株式市場オーバーナイト概況(2026年5月11日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(8日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄 
●今週の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:主要3指数は揃って反発。週間ベースでは、NYダウが+0.2%S&P500+2.3%、ナスダックが+4.5%だった。米・イラン戦闘終結に向けた期待から、米国株は上昇して取引を開始した。また、4月の雇用統計で労働市場の底堅さが示されたことも相場の支えとなった。旺盛なメモリー需要期待からマイクロン・テクノロジー(+15.5%)などテクノロジーセクターが買わ れ、ナスダックは堅調推移が続いた。もっとも午後にかけて、 一部投資家が保有株数を削減したセールスフォース(-2.4%)が売られ、NYダウはもみ合いに。その後は、「アップル向けのチップ製造を巡り暫定合意」と報じられたインテル(+14.0%)など 半導体株が上昇を牽引する中、ナスダックは上伸した。引けにかけて、ヘルスケアセクターなどが売られる中、NYダウは小安く推移したものの、最終的に小幅反発して取引を終えた。S&P500とナスダックは終値で最高値を更新し、週連続で続伸した。個別では、AIツールを優先するため、従業員約1,100人の削減計画を発表したクラウドフレア(-23.6%)が急落した。

 

経済指標動向

■4月非農業部門雇用者数、市場予想を上回る

労働省が発表した4月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数は前月比+11.5万人となり、市場予想(同+6.5万人)を上回った。

 

■5月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)

ミシガン大学が発表した5月の消費者信頼感指数(速報値)は48.2ポイントとなり、市場予想(49.5ポイント)を下回った。1年先のインフレ期待は4.5%と、市場予想(4.8%)を下回った。



<日本株ADR

堅調に推移した銘柄多数

 

◇上昇銘柄◇

285A(キオクシア) ADRでは48000円台に。時価総額はアドテストや煮立ちを抜く

9766(コナミ) 27年度通期営業利益会社予想1430億円、市場予想の1581億円を下回る

 

◇下落銘柄◇

7974(任天堂) Switch 21万円の値上げ。日本では59,980円に

7731(ニコン) 27年度通期営業利益会社予想100億円、市場予想の205億円を下回る



<本日の新聞見出し>

▼日本証券新聞▼

・フィジカルAIが活況 ファナック、安川電など高値続出

・ソニーゲーム好調 今期は10%営業増益

AREHD(5857P) 「都市鉱山」関連で注目

 

NIKKEI Prime

E2E自動運転の公道走行にVLA TuringAIの推論10倍速

・メタレンズ、サムスンや新興が狙う可視光帯 普及を左右

・衛星×旅客機でCO2排出測定 アクセルスペース・ANAHD

 

▼化学工業日報▼

・金属フォトレジスト EUV向け27年量産へ 東京応化 顧客検証が進展

・新日本繊維 中性子線遮る希土類繊維 防護衣や宇宙服軽量化

・日産化学 微生物製剤 排水処理の臭気を抑制 住宅街の食品工場に需要 廃棄汚泥の肥料化にも道

 

▼日経MJ

・チャリティーTシャツ1,000万枚 ユニクロ、国内外で 4年で30億円寄付、店で用途発信

・20万人の「天気愛」お茶の間に ウェザーニューズ、テレビ放送支援 空模様・風景、アプリ投稿活用

・アタック、ブランド改革 シェア4割 洗浄力高め洗濯槽も除菌



<今週の相場>

今週の日本株相場は高値圏でのもみ合いを見込む。先週末の米国株市場では、SOX指数が5.5%高となっており、本日の日本株は、指数寄与度の大きいAI・半導体関連の銘柄が日経平均株価を押し上げよう。もっとも、NT倍率は16.37倍に拡大し、日経平均株価の25日移動平均線に対する乖離率が9%にまで上昇するなど、AI・半導体関連の銘柄は短期的な過熱感が強まっている。今週は、米国で消費者物価指数(現地12日)、生産者物価指数(同13日)、小売売上高(同14日)の発表が予定されており、インフレ圧力の強まりや消費の弱含みなどが意識された場合には、利益確定の売りが相場の重しとなりそうだ。他方、投資家の「株価の上昇に乗り遅れる恐怖」は根強く、下値では押し目を拾う動きが相場の下支えとなろう。また、TOPIXは、227日に付けた最高値を2.8%下回る水準に留まっており、相場全体で見れば過熱感はそこまで強くない。今後はAI・半導体関連の銘柄以外にも物色の裾野が広がるかが、相場の持続性を占う上で重要となろう。なお、今週は2,300社以上の企業が決算発表を予定し、14日・15日にピークを迎える。物色の動向は、個別の決算に絡んだ売買が中心になるとみられ、これまでに堅調な業績や良好な事業環境が確認された銘柄に素直に追随したい。

 

〇株主還元から経営資源の適切な配分へ

今年3月末で東証が低PBRの是正要請を行ってから丸3年を迎えた。この間、多くの企業で株主還元が増加し、PBR1倍割れの企業の比率は低下した。他方、多くの投資家が重要な課題だと考える事業ポートフォリオや経営資源配分の見直し、最適なバランスシートの検討、稼ぐ力の向上に繋がる成長投資などの取り組みは遅れており、ROEの改善は進んでいない。こうした中、東証は4月下旬に、『「資本コストや株価を意識した経営」に関する要請のアップデート』を公表した。同資料では、経営資源の適切な配分を中心とした投資家の期待や取り組みのポイントが示されており、各企業が自社の状況に応じて対応を進めることで、投資家の関心が短期から中長期へ変化する、投資家との対話の質が向上するなどの効果が期待できよう。決算発表では、成長戦略だけでなく、事業ポートフォリオの見直しや最適な資本配分などにも注目したい。



<材料銘柄>

  • 任天堂 (7974):今期営業利益は2.7%増の3700億円-スイッチ2値上げへ
  • ソニーG6758):TSMCと次世代イメージセンサーの開発・製造で提携検討
  • JT (2914): 1Q営業利益、市場予想上回る
  • ホンダ (7267): 前期4000億円規模の営業赤字、EV損失響く-日経
  • IHI (7013): 通期営業利益予想、市場予想上回る
    •  「ウエート上げ」 に格上げ、目標株価は4200円-CLSA
  • 川崎汽船 (9107): ホルムズ海峡封鎖6月末まで継続を前提-今期減益予想
  • コナミG (9766): 通期営業利益予想、市場予想下回る
  • LINEヤフー (4689): 通期配当予想、市場予想上回る
  • ユニ・チャーム (8113): 1Q純利益、市場予想下回る
  • 太陽誘電 (6976): 通期営業利益予想、市場予想下回る
  • ニコン (7731): 通期営業利益予想、市場予想下回る
  • SGHD (9143):通期営業利益予想、市場予想上回る
  • ブラザー工業 (6448): 通期営業利益予想、市場予想下回る
  • 三菱自 (7211): 通期営業利益予想、市場予想下回る
  • 日本ハム (2282): 通期純利益予想、市場予想下回る
  • 京成電鉄 (9009): 連 通期 営利 -5.65% 3397000万円
  • 小林製薬 (4967): 1Q営業利益、市場予想上回る
  • グリコ (2206): 1Q営業利益37.0億円-前年同期26.3億円
  • セブン銀 (8410): 今期の純利益170億円に-市場予想やや下回る
  • カッパクリ (7421): 連 通期 営利 -62.9% 53200万円
  • 大戸屋HD (2705): 連 通期 営利 +28.8% 214000万円
  • デンソー (6902):「中立プラス」に格下げ-岩井コスモ証券
  • 日本新薬 (4516): 「中立」に格下げ、目標株価は4000円-JPモルガン
  • DMG森精 (6141): 「中立プラス」格付け再開-岩井コスモ証券

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