株式市場オーバーナイト概況(2026年3月23日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(19日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄 
●今週の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:主要3指数は続落。イラン戦争の激化に伴う原油価格の急騰でインフレ懸念が高まる中、米国株は下落して取引を開始した。メモリー需要への対応で設備投資の大幅増額が必 要となる見方を示したマイクロン・テクノロジー(-3.8%)など半導体株が一時売られた。前日のFOMC会合を受けて、年内利下げ0回の可能性が高まったことも相場の重しに。午後にかけて、日米首脳会談が始まり、トランプ氏が「イラン情勢を巡り日本の積極行動に期待」と述べたが、相場への影響は限定的だった。貴金属価格の下落を受けてニューモント(-6.9%)など素材セクターが売りに押された。その後、原油価格が上げを解消すると米国株は下げ渋る動きに。引けにかけて、ネタニヤフ首相が「イスラエルはホルムズ海峡の開通を支援している」と述べると、主要3指数は一時上昇に転じたが、終盤は売りに押され、続落して取引を終えた。個別では、糖尿病治療薬「レタトルチド」の臨床試験で、既存薬を大きく上回る体重減少効果を示したイーライリリー(-0.1%)は横ばいとなった。

 

経済指標動向

新規失業保険申請件数、市場予想を下回る

労働省発表の314日終了週の新規失業保険申請件数は20.5万件となり、市場予想(21.5万件)を下回った。

 

■3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、予想を上回る

フィラデルフィア連銀が発表した3月の同地区製造業景況指数は+18.1ポイントとなり、市場予想(+8.0ポイント)を上回った。

 

■1 月景気先行指数、市場予想に一致

コンファレンスボードが発表した1月の景気先行指数は、前月比-0.1%となり、市場予想に一致した。

 

■1月新築住宅販売件数、市場予想を下回る

商務省が発表した1月の新築住宅販売件数(年率換算、季節調整済み)は前月比-17.6%58.7万件となり、市場予想(72.2 万件)を下回った。



<日本株ADR

軟調継続、SOX指数が2.4%安となり、ハイテクは軒並み大幅安

 

◇上昇銘柄◇

7912(大日本印刷インド南部に新拠点を4月に新設。EV無線給電などを研究(日刊工業新聞)

5631(日製鋼所) CLSAが「買い」に格上げ、目標株価は13000円(前回:10600円)

 

◇下落銘柄◇

7012(川崎重工大容量の水素を高圧縮できる「遠心式水素圧縮機」の実証設備が播磨工場に完成

8830(住友不「ヴィラージュ熱海」を全82室で今夏開業



<本日の新聞見出し>

▼日本証券新聞▼

・日米とも政策金利は据え置き 中東情勢にらみで身動き取れず

・木村化工機が人気化 日米首脳会談への思惑で

・上村工業 半導体用メッキ薬品好調 大型化、多層化で使用量が増加

・中東危機で「肥料」供給懸念 片倉コープなど注目

 

NIKKEI Prime

・カプセルトイもプラ減量 タカラトミーは網目状の容器

・ラピダス、1ナノ半導体でTSMCと「半年差に」 石丸CTO

・量子計算でも解読できず TOPPANICカードに暗号技術

 

▼日刊工業新聞▼

・大日印、インドに拠点 EV無線給電・原薬を研究

NITTAN、印生産 28年 エンジン部品需要増

・データ使い意思決定支援 NEC、経営戦略AI構成

 

▼化学工業日報▼

・国内石化 非中東産ナフサ手当て インド・アフリカなど

・環境循環型メタノール構想 ガス化、MTO普及に的 水島に小型プラント ナフサ依存低減へ

・日油 自前主義のDNAを改変 新規開発素材など M&Aで拡大へ

 

▼日経MJ

・ユニクロ、店で紫外線の強さ表示 東京駅や梅田などn期間限定店 サングラスやUVカットパーカー

・キッズフリマ開催数、25年過去最高 商業施設が金融教育の場に ハニシング、住宅展示場も視野

・キリンビバ、健康飲料売上高比率18%へ 「プラズマ乳酸菌」飲料台湾に 国内は営業再編、本社主導に



<今週の相場>

今週の日本株相場は下値模索の展開となりそうだ。連休中の米主要3指数は揃って下落。原油価格の上昇に加え、利下げ期待の後退を受けた米国債利回りの上昇が重しとなった。また、米国がイランへの地上部隊の大規模派遣に向けた準備を進めているとの報道も嫌気された。足元、底堅さみせていた米半導体関連も弱く、日経先物は51,020円まで急落している。週明けは9日のザラバ安値(51,407円)を割り込み、昨年末水準(50,339円)や節目の5万円が意識されそうだ。一方、停戦交渉など緊張緩和の兆候がみられれば、先週18日のような急反発の展開も想定される。トランプ大統領は“近いうちに”終結発言を繰り返しており、米国経済への悪影響を懸念し始めた可能性もあろう。下へのモメンタムが強いなか、的確に下値をとらえるのは困難な状況だが、中長期視点ではタイミングを分散した買いが有効とみられる。今週の安値で彼岸底とみたい。

 

〇年度末は好悪入り混じる需給要因

今週は国内外での重要イベントが少なく、引き続き中東情勢のヘッドラインに振り回される展開となりそうだ。需給面では、年明け以降、信託銀行の売り越しが目立っており、3月第1週は過去最大の売り越し額となった。年度末にかけてはこうした国内機関投資家の売りが想定されるほか、多くの企業が自社株買いを自粛する季節性もあり、需給が緩む場面もあろう。一方、国内は27日が権利付き最終売買日となり、配当狙いの駆け込み買いが期待できそうだ。また、今週末から来週にかけてはインデックス運用を行う機関投資家の配当再投資の買い(市場推計で1.6兆円)が見込まれる。近年は先回り買いもみられるが、3月末の権利付き最終売買日の日経平均は過去10年で91敗であり、需給面でのプラス材料といえそうだ。

 

〇経済安全保障に議題をフォーカスさせた高市総理

日米首脳会談では、高市総理はホルムズ海峡での直接的な軍事協力の要請をかわしつつ、経済安全保障やエネルギー供給の安定に議題をシフトさせる対応を行った。物色では引き続き、インフラ、エネルギー・資源、AI・半導体などが注目できよう。重工3社や商社株などに注目したい。



<材料銘柄>

  • ソフトバンクG (9984): オハイオ州に巨大AI拠点-80兆円投じ電力確保
  • NTT (9432)・スカパJH (9412): 衛星データ、光技術で地上に大容量・即時伝送-日経
  • 味の素 (2802):「中立プラス」に格下げ、目標株価は5200円-水戸証券
  • 野村HD (8604):「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
  • 郵船 (9101)など海運日本船舶のホルムズ海峡通過、「認める用意」とイラン外相-共同
  • 日本酸素HD (4091):「買い」格付け再開-William ONeil
  • JFEHD (5411): 次世代電炉、国が最大1800億円債務保証-日経
  • 東電HD (9501): 柏崎刈羽原発6号機の発送電再開-部品を交換
    • JERA、仏ダンケルクLNG基地利用契約を締結-年間約150万トン
  • シスメックス (6869):「イコール・ウエート」に格下げ-モルガン・スタンレー
  • 堀場製 (6856): 株主総会で堀場会長を再任、オアシスが反対表明-日経
  • 八十二長銀 (8359): 通期 連 業績予想修正
  • 日テレHD (9404): 通期営業利益予想上方修正、市場予想下回る
    • 広告映像制作のKANAMEL買収、カーライル系から約373億円で
  • コスモエネ (5021): 8次中期経営計画の公表を延期-618日公表を検討
  • 日油 (4403):「オーバーウエート」に格上げ-モルガン・スタンレー
  • フジHD (4676): 野村絢氏・エスグラントなど株5.76%保有ー重要提案行為
  • カドカワ (9468): オアシスが株を8.86%保有-目的に重要提案行為
  • カネカ (4118): 光学用アクリル樹脂やポリイミドフィルムなど値上げへ
  • ユニチカ (3103): 総額120億円の債務免除、特別利益計上
  • カヤバ (7242):「アウトパフォーム」に格上げ-東海東京
  • 日本光電 (6849):「イコール・ウエート」に格上げ-モルガン・スタンレー
  • H.U.G (4544):「アンダーウエート」に格下げ-モルガン・スタンレー
  • PHCHD (6523):「オーバーウエート」に格上げ-モルガン・スタンレー
  • オンワドH (8016):「アウトパフォーム」に新規格付け-大和証券

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