●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(15日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は続伸。6月の生産者物価指数が市場予想を下回り、早期利上げ観測が後退する中、米国株は上昇して取引を開始した。バフェット氏がAI投資に前向きな見方を示したアルファベット(+3.2%)などコミュニケーションサービスセクターが堅調。また、「ストライプと投資会社アドベントが共同で買収案を提示」と報じられたペイパル・ホールディングス(+17.2%)など金融セクターが上昇した。もっとも午後に入ると、中東情勢を巡る不透明感などが重しとなり、マイクロン・テクノロジー(-8.0%)など半導体株が売りに押されたほか、スペースX(-0.6%)が一時IPO価格を割り込んだ。主要3指数は横ばい圏でもみ合う場面もあったが、売り圧力は限定的だった。AIツール「アップル・インテリジェンス」が中国当局の承認を取得したアップル(+4.0%)が史上最高値を更新する中、米国株は買い優勢に。引けにかけて、「トランプ氏がイランでの軍事作戦の拡大支持に傾く」と伝わり、原油高となると、主要3指数は伸び 悩んだが、揃って続伸して取引を終えた。
経済指標動向
■MBA住宅ローン申請指数、前週比-2.7%
全米抵当貸付銀行協会(MBA)が発表した、7月10日終了週の住宅ローン申請指数が前週比-2.7%となった。
■7月NY連銀製造業景況指数、市場予想を上回る
NY連銀が発表した7月の同地区製造業景況指数は+15.6ポイントとなり、市場予想(+9.2ポイント)を上回った。
■6月生産者物価指数、市場予想を下回る
労働省が発表した6月の生産者物価指数(総合)は前月比-0.3%となり、市場予想(同横ばい)を下回った。
<日本株ADR>
ハイテクを中心に軟調に推移
◇上昇銘柄◇
7453(良品計画) みずほ証が目標株価を5800円に上げ(前回:5400円)
7951(ヤマハ) 欧州子会社に対する英国での損害賠償請求訴訟、原告が訴訟取下げ
◇下落銘柄◇
2579(コカ・コーラ) モルガンスタンレー証が目標株価を2800円に上げ(前回:2750円)
5801(古川電工) フジクラと共に核融合発電「フュージョンエネルギー」発電の社会実装に取り組むスターライト・エンジンに出資
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・GO、S高で上場来高値 アプリ配車事業絶好調 今期も過去最高業績
・ブラザー工業 8月6日に決算 円安とマシナリー好調で増額期待
・前澤HD 急騰 統合後初の業績予想と優待を発表
・ERIHD、2期連続最高益へ 法改正追い風に需要増
▼NIKKEI Prime▼
・レゾナック「米国で5年先回りへ」 AI半導体のパネル移行
・AI半導体、ウエハーレベル限界論 パネル移行は28年ごろ
・トヨタがヒト型ロボ、工場自動化 「バスケ」で判断力学ぶ
▼日刊工業新聞▼
・コマツ、パナマに部品倉庫 米経由せず中南米供給
・大日印、協和ファーマ買収 医薬品受託を強化
・安川電機、AIロボが自律作業 グーグル系と連携
・東広島で新交通システム スズキ、自動運転技術を検証
▼化学工業日報▼
・三井化学 半導体防塵膜 3D実装向け量産入り 採用工程広げ全方位 先端領域で競争力
・タキロンシーアイ 半導体材料 育成に力 ダイシングテープ基材フィルム 低温で均一伸張 アルミナ系超微粒子マテリアル 放熱ニーズ対応
・サンメーケミカル 新工場完成 受託拡大へ 「困った時の駆け込み寺」に 電材関連など年間150種類 多様な製品対応
<本日の相場>
本日の日本株相場は波乱含みの展開を想定する。昨晩の米主要3指数は揃って上昇。前日のCPIに続いてPPIも市場予想を下回り、早期利上げ観測が一段と後退したことが追い風となった。一方で中東情勢を巡っては米軍による連日の攻撃が伝わっている。WTI原油先物は80ドル台に乗せており、引き続き先行き不透明感は強いと考える。昨日の米国市場ではSOX指数が2%安となるなか、サンディスク(8%安)、マイクロン・テクノロジー(8%安)、SKハイニックスADR(9%安)などのメモリ関連銘柄などに売りが目立った。利益確定やポジション調整の動きが強まったとみられるが、メモリ関連銘柄の寄与度が高い韓国市場も軟調な展開となれば、日本株市場でも日経平均株価を中心に波乱含みとなる場面がありそうだ。また、本日は14時頃にTSMCの4-6月期決算発表が予定されている。業績成長への期待が続くなか、通期見通しに変化があるかが注目されそうだ。他方、足元ではTOPIXバリュー株指数が同グロース株指数をアウトパフォームする推移が続いており、好配当株やバリュー(割安)株への物色が続いていると考える。本日も “AI以外”の銘柄へと物色の裾野が拡大し、TOPIXが底堅さを保つことができれば日本株市場全体の地合いの強さは続いているといえよう。
〇インバウンド関連銘柄に注目
物色面ではインバウンド関連銘柄に目を向けたい。2026年1-6月の訪日外客数(暫定値)は2,108万人と、昨年1-6月の2,152万人に匹敵する規模となった。昨年11月以降、中国からの訪日客が減少し、全体に占める割合も1割弱にとどまる一方(25年1-10月の平均は23%)、台湾やインドからの訪日客の増加がみられた。以前は訪日中国客による高額消費の落ち込みが懸念されていたが、直近の百貨店売上高や百貨店関連銘柄の決算内容からも、その懸念については概ね払拭されていると考える。ドル高円安が続くなか、訪日客にとって日本での買い物の魅力は高いと考えられ、インバウンド消費関連銘柄の業績成長期待は続こう。ミツコシイセタン(3099)や高島屋(8233)をはじめ、各地域の特徴を生かしたホテルなどを展開する共立メンテ(9616)、お土産を手掛ける寿スピリッツ(2222)などに引き続き注目したい。
<材料銘柄>
- みずほFG (8411): エヌビディアと連携へ、AI基盤を整備-日経
- JT (2914): 加熱式たばこの10月値上げを申請-課税方式見直しで
- グノシー (6047): KDDIとの業務提携解消-27年3月に
- アサヒGHD (2502):「中立」に格下げ、目標株価は1670円-大和証券
- フジクラ(5803): R&Iが発行体格付けを「A+」に1段階引き上げ-見通し「安定的」
- 三菱商事(8058)、三井物産 (8031):カナダ企業の銅鉱床開発権益の買い手候補に-関係者
- 大日本印刷 (7912):協和ファーマケミカル全株取得へ、キリンHD子会社の協和発酵バイオから
- 東宝 (9602): 1Q営業利益、市場予想下回る
- ベイカレ (6532): 1Q営業利益、市場予想下回る
- マクニカHD (3132): ダルトン・インベストメンツの株持ち分が9.2%に上昇
- サイゼリヤ (7581): 通期配当予想上方修正、市場予想上回る
- DeNA (2432): シティインデックスイレブンスなどの株持ち分が低下
- シンプレH (4373): 「アウトパフォーム」格付け再開-SMBC日興
- SHIFT (3697): 連 3Q 営利 -4.34% 113億8000万円
- マニー (7730):連 3Q 営利 +22% 74億9000万円
- いちご (2337): 1Q営業利益25.9億円-前年同期34.7億円
- HIOKI (6866): 連 中間 営利 +53.4% 50億5000万円
- テクノフレ (3449): 中間及び通期 連 業績予想修正
- コメダHD (3543): 連 1Q 税前 +13.1% 25億9000万円(IFRS)
- ベクトル (6058): 連 1Q 営利 +87.4% 31億7000万円
- ボードルア (4413): 連 1Q 税前 +38.7% 8億3500万円(IFRS)
- トランザク (7818):連 3Q 営利 +14.5% 49億円
- サンバイオ (4592): 「買い」に格上げ、目標株価は1800円-シティ
- TKP (3479): 連 1Q 営利 +41.8% 25億5000万円
- eレックス (9517):通期 連 業績予想修正
- パソナG (2168):連 通期 営利 赤字縮小 -11億5000万円
