株式市場オーバーナイト概況(2026年6月2日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(1日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定


Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:主要3指数は上昇。「イランが仲介国を介した米国との交渉を中断する」と報じられ、戦闘終結に向けた交渉停滞の観測から、米国株は下落して取引を開始した。原油価格が上昇する中、アマゾン・ドット・コム(-3.5%)など一般消費財セクターが売られ、NYダウは軟調推移が続いた。一方、PC市場向け新型半導体の投入を発表したエヌビディア(+6.3%)などテクノロジーセクターが買われ、ナスダックは横ばい圏で推移した。その後、トランプ大統領による「イランから協議中断について連絡は受けていない」との発言や、「イランとの協議は早いペースで続いている」との表明を受けて原油相場の上昇が一服。NYダウは下げを縮小し、小高い水準での動きになった。エヌビディアのフアンCEOの「ソフトウェア企業にとってAIは追い風」との発言が好感され、サービスナウ(+9.2%)などソフトウェア株が上昇。引けにかけては、アンソロピックが非開示でIPO申請したことも相場の支えとなる中、主要3指数は史上最高値を更新して取引を終えた。

 

経済指標動向

■4月建設支出、市場予想を上回る

商務省が発表した4月の建設支出(年率換算)は前月比+0.4%となり、市場予想(同+0.2%)を上回った。

 

■5ISM製造業景況指数、市場予想を上回る

供給管理協会(ISM)が発表した5月のISM製造業景況指数は54.0ポイントとなり、市場予想(53.0 ポイント)を上回った。



<日本株ADR

高安まちまちも、ハイテク強い

 

◇上昇銘柄◇

9984(ソフトバンクドイツ銀行が「中立」に格下げ、目標株価は8700円(前回:8600円)

2413(エムスリー) SMBC日興が「買い」に格上げ、目標株価は2000円(前回:2700円)

 

◇下落銘柄◇

5020(ENEOS) 野村証が目標株価を1560円に下げ(前回:1780円)

6367(ダイキン) Jeffriesが「中立」に格下げ、目標株価は25000円(前回:27700円)



<本日の新聞見出し>

▼日本証券新聞▼

・シンフォニア 半導体・防衛が業績けん引 中計前倒し達成を指向

・東邦HD、経営陣が“悪役”に 3Dサイトのマンガが波紋呼ぶ

・クラダシ、再エネ事業拡張 中京電力を子会社化

・ナトコ 2Q計画超過 保有金融資産>時価総額 事業価値がマイナス評価状態

 

NIKKEI Prime

・トヨタ、5月の国内新車販売13%増 ランクルFJ発売

AI半導体、ウエハーレベル限界論 パネル移行は28年ごろ

Googleに見る「AI普及後」の競争 高スペックより実用性

 

▼日刊工業新聞▼

M&Aなど43000億円 りそな、海外・証券候補

JSファンダリ新潟工場 TDKが取得 29年稼働

・極海の氷柱モチーフ カシオ、ダイバーズ腕時計発売

・スバル新型EV好調 1962台受注 目標の約4

 

▼化学工業日報▼

・低分子薬CDMO 大阪にGMPパイロット 住化、20%能力増も

・サカタのタネ バイオスティミュラント 耐暑から耐寒まで対応 次世代高機能品を拡充

BASFジャパン 素材転換の需要つかむ 高機能樹脂PPSU 業務用食器や哺乳瓶 半導体継手でも実績



<本日の相場>

本日の日本株相場は上値を試す展開を見込む。昨晩の米国株市場は、主要3指数が揃って上昇し、共に最高値を更新した。イランメディアが「イランは米国との交渉を中断する」と報じたことで、ダウは一時260ドル以上下落する場面も見られたが、トランプ大統領がSNSに「レバノンの親イラン組織ヒズボラとイスラエルが双方への攻撃を停止することで合意した」と投稿したことで買い戻しが優勢となった。また、パソコン向け新型半導体を発表したエヌビディアが大幅高となり、他のハイテク株にも買いが波及したほか、同社のジェンスン・ファンCEOが、AIがソフトウェアを代替するとの見方を否定したことで、ソフトウェア関連銘柄も大幅高となった。米AIスタートアップのアンソロピックがIPOを申請したと発表しているほか、アルファベットが総額800億ドルの増資を発表するなど、足元ではAI投資の拡大が期待されるニュースフローが相次いでいる。また、決算を発表した米HPEの株価が時間外で急伸しており、本日の日本株は引き続きAI・半導体関連の銘柄が相場を押し上げそうだ。もっとも、東証プライムの売買代金に占める上位10銘柄の比率は50%程度に上昇するなど、物色の動向は一部のAI・半導体関連銘柄に偏重している。目先はこうした銘柄への追随が有効となろうが、持続的な相場の上昇には物色の広がりも必要になるとみており、銀行などのバリュー株は押し目買いスタンスで臨みたい。

 

〇不動産セクターに注目

不動産セクターに注目したい。オフィス仲介大手の三鬼商事の調査によると、4月の東京都心5区の平均募集賃料は前月比0.68%増となり、27ヵ月連続の上昇となった。また、オフィス空室率は同0.02%ポイント低下し、3ヵ月ぶりに低下した。空室率は大規模ビル竣工の影響により、2月と3月に小幅に上昇したが、低下トレンドは変わっていないとみる。不動産市場では、コロナ禍後の出社回帰への対応や優秀な人材の確保などを目的に、都心の好立地なオフィスへの需要が拡大している。一方で、建築費の高騰で竣工時期の後ズレが発生しやすくなっており、今後も良好なオフィス市況が継続しそうだ。インフレや金利の上昇などが懸念され、不動産セクターの企業の株価は春先から軟調な推移が継続している。ただ、こうした悪影響は賃料への価格転嫁で吸収可能とみており、不動産セクターの企業は今後も堅調な業績が期待できよう。個別企業では、三井不(8801)や菱地所(8802)、東急不HD(3289)などに注目したい。



<材料銘柄>

  • ソフトバンクG (9984): シンボティック保有株比率を37.7%から31.3%に引き下げ
    • 「ホールド」に格下げ、目標株価は8700円-ドイツ銀行
  • トヨタ (7203): 会長長男が子会社ウーブン幹部を退任へ、本体に主幹として帰任
  • ダイキン (6367): 「ホールド」に格下げ-ジェフリーズ
  • TDK (6762): 新潟県小千谷市にセンサー製品の工場新設、29年上半期稼働
  • エムスリー (2413): 「アウトパフォーム」に格上げ-SMBC日興
  • ビプロジー (8056): 「買い」に格上げ、目標株価は5650円-岡三証券
  • 東ソー (4042): 「買い」に格上げ、目標株価は3600円-岡三証券
  • SGHD (9143): 子会社が通関業と保税蔵置場の許可取り消しの行政処分
  • 三越伊勢丹 (3099): 5月百貨店売上高+8.6%
  • 高島屋 (8233): 5月既存店売上高+12.1%
  • 東宝 (9602): TOHOシネマズ、映画料金改定へ-全国一律体系を廃止
  • 日電硝 (5214): ヨコオと戦略的業務資本提携
  • ABCマト (2670): 韓国シューズセレクトショップFOLDER事業取得へ
  • ダイセル (4202):「中立」に格下げ、目標株価は1350円-UBS
  • マックス (6454):「ポジティブ」に新規格付け-Asymmetric Advisors
  • ノスサンド (446A):「ポジティブ」に新規格付け-ストーム・リサーチ
  • 伊藤園 (2593): 連 通期 営利 -5.59% 2168000万円
  • アインHD (9627): 通期 連 業績予想修正
  • ワークマン (7564): 5月既存店売上高+26.9%-前年同期+11.4%
  • Dアーツ (2326):「中立」に格下げ、目標株価は4500円-SBI証券
  • カナモト (9678): 中間及び通期 連 業績予想修正
  • 松屋 (8237): 5月銀座店、浅草店合計売上高+18.2%
  • 大有機 (4187): 三宝化学研究所と資本業務提携、議決権33.8%取得へ
  • ニチハ (7943): 防水部材や金属製屋根材センタールーフなど値上げへ

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