株式市場オーバーナイト概況(2026年6月18日) | kab13の株式投資情報

kab13の株式投資情報

レーティング情報などを配信しています。マーケットに対峙する方へ、少しでも情報の上乗せになればと思います。

【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(17日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:主要3指数は揃って下落。5月の小売売上高が市場予想を上回る中、米国株は上昇して取引を開始した。朝方から「最先端半導体の生産を開始」と発表したインテル(+3.5%)など半導体株が高い。その後は、ゴールドマン・サックス(+0.8%)など大手銀行株が買われる中、NYダウは底堅く推移したが、ナスダックは値を消す展開に。AI新興企業パープレキシティのCEOが、「時価総額でマイクロン・テクノロジ⁻(+2.2%)に追い抜かれる可能性がある」と予測したメタ・プラットフォームズ (-5.4%)など大手ハイテク株が重しだった。午後のFOMCで示された経済見通しで、「年内は利上げ1回」が中央値となったことが確認されると相場全体は売りに押される展開に。その後、ウォーシュFRB新議長が2%インフレ目標へのコミットメントを強調すると、9月までの利上げ見通しが高まり、米国株は下げ幅を広げた。最終的に主要3指数は下落して取引を終えた。

 

経済指標動向

■MBA住宅ローン申請指数、前週比-3.8%

全米抵当貸付銀行協会(MBA)が発表した、612日終了週の住宅ローン申請指数が前週比-3.8%となった。

 

■5月小売売上高、市場予想を上回る

商務省が発表した5月の小売売上高は前月比+0.9%となり、市場予想(同+0.6%)を上回った。

 

■5月中古住宅販売仮契約指数、市場予想を上回る

全米不動産協会(NAR)が発表した5月の中古住宅販売仮契約指数(季節調整済み)は前月比+3.8%となり、市場予想(同+0.9%)を上回った。



<日本株ADR

高安まちまち

 

◇上昇銘柄◇

6981(村田製) SMBC日興が「買い」に格上げ、目標株価は13,400円(前回:4000円)

9532(大阪ガスみずほ証が目標株価を6800円に下げ(前回:7300円)

 

◇下落銘柄◇

6976(太陽誘電) SMBC日興が「中立」に格下げ、目標株価は18,500円(前回:5000円)

6370(栗田工野村証が新規「買い」でカバレッジ開始。目標株価は12,000



<本日の新聞見出し>

▼日本証券新聞▼

GO2日目も好調 会見で圧倒的ポジション強調

・大同メタル、上値追い 船舶、DC向け需要増

・タムロン、好人気 株主還元姿勢を好感

・堀場製 最高値に接近 AI向け好調で再度の増額期待

 

NIKKEI Prime

・電動パワステ+減速機で高出力 ナブテスコ、中国EV開拓

・月面定住に現実味、NASA「本格的な挑戦だ」 1万人都市も

・ウェイモ、トヨタと自動運転 自家用車でAI学習を加速

 

▼日刊工業新聞▼

KDDI、統治総点検完了 子会社架空取引 再発防止策を説明

・愛知で小型旅客機整備 三菱重工とJALが新会社

・液状封止材の特許維持 レゾナック、AI半導体向け

 

▼化学工業日報▼

PIフィルムで半導体コア ガラス並み反り抑制 東洋紡-長瀬産業

・三井化学 グローバルR&D再編 米では再生医療開拓 印はIT人材活用

・レゾナック 中国で半導体接合材増強 封止材も再投資視野



<本日の相場>

本日の日本株相場は底堅い値動きを想定する。昨晩の米主要3指数は揃って下落。16-17日開催のFOMCでは、事前の市場予想通り政策金利は据え置きが決定された。同時に発表されたドットチャートの中央値が従来の「年内1回の利下げ」から「年内1回の利上げ」へと転換したことを受け、主力ハイテク株を中心に幅広い銘柄が売られた。なお、新議長のウォーシュ氏は政策金利の見通しを提出しなかった。このようななか、夜間の日経平均先物は前日終値とほぼ同水準で返ってきている。このところ急速に上昇していた半導体関連銘柄などを中心に利益確定の売りが出やすい地合いとみられる一方、AIを軸とした根強い成長期待を背景に、下値では押し目を狙った買いが相場の底堅さに寄与しよう。また、前日の日本株市場では防衛、原発、造船、建設など、サナエノミクス関連銘柄を中心に幅広い銘柄が上昇した。原油や基礎化学品ナフサなどの価格上昇が一服するなか、コスト増大による業績下押し懸念が和らいだことなどを好感したものとみられる。日米で金融政策決定会合が一巡したことで、今後の市場の関心は成長テーマや個別企業の業績にシフトしやすいものとみており、業績好調にもかかわらず出遅れている銘柄への物色の広がりが期待できそうだ。

 

〇中東復興関連への思惑が高まろう

中東復興への貢献が期待できる企業に思惑が高まる場面もあろう。15日にはバンス米副大統領が3,000億ドル規模の復興基金を設立する可能性を示したと伝わっているほか、昨日には木原官房長官が同地域の復興を支援する方針を表明している。一部報道によれば、基金は政府資金を含まない民間投資ファンドとなる見通しで、米国、中東、日本などの企業が興味を示し、既に半額以上が集まっている模様。被害はイラン、カタール、バーレーンなど広範にわたっており、復興に向けては直接的被害を受けたエネルギープラントや水処理・淡水化施設のほか、港湾物流、産業施設などの修繕・再建需要の拡大が想定されよう。日本企業は、プラントエンジニアリングや水処理用素材などの分野で高い技術力を有しており、復興が本格化すれば活躍の機会が増加しそうだ。個別では、海外プラントに強みを持つ日揮HD1963)や荏原(6361)、水処理事業を展開する東レ(3402)や栗田工(6370)などに注目している。



<材料銘柄>

  • 村田製作所 (6981):「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興
  • リクルートHD (6098):「買い」に格上げ、目標株価は16000円-野村
  • 日本製鉄 (5401): タイ政府と鉄鋼産業の防衛策協議-中国の過剰輸出受け
  • 太陽誘電 (6976):「中立」に格下げ、目標株価は18500円-SMBC日興
  • ライオン (4912):「ホールド」に格下げ、目標株価は1800円-ジェフリーズ
  • 菱ガス化 (4182): 「アウトパフォーム」に新規格付け-岩井コスモ証券
  • 扶桑化工 (4368):  中間及び通期 連 業績予想修正
  • サンマルクHD (3395): ベーカリーカフェの「トラスパレンテ」買収へ

その他、自社株買い、指数・株価情報等の確認は下記⬇️から