●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(3日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は3日続伸。米国がイランへの攻撃計画を延期し、原油先物価格が下落する中、米国株は上昇して取引を開始した。前週の好決算を受けてAIを巡る楽観的な見方が広がる中、アマゾン・ドット・コム(+4.6%)の時価総額が3兆ドルを突破し、一般消費財セクターが堅調。その後も、ISM製造業景況指数が市場予想を上回り、米経済の底堅さが意識され、相場を支えた。メタ・プラットフォームズ(+6.0%)などコミュニケーションサービスセクターが買われ、ナスダックは上伸。一方、エネルギーセクターが売られる中、NYダウは伸び悩む場面もあった。また、「ブリストル・マイヤーズ・スクイブの買収を検討していた」と報じられたアストラゼネカ(-6.9%)などヘルスケアセクターが小安く推移。引けにかけて、中東情勢の緊張緩和期待が支えとなる中、主要3指数は買いが優勢となり、最終的に3日続伸して取引を終えた。NYダウは史上最高値を更新。個別では、「737Max7」について米連邦航空局から型式証明を取得したボーイング(+8.0%)が大幅高となった。
経済指標動向
■7月ISM製造業景況指数、市場予想を上回る
供給管理協会(ISM)が発表した7月のISM製造業景況指数は55.6ポイントとなり、市場予想(53.9ポイント)を上回った。
■6月建設支出、市場予想を下回る
商務省が発表した6月の建設支出(年率換算)は前月比-0.1%となり、市場予想(同+0.2%)を下回った。
<日本株ADR>
全体的に軟調継続
◇上昇銘柄◇
6861(キーエンス) 大和証が「買い」に格上げ、目標株価は95,000円(前回:80,000円)
4507(塩野義薬) 1Q営業利益669億円、市場予想の481億円を上回った
◇下落銘柄◇
9766(コナミ) モルガンスタンレー証が目標株価を25,000円に下げ(前回:27,000円)
8002(伊藤忠) 1Q営業利益2054億円、市場予想の2158億円を下回った
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・モリト ニッチ領域で安定収入稼ぐ 株主還元策の充実も
・セリア、6期ぶり最高益へ 修正後予想になお上振れ余地
・TDSE、1Q好発進 生成AI領域の引き合い旺盛
・TDK 1Q決算好調で増額期待 AI関連も伸びる
▼NIKKEI Prime▼
・AIで蓄電所制御 BIPROGYが10カ所運営、データ精度高く
・7月の国内新車販売7%増 BYDラッコ、累計受注は700台
・AI半導体の難所攻略へ レゾナックとimec、1000W発熱再現
▼日刊工業新聞▼
・いすゞ、南ア調達率向上 サプライヤーに50億円投資
・令和8年熊本地震/アイシン、順次生産再開 ホンダは4輪車工場停止
・コマツ・EARTHBRAIN、米AIMと連携 建機に後付け、自律施工
・住友重機械工業、CO2を年50万トン削減 東ソーに木質ボイラ
▼化学工業日報▼
・シンガポール 半導体材料ハブ構築へ レジストなど 日系誘致
・日本ゼオン 電池結着剤 利益率3割に 欧EV市場復調受け 正極向け出荷増 ESS続伸も追い風
・JX金属 CVD・ALD材拡充 独で多品種化、量産も視野
<本日の相場>
本日の日本株相場は一進一退を想定する。昨晩の米主要3指数は揃って上昇し、ダウは最高値を更新した。なかでも先週までの決算発表をうけて過度な収益懸念が後退したハイパースケーラーの強さが目立った。引け後にはパランティア・テクノロジーズ(PLTR)が好決算を発表し、時間外で一時14%上昇した。そのようななか、本日の日本株市場では引き続き足元のドル安円高基調が相場の重しとして意識されよう。日銀短観(6月調査)における26年度の想定為替レート(152.57円、全規模・全産業)と比較すると依然として円安水準にあるが、直近本格化している国内4-6月期決算発表では、為替レートを円安方向に見直した企業も多く、円高基調が続けば業績面では逆風として意識される可能性もあろう。今後の日本株相場を占う上で、目先は企業の決算動向に加えてドル円の動向にも注意する必要がありそうだ。
〇決算を受けた銘柄選別が続こう
8月相場がスタートした。8月は海外勢を中心に夏季休暇をとる市場参加者が増える傾向にある。実際、8月は直近10年で海外勢は7回売り越しており、一時的に需給が緩む場面がありそうだ。一方、自社株買いの動向を示す事業法人の直近10年の売買は、コロナ禍の2020年を除きすべて買い越しだ。特に、8月は月別でみても買い越し額も大きく、国内勢が相場の下支え役となろう。物色対象としては引き続き好決算銘柄に注目したい。昨日は封止材料などを手掛ける住友ベ(4203、ザラ場)や、電子部品実装ロボットを手掛けるFUJI(6134)が好決算を発表した。いずれも足元は横ばいの株価推移が続いていたことから、好感する動きがみられそうだ。他方、三菱UFJFG(8306)の27/3期1Qは前年同期比48%純増益となった。1Q時点の純利益の対通期計画の進捗が30%に達するなか、通期計画は据え置いた。上方修正がなかったことなどから三井住友FGと同様に初動は売りで反応する可能性もあろうが、金利が上昇傾向にあるなか、銀行株への投資妙味は引き続き大きいだろう。
