●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(9日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は揃って上昇。米・イランの軍事攻撃が早期に終結するとの見方が優勢となる中、米国株は上昇して取引を開始した。SKハイニックスの米国上場を巡り、「ADRの公募に対する需要が募集の7倍超」と報じられたことも、投資家心理の支えとなり、朝方から半導体株が堅調。中でも、「米国内の新工場への投資計画を2,500億ドルに引き上げる」と発表したマイクロン・テクノロジー(+4.5%)の上昇が目立った。その後は、米国内の業績が低調だったペプシコ (-3.3%)など生活必需品セクターが売られ、米国株は上げ幅を縮小する場面も。もっとも原油安を受けて、午後にかけての米国株は底堅い動きになった。終盤は、「AIを活用して自前の管理ツールを開発」と伝わったスターバックス(+2.4%) など一般消費財セクターが買われ、ナスダックを中心に堅調な動きに。最終的に主要3指数は上昇して引けた。個別では、最先端AIモデルで有料プランを導入したメタ・プラットフォームズ(+4.7%)が上昇した。
経済指標動向
■新規失業保険申請件数、市場予想を下回る
労働省発表の7月4日終了週の新規失業保険申請件数は21.5万件となり、市場予想(21.7万件)を下回った。
■6月中古住宅販売件数、市場予想を下回る
全米不動産協会(NAR)が発表した6月の中古住宅販売件数(季節調整済み、年率換算)は409万件となり、市場予想(420万件)を下回った。
<日本株ADR>
全体的には堅調
◇上昇銘柄◇
9983(ファーストリテ) 今期の営業利益を前期比+29%の7300億円に上方修正(今期3度目)
6857(アドテスト) CTBCが新規「買い」でカバレッジ開始、目標株価は40,000円
◇下落銘柄◇
1801(大成建設) 大成建設とファナックは人工知能(AI)と産業用ロボットを組み合わせた自動倉庫を開発した。同じ面積で従来の2倍の荷物を保管できる(日経)
8113(ユニ・チャーム) Sadif Investmentが「買い」に格上げ、目標株価は973円
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・3~5月期決算、後半戦へ 内需系株、復権の兆し
・AI関連反発 エヌビディア高に安心感 米の四半期決算に注目
・アサヒGHD、今期は最高業績へ サイバー攻撃の影響払拭
・インフロニアに“キオクシア特需” 同じ発想ならTREも大穴候補に⁉
▼NIKKEI Prime▼
・トヨタの大型車にターボ IHI「北米HVに需要多く」
・米マイクロンCEO「かつてない需要」 広島で最先端HBM
・JR東海、リニア「もう実験段階ではない」 信頼性は
▼日刊工業新聞▼
・HDD回路基板 増産 日東電工、DC向け追い風
・SiCパッケージ量産 ローム高放熱と高耐圧両立
・平田運輸、倉庫業に参入 物流拠点活用 新たな柱目指す
▼化学工業日報▼
・キオクシアHD 半導体ガス 調達多様化 六フッ化タングステン ベトナム・米国を開拓
・日油 電動化・高級志向 追い風 車樹脂の異音防止剤 測定機が普及に貢献 PFASフリーでも注目
・半導体ガス ニッチトップ戦略さらに 住友精化 COなど軸に成長
▼日経MJ▼
・資生堂、Z世代の「ときめき」深堀り 凍らせる美容液・「肌グミ」開発グループ 実地調査、小さなトレンド見逃さず
・KDDI、ベトナム・フィリピンでドローン事業展開健闘
・ガンプラ、「作る」の先につなぐ バンナム、参加型SNSマーケ
<本日の相場>
本日の日本株相場は続伸を想定する。昨晩の米主要3指数は揃って上昇。過度なインフレ懸念が後退したほか、AI・半導体インフラへの旺盛な投資意欲が伝わったことなどを好感し、半導体関連を中心に買われた。このような流れを受け、日本株市場でも朝方から半導体関連銘柄を中心に買い先行でのスタートとなりそうだ。なお、本日には1.5兆円程度と推測されるETFの換金売りが出るとみられる。大引けにかけて、TOPIX採用ウェートの高い銘柄を中心に需給悪化などが懸念されよう。もっとも、事前に折り込みは進んでいると見られ、機械的に売られることを見越した買いが広がれば相場の下支えとなりそうだ。
〇高ボラ相場の中、業績に着目した選別色が強まろう
昨日の日本株市場では、これまで軟調推移となっていたAI関連株を中心に見直し買いが入った。これらはサムスン電子やSKハイニックスなどボラティリティの高い韓国株の値動きに左右されやすい。足元では日経VIが連日40を上回っており、市場の警戒感は高いといえよう。短期的な値動きは大きくなりやすく、売買タイミングの見極めが難しい展開が続きそうだ。このようななか、本日は大引け後に安川電(6506)が決算を発表する。市場では業績成長への期待が相当に高まっているとみられるなか、今後は業績成長の裏付けを伴った選別が進もう。改めて、企業業績や中長期的な成長性を重視したポートフォリオの分散を意識したい。
〇海洋無人機関連に注目
物色面では海洋無人機関連に注目したい。中東情勢を巡る不透明感は緩和しつつあるものの、ホルムズ海峡など重要なシーレーンにおける通航安全の確保は引き続き重要な課題といえよう。海洋無人機は掃海や安全保障用途に加え、海上設備の保守・管理、海洋調査など、中長期的な需要拡大が想定される。海洋無人機市場は2030年頃に100億ドルを超えると見込まれ、関連産業への恩恵が期待できよう。また、政府も同分野の育成に注力する方針だ。先月政府が公表した官民投資ロードマップ案では、2030年までに世界市場の3割の獲得をめざす方針のもと、2040年までに官民投資で1.2兆円程度を見込む。日本企業は高度な海洋計測・海中通信などの周辺技術を有することから、市場拡大の恩恵が期待できよう。個別ではナブテスコ(6268)や東京計器(7721)などが注目できよう。
<材料銘柄>
- ファストリ (9983): 営業益予想を今期3度目の上方修正-海外ユニクロけん引
- セブン&アイ(3382): 通期営業益予想上振れ、一転増益に-ガソリン高で粗利改善
- スギHD(7649): 第三者割当増資で約160億円調達へ-GICが引き受け
- 1Q営業利益、市場予想上回る
- オービック (4684): 4-6月営業益は前年同期比1割増の240億円程度-日経
- 京都FG(5844): シルチェスターの株持ち分が4.4%に低下
- アサヒGHD(2502): 「ホールド」に格下げ、目標株価は1900円-DBS Bank
- ローツェ (6323): 連 1Q 営利 +21.2% 102億3000万円
- キユーピー (2809): 2Q営業利益、市場予想上回る
- ニフコ (7988): 「アウトパフォーム」に格上げ-東海東京
- イオンFS (8570): 1Q営業利益、市場予想上回る
- 大氣社 (1979): 「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価は5800円-大和証券
- トーセイ (8923): 「買い」に新規格付け、目標株価は2060円-SBI証券
- 乃村工芸 (9716): 連 1Q 営利 -45% 24億9000万円
- 大阪機化 (4187): 連 中間 営利 +51.4% 44億2000万円
- アスクル (2678): 「中立プラス」に格下げ-岩井コスモ証券
- ニシオHD (9699): シンフォニーの株持ち分が13.4%に低下-変更報告
- オンワドH (8016): 1Q営業利益56.5億円-前年同期53.5億円
- ウェザーニューズ (4825): 連 通期 営利 +16.1% 52億4000万円
- 大黒天物産 (2791): 連 通期 営利 -46% 53億円
- キャンドゥ (2698): 連 1Q 営利 +12% 7億3900万円
- トレファク (3093): 連 1Q 営利 +24% 18億6000万円
- ワキタ (8125): 連 1Q 営利 +10.8% 18億1000万円
- AIメカ (6227):海外大手半導体関連メーカーから約180億円の大口受注
