●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(1日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:6日の主要3指数は続伸。米国とイランの戦闘終結に向けた観測で原油先物価格が下落する中、米国株は上昇して取引を開始した。4-6月期の売上高見通しが市場予想を上回ったアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(+18.6%)など半導体株が堅調。午後にかけても、和平合意への期待が支えとなった。AIインフラ拡大でエヌビディア(+5.8%)が株式購入権を約5億ドル取得したコーニング(+12.0%)などテクノロジーセクターが上昇し、主要3指数は上伸した。NYダウは伸び悩む場面もあったが、堅調な企業業績が支えとなり、資本財・サービスセクターが買われた。引けにかけて、トランプ大統領が「イランは核兵器を持たないことに同意した」と表明する中、主要3指数は上値を追う展開となり、最終的に揃って続伸して取引を終了。S&P500とナスダックは連日終値で最高値を更新した。個別では、4-6月期の予約取扱総額見通しが市場予想を上回ったウーバー・テクノロジーズ(+8.5%)が急伸した。
<日本株ADR>
総じて上昇
◇上昇銘柄◇
285A(キオクシア) メモリ不足継続。キオクシアが支援するチップ開発企業が、AIブームを受け米国、マレーシア、インドで事業拡大へ
9984(ソフトバンク) 子会社ARMの第4四半期EPSは60セントと市場予想58セントを上回った
◇下落銘柄◇
5938(LIXIL) 4月30日発表の27年度通期営業利益予想が市場予想を下回り、下落継続
8795(T&D HD) モルガン・スタンレーが目標株価を3870円に下げ(前回:4100円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・アップルが好決算 関連銘柄は小動き
・JPX、ニデックなど3社に違約金
・JR3社、決算明暗 東は唯一、増収増益計画
・デンカ、石炭石資源と自家発電所で強み発揮 AI関連素材も拡大へ
▼NIKKEI Prime▼
・米ビッグテックの懐へ レゾナックなど12社が後工程開発
・世界の電動車販売、3月はBYD・吉利が3割減 補助金半減で
・超電導の小型コイル、通電に成功 電動航空機・船舶に
▼日刊工業新聞▼
・パナ、欧で暖房機強化 ヒートポンプ式・冷媒も拡充
・地表変動解析の機会特定 スカパーJSAT 衛星システム開発
・5Gスマホ 上り高速化 ソフトバンクなど、今夏めど
▼化学工業日報▼
・医療向け細胞培養に照準 化学各社、独自資材を投入 量産の効率化や安定化
・エフピコ 新OPP 30年代300億円事業に 車・建設など広範展開 29年シート生産開始
・関西ペイント 日本発塗料技術を世界へ 分散や粘度・弾性制御
<今週の相場>
今週の日本株相場は上値を試す展開となろう。国内が連休中の米国株市場では、①米国とイランの緊張緩和に向けた協議進展が報じられたほか、②アップルやAMDの好決算やエヌビディアによるコーニングへの出資など、ハイテク関係に好材料が多く確認された。CMEで日経平均先物(6月物)は62,000円の大台を突破してきており、朝方から買い先行でスタートしよう。米国側の提案を精査中であるイラン側の発言などには注意を要しようが、足元の急ピッチな上昇を受け「持たざるリスク」を感じている投資家も多いと考える。日経平均株価は利益確定売りをこなしながら堅調推移が見込まれよう。尚、1日に続き連休中には2回(4日、6日)ほど為替介入らしき動きが見られた。もっとも、3月期決算企業の27/3期想定為替レートについては
1ドル=150円~155円と、実勢レートと比べても円高水準に設定しているところが多い印象だ。足元は輸入コストの増加など円安進行の負の側面のほうが警戒されていたこともあり、今回の円安是正の動きが株式市場に与える影響は限定的と考える。
〇国内企業決算発表は後半戦に突入
国内では主要企業の決算発表が後半戦に入った。トヨタ(8日発表予定)をはじめ、後半には資本財や銀行、エンタメなど幅広い業種の企業の決算が発表される。NT倍率が過去最高水準で推移するなか、決算をきっかけに半導体以外の業種に物色の裾野が拡大し、底上げ的な動きとなるかが注目できよう。
〇「隠れ」半導体関連銘柄に注目
物色面では、主力事業や製品の用途が半導体製造向けへと拡大している「隠れ」半導体関連銘柄に注目したい。これまでの決算では、従来の製造装置や部素材関連に留まらず、幅広い分野へ生成AI投資の恩恵が拡大していることが確認された。例えば、村田製(6981)やTDK(6762)などの電子部品株は、セラミックコンデンサがデータセンターの安定操作やノイズ除去等に使われており、需要が拡大している。また、NGK(5333)やTOTO(5332)なども、セラミック技術が半導体製造に使用されており、関連事業が堅調だ。決算をきっかけに評価する動きが継続しており、素直に追随したい。
<材料銘柄>
- 東京エレク (8035): 「中立」に格上げ、目標株価は3万8500円-BNP Paribas
- ソフトバンクG (9984): 傘下の英アーム、4-6月売上高見通しが予想やや上回る
- 出資のオーペイ、米IPOを準備-評価額40億ドル目標
- ソニーG (6758): 約40億ドルで音楽カタログ取得へ協議-ニール・ヤングなど
- 丸紅 (8002): 「中立」に格下げ-ゴールドマン・サックス
- ホンダ (7267): カナダEV工場計画を無期限で凍結する方針-日経
- 日産 (7201): 欧州事務職の約1割削減を計画、労働者側と協議開始-FT
- 塩野義薬 (4507): 30年度までに事業投資8800億円以上-日経
- サンリオ (8136): 不適切報酬受給の疑いで特別調査委員会設置-決算延期
- 高島屋 (8233):4月既存店売上高+8.1%
- 松屋 (8237):4月銀座店、浅草店合計売上高+7%
- H2Oリテ (8242):4月阪急阪神百貨店売上高+10.9%
- エムスリー (2413): 通期営業利益予想、市場予想下回る
- エプソン (6724): 通期営業利益予想、市場予想上回る
- DMG森精 (6141): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- 関西ペ (4613): 「中立」に格下げ、目標株価は2350円-UBS
- ネクセラP (4565): 1Q営業利益32.4億円-前年同期損失21.9億円
- JVCKW (6632): 通期営業利益予想、市場予想下回る
- 伊勢化 (4107):連 1Q 営利 -2.05% 19億6000万円
- アイカ工 (4206): 連 通期 営利 +6.33% 291億4000万円
- AREHD (5857): 連 通期 税前 +69.4% 347億1000万円(IFRS)
- タムロン (7740): 連 1Q 営利 -18.7% 34億4000万円
- AOKIH (8214): 通期 連 業績予想修正
- DTS (9682): 連 通期 営利 +13.4% 164億3000万円
- ガリレイ (6420): 連 通期 営利 +3.05% 170億8000万円
