●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(16日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は反落。半導体株の売りが先行する中、ナスダックは下落して取引を開始した。台湾積体電路製造 [TSMC](-2.3%)が堅調な業績見通しを示したものの、巨額のAI投資懸念からマーベル・テクノロジー(-8.7%)などの売りが目立った。一方、NYダウは上昇して始まった。通期の利益見通しを引き上げたユナイテッドヘルス・グループ(+1.2%)などヘルスケアセクターが押し上げた。もっとも取引開始後は、原油価格の高止まりが相場の重しとなる中、NYダウは売りに押され、横ばい圏でもみ合いが続いた。通期業績見通しを引き上げるも、上方修正が物足りないとの見方からゼネ ラル・エレクトリック(-4.1%)など資本財・サービスセクターが一時下落。午後に入り、傘下グーグルの「『Gemini 3.5 Pro』のリリースが数ヵ月延期」と伝わったアルファベット(-4.4%)などコミュニケーションサービスセクターが売られ、主要3指数は下げ幅を拡大する動きに。引けにかけても、売り優勢の展開が続き、最終的に主要3指数は3日ぶりに反落して取引を終えた。
経済指標動向
■6月小売売上高、市場予想に一致
商務省が発表した6月の小売売上高は前月比+0.2%となり、市場予想に一致した。
■新規失業保険申請件数、市場予想を下回る
労働省発表の7月11日終了週の新規失業保険申請件数は20.8万件となり、市場予想(21.7 万件)を下回った。
■7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、予想を上回る
フィラデルフィア連銀が発表した7月の同地区製造業景況指数は+41.4ポイントとなり、市場予想(+12.5ポイント)を上回っ た。
■7月NAHB住宅市場指数、市場予想を下回る
全米住宅建設業協会(NAHB)が発表した7月の住宅市場指数は34ポイントと、市場予想(35 ポイント)を下回った。
■6月中古住宅販売仮契約指数、市場予想を下回る
全米不動産協会(NAR)が発表した6月の中古住宅販売仮契約指数(季節調整済み)は前月比-5.4%となり、市場予想(同-0.5%)を下回った。
<日本株ADR>
ハイテクの軟調継続
◇上昇銘柄◇
3382(7&i HD) ポーランドのコンビニ大手、ジャプカ・グループに数千億円規模の出資へ
4502(武田薬) ゴールドマンサックスが目標株価を5600円に上げ(前回:5300円)
◇下落銘柄◇
285A(キオクシア) 野村証が目標株価を126,000円に上げ(前回:115,000円)
6723(ルネサス) 野村証が目標株価を6000円に上げ(前回:5300円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・良品計画 海外事業好調で最高業績へ 三菱商事とも戦略的提携
・ダイヘン 電力向け需要拡大の恩恵大 5月の機械受注“急変”で浮上の機に
・東洋電、大株主買い増しに21%高 JRの新規・追加所得は7銘柄目に
・東宝 政策保有株縮減表明を好感 実質筆頭株主のフジメディア株も
▼NIKKEI Prime▼
・中国に頼るVW、次は自動運転AI ドローンDJI発のZYTと
・6月のインド乗用車販売24%増 SUV好調、タタ自は7割増
・出光興産の太陽電池、宇宙で復活 地上で苦戦した過去
▼日刊工業新聞▼
・三菱電、米で現地生産 DC向け空調冷熱機器
・三菱重工、次世代DCに冷却装置 エヌビディアと連携
・グンゼ、投資計画300億円 半導体・エネ・資源循環に重点
▼化学工業日報▼
・DIC 天然青色素 中国で倍増強 合成品規制受け引き合い
・エチレン6月稼働率66.5% 定期修理や需要家調整 複合要因で過去最低
・放熱フィラー酸化亜鉛 堺化学、小粒径品を開発 電子部品 小型化に対応
・コニカミノルタ IJヘッド 新市場開拓 プリント基板など 工業用途を狙う 研究機関・企業と連携も
▼日経MJ▼
・宇都宮はLRT 開業3年、沿線に8,000人のニュータウン誕生 住民「数年で快適な街に」
・1デーパス、上限1万2,400円に TDR、10月から
・全東信破産で飲食店に打撃 カード使えず客足4割減も
<本日の相場>
本日の日本株相場は軟調に推移しよう。米国株安を受け、朝方の日本株市場は売り優勢でスタートしよう。その後も、韓国を中心としたアジア株市場の動向を睨んで神経質な動きとなろう。また、昨日の日本株市場ザラ場に発表されたTSMCの決算では、通期業績見通しが引き上げられた一方、7-9月期の売上高総利益率見通しが4-6月期と比べて小幅に縮小した。また、米国株市場ではアルファベット傘下のグーグルによる最新版のAIモデルの提供が予定より数ヵ月遅れていることが伝わった。来週以降本格化する主要企業の決算発表を前にAI・データセンター関連株は過度に積みあがったポジション調整が進んでいる。以上のことから、目先は不安定な動きが継続しよう。一方、世界的なAI投資が関連企業の業績拡大への追い風となる構図に変わりはないと考える。不安定な動きとなる場面では、住友電(5802)など好業績銘柄の押し目を丁寧に拾いたい。他方、足元では年初から出遅れていたバリュー・内需株を買い戻す動きが強まっている。東証プライム騰落レシオ(25日MA)が100%を超えて推移するなか、新安値更新銘柄数(5日MA)も減少基調にあり、AI・データセンター以外の銘柄へと物色の裾野が拡大していることは投資家心理の支えとなろう。
〇戻り歩調を辿るコンテンツ関連銘柄
物色面ではコンテンツ関連銘柄の株価が戻りを試す動きとなっている。世界的なAI・データセンター投資が活発化する傍ら、メモリ価格上昇によるゲーム機の採算悪化懸念や生成AIによる著作権侵害問題等が嫌気され、コンテンツ関連銘柄の株価は冴えない動きとなっていた。もっとも、日本発のコンテンツは世界から高い評価を受けているほか、政府もコンテンツ産業の海外売上高を2033年までに20兆円(2024年は6.5兆円程度)に引き上げる計画を打ち出しており、市場の成長余地は依然大きいといえよう。加えて、3月からは経済産業省によるコンテンツの海外展開を加速させる支援パッケージ「IP360」が始動したほか、自民党による関連予算を年550億円程度から1,000億円規模へと倍増させる計画も伝わっている。官民連携が進むことで、株式市場でも関連銘柄への関心が徐々に高まろう。「リカちゃん」の北米展開を加速させるタカラトミー(7867)や、ゴジラのIP拡大に注力する東宝(9602)などが注目できよう。
<材料銘柄>
- セブン&アイ (3382): ポーランドコンビニ大手に出資検討、数千億円も-関係者
- ファストリ (9983): GU、高級ブランド出身者に託す「刷新」-海外展開へブランド確立急ぐ
- 日産化学 (4021): システムに不正アクセスの可能性-影響範囲など調査中
- シマノ (7309): 「買い」に格上げ、目標株価は2万652円-UBS
- トヨタ紡織 (3116): 「中立」格付け再開、目標株価は2300円-大和証券
- ナブテスコ (6268): 「中立」に格下げ、目標株価は5700円-シティ
- テクセンド (429A):「中立」に新規格付け-SMBC日興
- 共立メンテ (9616): 「中立」格付け再開-SMBC日興
- ニコン (7731): シルチェスターの株持ち分が6.1%に低下-変更報告
- 日本リーテ (1938): 光通信などの株持ち分が4.3%に低下-変更報告
- 東計電算 (4746): 光通信などの株持ち分が7.2%に上昇-変更報告
- 丸三証券 (8613): 1Q 単 業績予想修正
