●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(13日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は下落。週間ベースではNYダウが-2.0%、S&P500が-1.6%、ナスダックが-1.3%だった。10-12月期の実質GDP(改定値)が速報値から下方修正され、年内の利下げ観測が高まる中、米国株は上昇して取引を開始した。公益事業セクターが堅調。もっとも午後にかけて、イラン戦争に収束の兆しが見られず、原油先物価格が上昇する中、主要3指数は上げ幅を縮小し、ナスダックは下落に転じた。 一方、「737」型機の配線不具合の影響は軽微と顧客に伝えたボーイング(+2.5%)が買われ、NYダウはもみ合いに。その後、3-5月期の売上高見通しは市場予想を上回ったものの、CEOが退任を発表したアドビ(-7.6%)などテクノロジーセクターが下落。また、AIの開発遅延が報じられたメタ・プラットフォームズ(-3.8%)などコミュニケーションサービスセクターが売りに押され、ナスダックは軟調推移が続いた。引けにかけて、司法省が「パウエル議長への召喚状に対して、連邦地裁の判事が無効とした判断に控訴する」との方針を示したことが相場の重しとなり、最終的に主要3指数下落して取引を終えた。
経済指標動向
■1月個人消費支出、市場予想を上回る
商務省が発表した1月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比+0.4%となり、市場予想(同+0.3%)を上回った。
■10-12月実質GDP(改定値)、前期比年率+0.7%
商務省が発表した10-12月期の実質国内総生産(GDP)の成長率(改定値)は前期比年率+0.7%となり、市場予想(同+1.4%)を下回った。
<日本株ADR>
全体的には軟調に推移
◇上昇銘柄◇
3591(ワコール) トランスコスモスがワコールのアジア市場向けECサイトの構築・運営を支援
9531(大瓦斯) ホルムズ封鎖は調達・供給面に影響ない(藤原社長)。27年3月見通し、海外利益が過去最高(日刊工業新聞)
◇下落銘柄◇
6594(ニデック) 役員責任調査委員会の設置を決定-損害賠償請求など判断
8795(T&D HD) 東海東京証が目標株価を4300円上げ(前回:3900円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・高市トランプ会談接近 ゴールデンドーム構想に関心 安全保障・エネルギー関連などマーク
・ホンダ EV損失で初の通期赤字へ 市場の評価は真っ二つ
・信越化学 再び昨年来高値 中東情勢が業績追い風に
・GENDA 前期26件のM&A
▼NIKKEI Prime▼
・駐車場で車を乗り捨て、ロボが自動搬送 三菱重が空港で
・インド乗用車販売、2月は11%増で最高 農村の需要堅調
・商船襲うサイバー攻撃 GPS妨害や操縦ハック、座礁例も
▼化学工業日報▼
・三井化学-iCONM 次世代型ナノDDS開発 病気の予兆を発見・治療 30年めど臨床入り
・中国もエチレン減産入り 石化製品の高騰続く PX先物は最高値に
・三菱マテリアル 半導体パッケージ材拡充 ソフトエラー防ぐメッキ液 異種チップ接続基板も
▼日経MJ▼
・ココイチ、M&Aで「全部乗せ」 1500店目は夜パフェ カレーの次の道探す 値上げで客離れ 悩む巨人
・AI文字起こし端末、三つ巴 イヤホン、翻訳に対応 ようやくテンプレート1万種 服に着けて話者の近くで
・不二製油、5日で熟成チーズ風 独自の発酵技術で再現、香料不使用 「味がリアルすぎ」飲食店つかむ
<今週の相場>
今週の日本株相場は一進一退を想定する。中東情勢の不透明感が続いており、WTI原油先物は1バレル=100ドル近辺に高止まりしている。ドル円も1ドル=160円目前までドル高円安が進んでおり、為替介入への警戒も高まりそうだ。週末の米国市場は主要3指数そろって下落して返ってきており、週初の日本株は売り先行でスタートしよう。今週は日米中銀会合や首脳会談など重要イベントが相次ぐ。ニュースのヘッドラインや要人発言を受けて一喜一憂する場面も想定されよう。一方、日経平均の予想EPSは高水準を維持しており、業績の成長期待は続いていると考える。また、今週は18日に春闘の集中回答日を控えるが、連合からは3年連続で約6%の賃上げ要求が示された。業績成長に加え、賃上げを追い風とした日本経済の中長期的な成長期待は根強く、株式市場の下支えとなろう。
〇AIや防衛、レアアース等のテーマ株に注目
今週はAI関連のイベントを数多く控える。16-19日のエヌビディアの開発者会議「GTC2026」では、日本時間明日未明(朝3時ごろ)にファンCEOの基調講演が予定されている。同氏は、「世界がまだ見たことのないチップをいくつか発表する」としており、ブラックウェルの後継品等の発表の期待が高まるほか、エージェント(自律)型AIやフィジカルAI等についてもコメントが注目されよう。先行き期待が高まれば、AIやAIインフラ(光ファイバや原発)、ロボット等の関連銘柄の追い風となりそうだ。一方、19日に開催予定の日米首脳会談では、中東情勢や経済安全保障が最大の焦点となるとみられる。そのようななか、高市首相は米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」への日本の参画を表明すると伝わる。迎撃ミサイルの共同開発や衛星網の構築で連携し、中国やロシアが開発を進める極超音速滑空兵器(HGV)などへの対処力を向上させる狙いがあるとみられ、三菱重(7011)等の防衛やスカパーJSA(9412)等の宇宙、NEC(6701)等のIT関連といった、テーマ株の物色が期待されそうだ。加えて、南鳥島沖のレアアース開発への米国の関与も合意文書に盛り込む方針と報じられており、レアアース関連銘柄にも注目したい。
<材料銘柄>
- MUFG (8306): 三菱モルガンを追加提訴、クレディS債損失で-賠償請求額100億円に
- 日立 (6501): GEベルノバと東南アジアで次世代原子炉SMRの導入検討で合意
- 三菱商事 (8058): 「中立」に格上げ、目標株価は5290円-SMBC日興
- 伊藤忠 (8001): 「中立」に格下げ、目標株価は2190円-SMBC日興
- カプコン (9697): Electronic Gaming Development Companyが株を保有-大量報告
- 双日 (2768): 豪ライナスとレアアース鉱山の新規開発に向けた検討を開始
- 日本オラクル (4716): 「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
- 東電HD (9501): 柏崎刈羽原発6号機を送電系統から切り離し
- 出光興産 (5019):次期中計の公表日を延期-中東情勢受け
- ニデック (6594): 役員責任調査委員会の設置を決定-損害賠償請求など判断
- 神戸物産 (3038):1Q営業利益109.5億円-前年同期91.5億円
- スギHD (7649):2月既存店売上高+5.4%
- 東建コーポ (1766): 連 3Q 営利 -2.82% 162億円
- くら寿司 (2695):1Q営業利益、市場予想上回る
- LIXIL (5938): 「ホールド」に格下げ、目標株価は1600円-ジェフリーズ
- アストロS (186A): 3Q純損失23.6億円
- ザ・パック (3950): NAVFなどの株持ち分が7%に上昇-変更報告
- トリケミ研 (4369): 連 通期 営利 +12.3% 59億円
- HIS (9603):1Q営業利益、市場予想上回る
- ノースサンド (446A): 単 通期 営利 +100% 55億5000万円
- JSB (3480): 連 1Q 営利 赤字縮小 -2億5400万円
- エタナルH (3193): 通期売上高予想を上方修正
