●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(28日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数はまちまち。アジア市場での半導体株安を受けて、ナスダックは下落して取引を開始した。AIへの巨額投資が懸念される中、マイクロン・テクノロジー(-8.9%)の下げが目立った。一方、NYダウは買いが先行し、4-6月期のフリーキャッシュフローが市場予想を上振れたボーイング(+4.8%)が押し上げた。また、通期業績見通しを引き上げたコカ・コーラ(+5.0%)など生活必需品セクターが堅調。午後にかけて、トランプ大統領がイランとの戦闘再燃を避けたい考えを示し、原油価格が一段と下落すると、ナスダックは下げ幅を縮小し、横ばい圏でもみ合いに。ヘルスケアセクターなどへのローテーションが目立ったほか、一時IPO価格を20%下回ったスペースX(+2.6%)が買い戻された。その後は、金利低下が相場の支えとなるも、翌日にFOMC会合結果や大手ハイテク企業の決算発表を控え、米国株の上値は限定的。最終的にNYダウは3日続伸、ナスダックは5日続落して引けた。個別では、アップル(+0.9%)の時価総額が一時5兆ドルを突破した。
経済指標動向
■5月S&P・コタリティ・ケース・シラー住宅価格指数、前年比1.6%上昇
5月のS&P・コタリティ・ケース・シラー住宅価格指数(米主要20都市、季節調整前)は前年同月比+1.63%となり、市場予想(同+1.30%)を上回った。
■7月消費者信頼感指数、市場予想を下回る
民間調査会社のコンファレンス・ボードが発表した7月の消費者信頼感指数は90.8ポイントとなり、市場予想(92.4ポイント)を下回った。
<日本株ADR>
昨日より堅調も、セクター内の値動きはバラバラ
◇上昇銘柄◇
6178(日本郵政) モルガンスタンレー証が目標株価を2950円に上げ(前回:2580円)
6861(キーエンス) 1Q営業利益1870億円、市場予想の1581億円を上回った
◇下落銘柄◇
8830(住友不) 丸三証が新規「買い」でカバレッジ開始、目標株価は4800円
8267(イオン) 昨日の熊本地震において、イオンモール熊本で爆発事故、数十名の従業員と連絡取れず
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・AI関連総崩れ キオクシアS安 資金シフト進み 食品、電鉄などに高値
・円谷フィールズ ストップ高 今期予想&中計を上方修正 ウルトラマン60周年記念配も
・意外に好況?建設・内装関連 小松ウオール オフィス向け需要が旺盛
・Terra Drone ドローン向けバッテリー事業参入 国産ドローンの本丸企業を指向
▼NIKKEI Prime▼
・AIで作業時間99%短縮 米中西部、製造業のデジタル再生
・三菱自と協業 ハイランダーズ、人型ロボ部品「99%国産」
・米Slate、最安EVピックアップの勝算 改造ありきの仕様
▼日刊工業新聞▼
・三菱系、「大型発電機」年産3倍 ガスタービン向け、30年度めど
・パナ・シャープ、インドでエアコン攻勢 現地生産増強
・川重、4脚型モビリティー試作 人が乗れる強度に
・OKI、豪次期護衛艦向けソナー 三菱重工に供給
▼化学工業日報▼
・狙った組織に新薬送達 化学各社、DDSに商機 日東電工 日油 ライセンス事業
・セピュア 耐溶剤性中空糸膜 東南アに第2拠点新設へ 28年めど 製薬・半導体向け
・再生アクリル原料拡大 奇美実業 年720㌧体制構築 第2期新設も視野
▼日経MJ▼
・ホルムズ・コスト 中堅しわ寄せ ナフサ製消耗品・アルミ包材確保 大手に遅れ 外食、客2,000人分 利益喪失
・着膨れしないが音が気になる ワークマン製ファン付きウエア
・セブン、ポーランド社への出資断念 金額で溝、手薄の欧州開拓誤算
<本日の相場>
本日の日本株相場は神経質な推移を見込む。昨晩の米国株市場は、半導体銘柄から景気敏感株への資金シフトの動きが加速し、主要3指数がまちまちの値動きとなった。米大手IT企業による生成AI向け設備投資の持続性や将来の収益化への懸念、中国勢との競争環境悪化への警戒感などから半導体株への売りが続いた一方で、中東情勢の緊張が緩和したことで、景気敏感株が買われた。他方、昨日の日本株市場は、AI・半導体関連の銘柄を中心に大幅安となった。今週は、週後半にかけ日米韓でAI・半導体関連銘柄の決算発表や、日米の金融政策決定会合が予定され、長期スタンスの投資家が様子見姿勢を強める中で、31日の韓国のレバレッジ投資の規制強化や、国内の追証発生に伴うポジション整理の売りで、必要以上に下げ幅が拡大しているものと思われる。もっとも、生存競争を繰り広げている米大手IT企業は今後も高水準の設備投資を継続するとみており、AIインフラを手掛ける日本企業にとっては好調な事業環境が継続しそうだ。AI・半導体関連の銘柄は、決算で好調な業績が確認されれば、次第に落ち着きを取り戻そう。また、昨日はゲーム・IP関連の銘柄が買われるなど、日本株は全面安の展開にはなっていない。決算で好調な業績が確認された銘柄を中心に、今後はAI・半導体関連の銘柄以外にも物色が広がっていくとみている。なお、本日は9時頃に韓国のSKハイニックスが決算発表を予定している。引き続き韓国株の動向を睨みながらの神経質な推移が継続しよう。
〇レアアース関連銘柄に注目
レアアース関連の銘柄に注目したい。今月24日には、内閣府が、南鳥島沖で引き揚げた泥の分析結果を公表しており、イットリウムやジスプロシウム、ネオジムなどのレアアースが多く含まれていたことが明らかとなった。また、レアアースからは放射性物質や有害物質がほとんど検出されなかったとされ、環境汚染のリスクも低いとみられている。今回の結果を受けて、内閣府などは、2027年2月から約1ヵ月間にわたる本格的な実証試験を実施し、2028年3月までに、産業化に向けた総合評価を行う予定となっている。採算性や製錬体制の確立など、産業化に向けた課題は多く残されているが、中国に依存しないサプライチェーンの構築は不可欠な状況となっており、レアアースは、長期的な投資テーマとして注目されそうだ。個別銘柄では、双日(2768)やアルバック(6728)、岩谷産(8088)などに注目できよう。
<材料銘柄>
- キーエンス (6861): 1Q営業利益、市場予想上回る
- MUFG (8306): 三菱UFJ証HD、金利上昇時のポジション運営で収益化-1Q純利益2.9倍 (1)
- イオン (8267)など: 熊本県で震度7の地震-日本製紙工場で2人心肺停止、イオンで爆発発生
- JX金属 (5016): 「ウエート上げ」に格上げ、目標株価は4200円-CLSA
- 日本ペイントHD (4612): 「アウトパフォーム」に格上げ-大和証券
- レゾナックHD (4004): ハードディスクメディア生産に約150億円の追加投資
- ミネベア (6479): 「中立」に格上げ、目標株価は4130円-フィリップ証券
- 武田薬品 (4502):「中立」に新規格付け、目標株価は5400円-SBI証券
- 第一三共 (4568):「中立」に新規格付け、目標株価は2700円-SBI証券
- アステラス (4503):「中立」に新規格付け、目標株価は2260円-SBI証券
- スクリンHD (7735): 通期営業利益予想上方修正、市場予想とほぼ同じ
- 日東電 (6988): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- カプコン (9697): 1Q営業利益、市場予想上回る
- シマノ (7309): 通期純利益予想上方修正、市場予想下回る
- ヤマダHD (9831): シティインデックスイレブンスなどの株持ち分が上昇
- コエテクHD (3635):「アウトパフォーム」に格上げ-岩井コスモ証券
- きらぼしF (7173): ありあけキャピタルの株持ち分が8%に上昇-変更報告
- 大同特鋼 (5471):1Q営業利益、市場予想上回る
- セブン銀 (8410): 27年度にも小売りに銀行機能の外販開始-日経
- 南都銀行 (8367):連 1Q 税前 +15.9% 65億4000万円
- 日本新薬 (4516):「中立」に格下げ、目標株価は3600円-大和証券
- サンサン (4443): いちごアセットなどの株持ち分が12.6%に上昇-変更報告
- サカタのタネ (1377):「中立」に格下げ、目標株価は4700円-フィリップ証券
- イズミ (8273):「買い」に新規格付け、目標株価は1280円-フィリップ証券
- アインHD (9627): オアシスマネジメントの株持ち分が18.8%に上昇-変更報告
- コメリ (8218): 1Q営業利益108.8億円-前年同期100.1億円
- IDOM (7599):「中立」に格下げ-東海東京
- Genky (9267): 連 通期 営利 +13.7% 109億9000万円
- エスコン (8892): 連 1Q 営利 -73.1% 5億8800万円
- ワコム (6727): アセット・バリューの株持ち分が15.9%に上昇-変更報告
- プレステI (4290): 連 1Q 営利 +17.4% 22億7000万円
- 不二家 (2211): 連 中間 営利 -75.3% 2億9700万円
