庫調整の進展も期待される。関連銘柄への投資妙味は大きいといえよう。
<材料銘柄>
- ソフトバンクG (9984): スイスロボット企業グラビスの買収検討-関係者
- セブン&アイ (3382): ポーランドのジャプカ・グループへの出資を見送り
- カカクコム (2371): カカクコム争奪戦、LINEヤフー連合が提案価格引き上げ検討—関係者
- ホンダ(7267)、日産(7201): 日産ソフトをベースに次世代車を共同開発-共同
- 三菱自 (7211): タイ拠点に780億円投資へ-生産機能を強化
- SGHD (9143): 「中立」格付け再開-UBS
- ヤマトHD (9064): 「売り」格付け再開、目標株価は1600円-UBS
- 信越化学 (4063): 通期営業利益予想、市場予想下回る
- 中外製薬 (4519): 2Q営業利益、市場予想下回る
- 川崎汽船 (9107): 通期営業利益予想上方修正、市場予想下回る
- いよぎんHD (5830)、愛媛銀 (8541): 経営統合で基本合意-27年4月めどに株式交換
- キヤノンM (8060): 通期営業利益予想上方修正、市場予想下回る
- ソフトバンク (9434):「買い」に格上げ、目標株価は255円-みずほ証券
- きんでん (1944):「買い」に格上げ、目標株価は9300円-みずほ証券
- ニチアス (5393):「買い」に新規格付け、目標株価は4460円-SBI証券
- 日ガス (8174):「買い」格付け再開、目標株価は3550円-岡三証券
- ニチレイ(2871):オアシスマネジメントの株持ち分が6.1%に上昇-変更報告
- 文化シヤタ (5930): NAVFなどの株持ち分が19%に低下-変更報告
- 栄研化 (4549): NAVFなどの株持ち分が31%に低下-変更報告
- ステラ (4109): NAVFなどの株持ち分が19.1%に低下-変更報告
