●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(19日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数はまちまち。中東和平協議が初会合で「大きな進展」があったと報じられる中、NYダウは上昇して取引を開始した。「マイクロソフト(-3.2%)が建設するデータセンターへの電力供給契約を締結した」と発表したシェブロン(+0.8%)などエネルギーセクターが高い。その後も、キャタピラー(+3.7%)などAIインフラ関連株が支えとなり、NYダウはプラス圏での推移が続いた。一方、S&P500とナスダックは横ばい圏で始まった。取引開始後は、AI開発を手掛ける大手ハイテク株が売りに押され、軟調な動きに。中でも、「ノーベル賞受賞者ジャンパー氏がグーグル・ディープマインドからアンソロピックに移籍」との報道が嫌気されたアルファベット(-5.0%)が安い。また、「AI新興『リ フレクションAI』に契約規模60億ドルで計算資源をレンタルすることで合意」と伝わったものの売りに押されたスペース X(-16.4%)が、前日に続き軟調だったことも投資家心理の重しとなった。最終的にNYダウは上昇した一方、S&P500とナスダックは下落して取引を終えた
<日本株ADR>
高安まちまちも、ハイテクの一部は継続して強い動き
◇上昇銘柄◇
5803(フジクラ) モルガンスタンレーが目標株価を6800円に上げ(前回:4700円)。野村証も目標株価を7000円に上げ(前回:5500円)
285A(キオクシア) UBSが目標株価を132,000円に上げ(前回:79,000円)
◇下落銘柄◇
6594(ニデック) 26年3月期の有価証券報告書を9月30日まで延長する見通し
6770(アルプスA) 大和証が目標株価を2300円に上げ(前回:1450円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・成長戦略、近く公表 フィジカルAI、自動運転など活況
・ワシントンH、上場来高値 アパHDと藤田観光、争奪戦か
・アイサンテク、過去最高業績へ 自動運転関連需要が好調
・シンフォニア 高値に接近 半導体と防衛で成長加速
▼NIKKEI Prime▼
・ホンダ新EV、想定外の補助金 軽より安く「実質79万円」も
・村田製やデクセリアルズが光電融合 高速・高耐熱で攻め
・横国大、超電導回路でAI処理向け演算器 素子数88%削減
▼日刊工業新聞▼
・防災用蓄電池を普及 ダイヘン、センコー通じ販売
・行政業務 自律AIで軽減 NTT系、大阪府と基板実証
・系統用蓄電所を開発 35年めど 東電・大和ハウスが提携
▼化学工業日報▼
・キヤノン ナノインプリント技術 光電融合デバイスに応用へ 次世代通信に貢献 低消費電力で低コスト
・住金鉱 光電融合向け材料 27年に生産能力3倍 データセンター向け
・トクヤマ レンズ調光材に新主力 シート型で大面積照準
<本日の相場>
本日の日本株相場は買い一巡後に上値の重さが意識されそうだ。昨晩の米主要3指数はまちまち。中東和平協議が初会合で「大きな進展」があったと報じられたことが好感されたものの、AI開発の競争激化が意識されたハイパースケーラーが軟調に推移した。一方、夜間の日経先物は73,000円近辺で返ってきており、昨日の強い地合いが継続している。先週末に政府が成長戦略に盛り込む「戦略17分野」の官民投資の全容が判明しており、なかでもAI半導体や蓄電池への投資の大きさが確認された。政策恩恵期待の高い銘柄に物色がみられており、これまで出遅れていた政策関連銘柄の見直し余地もありそうだ。もっとも、日経平均・日経半導体株指数はともに8営業日続伸しており、買い一巡後はもみ合いとなりそうだ。そのようななか、24日引け後(米国時間)にはメモリ大手のマイクロン・テクノロジーが決算発表を控える。市場の期待値は高く、株価は高値圏で推移している。決算発表前に利益確定の売りが加速する場面も想定しておきたい。
〇「光」関連銘柄に改めて注目
「光」関連銘柄に改めて注目したい。半導体の進化をうけて、従来の銅線による伝送における通信容量が限界に近づいていることから、サーバー間等のデータ通信を電気から光に転換する動きが強まっている。先週もフジクラ(5803)が期初には計画していなかったハイパースケーラーからの光ファイバー関連製品の受注獲得などを背景に業績の上方修正を発表した。データセンター向け光通信インフラの需要は喫緊かつ重要なものと考える。データ通信に使われる光ファイバに加え、「光⇔電気」の変換技術の重要性も一段と高まるとみる。高速・大容量化が進むなか、変換するための基盤や変換が正常に行われたかを計測する機器の需要も高まりそうだ。例えばJX金属(5016)は、電気信号と光信号を相互に変換できる特性を持つ「インジウムリン基板」を手掛ける。16日には同製品の生産能力を31/3期に26/3期比で7-10倍に引き上げる予定と発表しており、業績拡大の追い風となりそうだ。また、計測機器のアンリツ(6754)も光⇔電気を変換する光トランシーバーの需要を背景に光トランシーバー向けの計測機器の測定需要を見込むとしている。今年後半より生産を本格化させるとしており、注目したい。
<材料銘柄>
- 東京エレク (8035): 河合社長の報酬20億円超、最高益で3割増-豊田会長に迫る
- リクルートHD (6098): 「買い」に格上げ、目標株価は1万3500円-岡三証券
- イビデン (4062): 「買い」に格上げ、目標株価は2万9000円-岡三証券
- 太陽誘電 (6976):「中立」に格下げ、目標株価は1万9500円-岡三証券
- 明治HD (2269):「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興
- 東電HD (9501)と中部電力 (9502):JERAが米でAIデータ拠点に併設の大型火力発電、5000億円規模-日経
- 野村HD (8604): 社長の報酬16億円、歴代最高を更新-2期連続過去最高益で
- 西武HD (9024): 3Dインベストメント・パートナーズの株持ち分が上昇
- エアW (4088):オアシスマネジメントが株を6.1%保有-大量報告
- メルカリ (4385): 「買い」に格上げ、目標株価は5500円-シティ
- SWCC (5805): 「買い」に格上げ、目標株価は1万7000円-みずほ証券
- ホシデン (6804): 「中立」に格下げ-東海東京
- 西松屋チェ (7545):6月既存店売上高+1.4%
- 元気グロバ (9828): 「アウトパフォーム」に新規格付け-大和証券
