株式市場オーバーナイト概況(2026年3月31日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:主要3指数はまちまち。トランプ大統領が「イランと軍事作戦を終結させるため、真剣な協議を行っている」と自身のSNSに投稿し、停戦協議が進展するとの期待が広がる中、米国株は上昇して取引を開始した。セールスフォース(+3.2%)などソフトウェア株が買い戻され、NYダウはプラス圏で推移した。もっとも取引開始後は、原油価格が上昇する中、ナスダックは上げを縮小し、もみ合いに。メモリー技術革新による懸念からマイクロン・テクノロジー(-9.9%)など半導体株の売りが目立った。午後にかけては、パウエルFRB議長が「中・長期のインフレ期待は抑制されているようだ」と述べ、年内の利上げ観測が後退し相場の支えとなった。その後、金融セクターが上昇し、NYダウ中心に買われる展開に。一方、テクノロジーセクターが売りに押され、ナスダックはマイナス圏へ。引けにかけて原油高が重しとなり、NYダウは一時下落に転じたが、終盤に買いが入り、反発して取引を終えた。ナスダックは3日続落。 個別では、成長鈍化の兆候に直面しアナリストが投資判断を引き下げたボストン・サイエンティフィック(-9.0%)が急落した。

 

FRB動向

パウエルFRB議長、長期インフレ期待はなお安定

パウエルFRB議長は、長期インフレ期待について、抑制されているようだとの認識を示す一方、米国とイスラエルによる対イラン戦争の影響を見極める中で注意深く監視していると述べた。プライベートクレジット市場の混乱に関しては、「非常に注意深く見守っている」と述べ、調整が進行しているとの認識を示した。

 

ミラン理事「約1%の利下げ必要」、原油高でも物価懸念限定

FRBのミラン理事は、労働市場の冷え込みに対応するため、FRBは年内に政策金利を約1%引き下げる必要があるとの考えを改めて示した。同氏は、原油価格の上昇がインフレ期待の押し上げや賃金・物価スパイラルにつながる兆しは現時点では出ていないとし、懸念を強める状況にはないとの考えを示した。

 

経済指標動向

■3月ダラス連銀製造業活動指数、市場予想を下回る

ダラス連銀が発表した3月の同地区製造業活動指数は前月比-0.4ポイントの-0.2ポイントとなり、市場予想(+2.0 ポイント)を下回った。また、6ヵ月先の見通しは前月比-2.1ポイントの+10.6ポイントだった。



<日本株ADR

高安まちまち

 

◇上昇銘柄◇

1801(大成建通期営業利益を1840億円に上方修正(市場予想:1617.5億円)

9202(ANA) ゴールドマンサックスは目標株価を3350円に下げ(前回:3500円)

 

◇下落銘柄◇

9984(ソフトバンク野村証は目標株価を6190円に上げ(前回:5800円)

285A(キオクシア) MonolithIC 3D社がキオクシアとSKハイニックスに対し特許侵害の申し立て



<本日の新聞見出し>

▼日本証券新聞▼

・アルミ価格も高騰 中東最大級の精錬所被害 大紀アルミ、丸紅が上昇

・酉島製 3日連続で昨年来高値 中東インフラ関連に見直しの目

・アイリスオーヤマ ライフドリンクを大量保有 暴落相場下、一気呵成に取得

 

NIKKEI Prime

・世界の電動車販売、BYD車種がトップ10「ゼロ」に 2

・競争過熱の議事録AI 深読み力とデータ主権に勝ち筋

・タンデム型ペロブスカイト 中国、英老舗の技術で高効率

 

▼日刊工業新聞▼

・工作機械 設計寿命3倍 DMG森精機、10年で6万時間

・オムロン、電子部品売却 10月 米投資会社に810億円

・いすゞ、突発故障7%減 予兆検知機能 4部品追加

 

▼化学工業日報▼

UBE、欧州でPCR活用 PE/PA再生材料 食品接触が可能

・日本酸素HD 濱田社長 中東情勢緊迫でも成長 新中計の戦略に自信

・旭化成 水島を成長事業拠点に 経営資源フル活用



<本日の相場>

本日の日本株相場は軟調な展開となりそうだ。週明けの米国主要3指数はまちまち。トランプ大統領がイランとの本格的な停戦協議に言及したことやパウエル議長の利上げ観測を後退させる発言など、好材料はあったものの、市場の不透明感払拭にはつながらなかった。特に、SOX指数が大幅続落となっており、日経平均の重しとなろう。昨日の日経平均は朝方の安値から下げ渋り、1,300円の下ヒゲを残した。ボラティリティー・インデックスが再び50近くまで跳ね上がっているため、不安定な状況に変わりはないが、下値への耐性が出始めたといえそうだ。本日も23日や昨日のザラバ安値である5万円トビ台での下げ渋りに期待したい。

 

〇アドバンテストがウエイトキャップ調整へ

本日は年度末となり、大引けで41からの日経平均採用銘柄の定期入れ替えによるリバランスとアドバンテストのウエイトキャップ調整が行われる。入れ替えについては、キオクシアHD、パンパシHDが新規採用。除外はGSユアサとカシオで、除外よりも新規採用銘柄の株価が高いため、日経平均全体では売り越しとなる。一方、日経平均のウエイトが10%を超えたアドバンテストがキャップ調整でウエイトが0.1落とされる。アドバンテストには売りが出るが、その他の採用銘柄には買い需要が発生する。定期入れ替えのリバランスと合わせれば差し引きでは買い越しとなる見込みだ。リバランス銘柄は引けにかけて値動きが荒くなる可能性はあろうが、全体への影響は限定的とみている。

 

〇中期上昇トレンドを崩していない銘柄に注目

物色では波乱相場のなかでも中期上昇トレンドを維持している銘柄に注目したい。リバウンドの際には戻り待ちの売りが出にくいとみている。フジクラ(5803)や住友電(5802)などの電線株や信越化(4063)やHOYA7741)などの国際優良系が底堅さをみせている。また、昨日ザラバに大成建(1801)が26/3期の利益計画の上方修正・増配を発表した。好感する動きは限定的であったが、大手ゼネコンは利益率改善による収益拡大局面が続いているとみており、あわせて注目したい。



<材料銘柄>

  • 三井住友FG (8316): 海外決済強化で外貨預金10兆円増へと社長、稼ぎ方の転換図る
  • トヨタ(7203):自己株TOB、買い付け価格を13067円に決定-31日から
  • 古河電工 (5801):データセンター向け放熱・冷却製品生産で設備投資約550億円
  • 川崎重工 (7012): 「買い」に新規格付け、目標株価は4040円-UBS
  • 三井物産(8031):オマーン国陸上油・ガス田事業権益の一部売却に遅れ
  • 日東電工(6988):500億円、2.97%を上限に自己株取得へ
  • オムロン (6645): デバイス&モジュールソリューション譲渡事業価値は810億円
  • IHI (7013): 「中立」に新規格付け、目標株価は3730円-UBS
  • 荏原 (6361): 「買い」に新規格付け、目標株価は5440円-UBS
  • JX金属 (5016): カナダのFIREWEEDに約54億円出資へ
  • ニデック (6594): 株主から提訴請求を受領
  • しまむら (8227): 通期営業利益予想、市場予想上回る
  • 住友ベ (4203): 配当予想修正
  • ラクス (3923): 「ホールド」に格下げ、目標株価830円-ジェフリーズ
  • ワコールHD (3591): 米子会社通じGLAMORISE買収、約52億円
  • 象印 (7965):  1Q 営利 +28.3% 433000万円
  • 持田薬 (4534): 大正製薬HDなどが保有株式を売り出しへ
    • 20億円上限に自己株取得へ
  • パーカライ (4095): 投資有価証券を複数銘柄売却、売却益34.9億円
  • タウンズ (197A): 通期 連 業績予想修正
  • 綜研化学 (4972): アクシウム・キャピタルの持ち分が14.9%に上昇

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