●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(20日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は反発。原油価格が下落する中、米国株は上昇して取引を開始した。引け後に決算発表を控え、強気見通しへの期待からエヌビディア(+1.3%)など半導体株が堅調だった。その後も米国債の売り一服で金利が低下する中、主要3指数は上伸。また、「トランプ氏が米国はイランとの間で最終段階にあると発言」と報じられ、交渉進展の期待も相場の支えに。通期の業績見通しを上方修正したTJX(+5.7%)など一般消費財セクターが上昇した。午後に入り「OpenAIが早ければ 9 月の上場に向け準備」と伝わったが、株式市場への影響は限定だった。FOMC議事要旨では、当局者のタカ派的な姿勢が明らかになったが、金利低下が支えとなる中、米国株は堅調推移が続いた。引けにかけても買いが優勢で、最終的に主要3指数は反発して取引を終えた。個別では、「第2四半期が年間で最も厳しい比較対象となる」と警告したターゲット(-3.9%)や、「AI注力への一環から17%の人員削減」と伝わったインテュイット(-3.9%)が下落した。
経済指標動向
■MBA住宅ローン申請指数、前週比-2.3%
全米抵当貸付銀行協会(MBA)が発表した、5月15日終了週の住宅ローン申請指数が前週比-2.3%となった。
<日本株ADR>
総じて堅調に推移
◇上昇銘柄◇
6178(日本郵政) 昨日の日本市場では過去最高の2139.5円を付けた。
9984(ソフトバンク) ソフトバンクの保有するTwenty One Capital Inc.の持ち分をテザーが買い取り(詳細不明も規模は6億ドル以上か?)
◇下落銘柄◇
6753(シャープ) 野村証が目標株価を650円に下げ(前回:710円)
3774(IIJ) シティ証が目標株価を3200円に上げ(前回:2400円)
<自社株買い進捗状況(20日)>
合計規模は6兆円越え。4063(信越化)、8725(MS&AD)と8766(東京海上HD)の3社が新規に買付発表。
(3社計6400億円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・古河電とフジクラ 中計内容で明暗
・ジェネリック医薬品 戻りに「差」 東和薬品 今期最高益予想をストレートに好感
・UBE、S高 株主還元強化で大幅増配へ
・宇宙関連2社に動き アクセルSは衛星7機打ち上げへ
▼NIKKEI Prime▼
・ガラス基板、AI半導体の巨大化で白羽の矢 ドイツ勢先行
・産総研、異色子会社の役割 トップは元TDK「民間資金も」
・水素40%混焼 JERA米ガス火力、隣接製油所から配管直結
▼日刊工業新聞▼
・政府の対米投資反映せず 29年3月期 パナ、グループ戦
・ダイキン、タイに新会社 ネクスティエレと空調ソフト
・半導体用フッ素樹脂2倍 中興化成、長崎に専用棟
・海外売上高7割増 オリオンビール“沖縄色”全面
▼化学工業日報▼
・半導体向け感光性ポリイミド 旭化成、フィルム領域参入 先端パッケージ照準
・ロート製薬 AIで生産・物流改革 工場内作業最適化へ実証 人型ロボを導入
・関東化学 再付着防ぐ剥離液開発 厚膜レジスト向け 次世代パッケージ照準 歩留まり向上に寄与
<本日の相場>
本日の日本株相場は反発となりそうだ。昨夜の米国株はトランプ大統領が「イランとの協議は最終段階にある」と発言したことで、原油先物が下落。金利上昇も一服し、主要3指数揃って大幅高となった。また、引け後に発表されたエヌビディア決算は実績・見通しともに市場予想を上回る好内容で株主還元も拡充した。株価は高値圏ということもあり、時間外では終値近辺での小動きとなっているが、ハイテク株買い戻しの動きに影響はなさそうだ。昨日の日経平均は今年2度目の5連敗を喫し、6万円の大台も10営業日ぶりに割り込んだ。キオクシアと共にAI相場を牽引したフジクラが5日間で45%安と急落しており、市場心理が悪化したとみられる。もっとも、下がったとはいえ59,000円台であり、悲観するような水準ではないとみている。4月以降、中東情勢に目立った進展がないなか、日米ともに株高が続いていたため、楽観ムードの修正ともいえよう。モメンタム相場で上昇時と同様に下落時も大きな値幅が出る傾向にあり、下げた局面は好業績銘柄の下値を拾う好機とみたい。
〇日経平均の割高感は後退
日経平均の予想EPSは3,468円まで上昇しており、予想PERは17倍台前半に急低下してきた。昨年8月に日経平均が42,000円近辺で推移していた時と同じ水準であり、割高感は後退している。また、東証プライムの騰落レシオは82%に低下した。一般的に70%が底打ちラインといわれているが、近年はその水準まで下がることはなく、一昨年8月の令和のブラックマンデーの際に80%を下回ったくらいである。騰落レシオは典型的な逆張り指標で、下値での信頼性は高い。バリュエーション面や短期テクニカル面からは相場反転の材料が出そろったといえよう。
〇過去最高益更新銘柄に注目
決算発表シーズンも昨日の大手損保3社で終了した。TOPIX採用企業の27/3期の営業利益は前期比8%程度の増益予想となっている。ただ、会社計画には中東情勢の影響からバラつきもみられる。こうしたなか、過去最高益予想を打ち出してきた企業は不透明な環境下でも成長できる自信のあらわれといえそうだ。スカパーJSA(9412)、NGK(5333)、ソニーG(6758)、イビデン(4062)などに注目したい。
<材料銘柄>
- 東京海上HD (8766)など損保3社:株主還元強化、政策株売却は今期3割減の見込み
- NXHD(9147): エリオットが株約6%保有-M&A戦略の一時停止など求める
- 楽天銀 (5838): みずほ銀行が10.52%出資-資本提携で利益押し上げへ
- ニッコンHD (9072): 非公開化検討、6月初旬に1次入札へ-関係者
- コクサイE (6525): KKRの株売却、投資家から募集総額を上回る需要-関係者
- カプコン (9697): 「買い」に格上げ、目標株価は4200円-岡三証券
- T&DHD (8795): 「中立プラス」に格下げ-岩井コスモ証券
- シグマクシ (6088): 「中立」に格下げ-東海東京
- 信越化学 (4063):自己株TOBへ、1株5235円
- メガチップス (6875): 通期 連 業績予想修正
- ブロードリーフ (3673): 配当予想修正
