●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(13日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は反落。韓国株式市場でSK ハイニックスが急落したほか、ホルムズ海峡を巡る情勢悪化で原油高となる 中、ナスダックは下落して取引を開始した。SKハイニックス(- 9.3%)の ADR が下げる中、マイクロン・テクノロジー(-4.3%)など 半導体メモリー株にも売りが広がった。一方、NYダウはソフトウ ェア株の一角が買われる中、上昇して始まったが、トランプ大 統領がイラン港湾の再封鎖を宣言し、原油価格が一段高と なると、下落に転じた。午後に入り、ウォラー理事が、「FRB は近い時期に利上げが必要になる可能性がある」との見解を示すと、金利が上昇し、株式相場の重しに。ルイジアナ 州のデータセンターに400億ドルの追加投資を発表したメタ・プラ ットフォームズ(-1.9%)などコミュニケーションサービスセクターが売られた。 また、米軍が「東部時間 14 日午後 4時にイラン港湾の封鎖 を実行」と発表し、米国株は軟調推移が続いた。引けにか けても、インフレ懸念から売りが優勢となり、主要3指数は揃って反落して取引を終えた。
FRB動向
■FRB ボウマン副議長、金融安定理事会に柔軟な銀行監督規制を求める
FRB のボウマン副議長(金融監督担当)は、金融安定理事会(FSB)について、国際的な監督機関としての実効性を損なう可能性があるとして、多様な国々に適さない画一的なルールを押し付けるべきではないと述べた。
■ウォラーFRB理事、インフレ高止まりなら「近い将来」利上げ の可能性
FRB のウォラー理事は、今後発表されるデータでインフレ率が 目標の2%を大きく上回る水準で高止まりしていることが 示されれば、FRBは「近い将来」利上げが必要になる可能性があるとの見方を示した。
<日本株ADR>
高安まちまち
◇上昇銘柄◇
9503(関西電) 水素の製造コスト増加を招く水電解装置の劣化を予測する手法を開発したと発表
4536(参天薬) アレルギー性結膜炎治療剤「アレジオン®眼瞼クリーム 0.5%」
参天製薬と杏林製薬の日本における共同販売促進契約を締結
◇下落銘柄◇
9202(ANA) 6月の自社株買付525.7万株を公表、市場出来高の9.89%
4755(楽天) JPモルガンが「中立」に格下げ、目標株価は890円(前回:1190円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・良品計画、新高値 今期2度目の業績上方修正
・コシダカHD、逆行高 配当予想引き上げ、優待も拡充
・4℃HD 業績も株価もコロナ前水準回復へ!高級品の価格上昇も追い風
・OSGが最高値 増額と増配を好感
▼NIKKEI Prime▼
・日産が新型車ラッシュ SCの「売らない店」に込めた計算
・デンソー、ソフト子会社2社再編 自動運転や電動化対応
・ヤマハ、挫折しないAIギター ローランドは作曲支援
▼日刊工業新聞▼
・IHI、精密鋳造増強 航空エンジン部品、供給網を強化
・三井物産、英ニグ港拡充 住友電工向け搬出入効率化
・デンソー、子会社再編 車載ソフトの開発力強化
・安川電・ソフトバンク、柔軟な物体をロボで把持 フィジカルAI活用
▼化学工業日報▼
・日東電工 拡散医薬に100億円投資 siRNA、米で体制整備
・三菱ケミカル 収益直結型R&Dに CTO下に機能集約
・AGC 低分子薬CDMO 新規合成ルートを提案 差別化技術でコスト削減
<本日の相場>
本日の日本株相場は方向感に欠ける動きとなろう。昨晩の米主要3指数は揃って下落。トランプ米大統領によるイラン港湾の再封鎖宣言や、FRB高官のタカ派発言などを受け、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。米取引時間後には米・イラン両軍による攻撃再開が伝わっており、日本株市場も売り優勢でスタートしよう。その後は、韓国株市場の動向などを睨んだ動きとなろう。韓SKハイニックスが米国でADR上場したことで、投資家にとっては「米国株市場で注目の韓国メモリ企業を購入できる」こととなった。韓国では7月から証券会社による信用買いのハードルを上げる「証拠金の引き上げ」規制が始まっている。それゆえに、韓国に上場しているSKハイニックス株を売却して、ADR株の購入を検討する投資家が増えることも想定されよう。韓国市場が不安定な動きとなり、日本株市場でもAI・半導体関連銘柄に売りが膨らむ場面も見られそうだ。一方、古野電(6814)、良品計画(7453)など、足元調整含みで推移していた銘柄が好決算をきっかけに買い戻されている点は好感できよう。また、年初来高値更新銘柄の内訳をみると、銀行や卸売、小売など半導体・データセンター関連以外の銘柄の割合が大きい。物色の裾野が広がってきていることは投資家心理を支えよう。
〇企業の設備投資拡大が追い風となる銀行株
物色面では銀行株に注目したい。昨日は、三菱UFJFG(8306)が日本企業の時価総額で初めて首位に立った。日銀が追加利上げに動くとの思惑や、今週に控える米国金融機関の好決算期待が株価上昇の背景と考える。また、日銀が8日発表した6月の貸出・預金動向でも、全国の銀行の貸出平均残高は前年同月比で6.3%増と20年8月以来の伸び率を記録したことも好感されよう。日銀短観(6月調査)では、2026年度の全規模合計の設備投資計画(ソフトウェア・研究開発を含む、除く土地投資)は製造業が前年度比+7.2%と25年度(同+7.9%)に続き高い水準を維持していることがうかがえた。世界でAI・データセンター投資の流れが活発化する中、企業側からは旺盛な需要に対応するための設備投資計画等も出始めている。メガバンクのほか、ふくおかFG(8354)や千葉銀(8331)などの地銀も強い動きとなっており、投資妙味は大きいとみる。
<材料銘柄>
- オリランド (4661): 東京ディズニーリゾートがチケット価格帯引き上げ、23年10月以来
- 楽天G (4755):「中立」に格下げ、目標株価は880円-JPモルガン
- めぶきFG (7167):「中立」に格下げ、目標株価は1590円-JPモルガン
- 東京センチ (8439):「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
- クレセゾン (8253):「中立」に格下げ、目標株価は5000円-JPモルガン
- 九州電力 (9508):「買い」格付け再開、目標株価は2150円-岡三証券
- 良品計画 (7453):三菱商事と株式保有関係を解消-戦略的業務提携契約を締結
- 「アウトパフォーム」に格上げ-東海東京
- コスモス薬 (3349): 通期営業利益予想、市場予想下回る
- UNEXT (9418): 連 3Q 営利 +4.24% 252億3000万円
- マネフォワ (3994): 通期売上高予想上方修正、市場予想上回る
- クリSDHD (3148): 連 通期 営利 +5.94% 239億7000万円
- Sansan (4443):連 通期 営利 +192.3% 81億9000万円
- サカタタネ (1377): 通期営業利益予想、市場予想とほぼ同じ
- トーセイ (8923): ダルトン・インベストメンツの株持ち分が6.1%に上昇
- ドト日レHD (3087): 連 1Q 営利 +35.3% 37億7000万円
- 京阪神ビル (8818): ストラテジックCの株持ち分が9.4%に低下-変更報告
- コジマ (7513): 単 3Q 営利 +34.2% 74億円
- 綜研化学 (4972): アクシウム・キャピタルの株持ち分が21.5%に上昇
