●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(3日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は反落。米国とイランの対立激化を受けて原油先物価格が上昇する中、米国株は下落して取引を開始した。また、ADP雇用統計が市場予想を上回り、金利上昇も株式相場の重しとなった。通期業績見通しを引き上げたものの、一部の高い期待に届かなかったパロアルト・ネットワークス(-5.6%)などテクノロジーセクターが下落。午後にかけても、原油高によるインフレ懸念で利上げ観測が高まる中、主要3指数は軟調推移が続いた。通期の既存店売上高見通しを据え置き、下半期の成長鈍化が示唆されたアルタ・ビューテ ィ(-4.8%)など一般消費財セクターが売られた。また、ルメンタム・ホールディングス(-8.9%)など光学関連株の利益確定売りも目立った。その後、売りが一巡すると、前日のフアンCEOの発言を追い風にマーベル・テクノロジー(+3.7%)など半導体株が買われ、米国株は下げ渋る動きに。終盤にかけて、NYダウは売りに押され600ドル超下落。S&P500とナスダックは10日ぶりに反落して取引を終えた。
経済指標動向
■5月ADP雇用統計、雇用者数が市場予想上回る民間会社で給与計算代行などのサービスを提供するオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した 5月の民間部門の雇用者数は前月比+12.2万人となり、市場予想(同+12.0万人)を上回った。
■5月ISM非製造業景況指数、市場予想を上回る
供給管理協会(ISM)が発表した5月のISM非製造業景況指数は54.5ポイントとなり、市場予想(53.8ポイント)を上回った。
■MBA住宅ローン申請指数、前週比-2.5%
全米抵当貸付銀行協会(MBA)が発表した、5月29日終了週の住宅ローン申請指数が前週比-2.5%となった。
<日本株ADR>
全体的に軟調
◇上昇銘柄◇
285A(キオクシア) 堅調継続。岩井コスモは目標株価を13万円に上げ(前回82,500円)
5801(古電工) モルガンスタンレーが目標株価を66,000円に上げ(前回46,000円)
◇下落銘柄◇
4568(第一三共) JPモルガンが「中立」に格下げ、目標株価は2750円(前回:3700円)
6098(リクルート) UBSが目標株価を12,800円に上げ(前回:9800円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・アインHD 「さくら薬局」のPMI順調 今期は統合効果が本格化
・「第3次無電柱化促進計画」を閣議決定 イトーヨーギョーなどにフォロー
・植田講演 先取りの動き メガバンク、ゆうちょが上昇
・三菱電機 レアアース磁石再利用 信越化学などと協力
▼NIKKEI Prime▼
・マツダ、新型「CX-5」の受注好調 4月の国内生産15%増
・ナフサ不足に強いエフピコ 再生PET、3年で1割能力増
・カルコパイライト太陽電池を壁に設置 東京ガス新工法
▼日刊工業新聞▼
・車載の高周波帯試験 OKIエンジ、最短1日
・IHIエアロに資格停止処分 部品調達でも不適切処理
・上組に蓄電システム パワーエックス 特別高圧向け初納入
▼化学工業日報▼
・PTTGC 三菱商事 バイオ化学品で提携 世界市場へ普及めざす
・東レリサーチ 欧州でアウトガス分析 半導体材料向け展開
・三菱ケミG MMAチェーン タイで高付加価値化 マーブル調加工 PMMAシート展開へ まず欧米豪中に輸出
<本日の相場>
本日の日本株相場は上昇一服となろう。昨晩の米主要3指数は揃って下落。前日に史上最高値を付けた反動に加え、イラン情勢を巡る不透明感が高まったことも重しとなった模様。ただ、半導体関連銘柄は強さが続き、SOX指数は連日で最高値を付けた。引け後に発表されたブロードコムの決算発表では、AI半導体の力強い成長が示された。時間外では利益確定の売りに押されているが、カスタムチップ等の成長期待は高く、見通しも市場予想を上回っており、良好な決算内容だったといえるだろう。日本株市場は昨日大幅に上昇し、日経平均・TOPIXともに史上最高値を更新した。特に日経平均株価は25日MAからのプラス乖離が8.8%まで拡大しており、本日は反動が想定されよう。AI・半導体関連銘柄の強さが続く一方、銀行や一部の小売などにも物色の裾野が広がりつつあるとみており、売りをこなしながら良好な相場環境が続くとみる。
〇ドル円のボラタイルな値動きに注意
他方、ドル円は執筆現在、介入への警戒が高まる160円を上回って推移している。昨夕の植田日銀総裁の講演内容では大きなサプライズはなかったが、昨晩公表された米ベージュブックで物価上昇が報告されてインフレ懸念が高まった。金曜日には米雇用統計が予定されるほか、介入へのけん制発言等を含め、ドル円のボラタイルな値動きには注意したい。
〇引き続きAI・半導体関連銘柄に注目
物色面では、引き続きAI・半導体関連銘柄に注目したい。WSTS(世界半導体市場統計)は2日、半導体市場の春季見通しを公表。2026年の世界の半導体市場の売上見通しを従来の約1兆ドル予測から約1.5兆ドルに上方修正した。これは前年比で90%増となり、年成長率はこれまでの最高(1995年の同42%増)を大きく上回る。特にメモリ半導体関連の売上が同3.5倍になる見込みとし、全体を牽引するとした。半導体市場を巡っては、米ハイパースケーラー等による大型設備投資が加速しており、その恩恵を享受する機運が高い企業の業績拡大期待は今後も続いていきそうだ。今年に入ってから動きが鈍かった東エレク(8035)やスクリン(7735)等の半導体製造装置関連銘柄が大きく上昇したほか、フィジカルAI関連や半導体部素材関連銘柄も強さがみられており、注目が続きそうだ。
<材料銘柄>
- 三井住友FG (8316): 三井住友銀、アジア太平洋で「資産回転ビジネス」加速へ-シュトア常務
- パナソニックHD (6752): 「イコール・ウエート」に格下げ-モルガン・スタンレー
- オリックス (8591): 「中立」に格下げ、目標株価は6440円-みずほ証券
- イビデン (4062):「ウエート上げ」に格下げ、目標株価は2万5000円-CLSA
- 第一三共 (4568): 「中立」に格下げ、目標株価は2750円-JPモルガン
- ヤマダHD (9831)、エディオン (2730): 経営統合へ、持ち株会社検討-日経
- 日本ペイントHD (4612): アクゾノーベルの買収を断念
- TOTO (5332):「中立」に格上げ、目標株価は7000円-SMBC日興
- 東急 (9005): 「買い」に格上げ、目標株価は2000円-SBI証券
- 西武HD (9024): 「中立」に格下げ、目標株価は2600円-SBI証券
- シンスペク (290A): 「買い」に格上げ-岡三証券
- QPSHD (464A): 「中立」に格下げ-岡三証券
- 日本紙 (3863):シティインデックスなどの株持ち分が6.44%に上昇-変更報告書
- ゲオHD (2681): ユニクロより多いセカスト、中古市場が物価高で店舗拡大-変わる消費
- 福山通運 (9075):「アウトパフォーム」に格上げ-大和証券
- ワールド (3612):5月既存店売上高+4.9%
- 内田洋行 (8057): 通期 連 業績予想修正
