●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(4日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数はまちまち。NYダウは上昇して取引を開始した。通期業績見通しが市場予想を上回ったイーライリリー(+10.3%)などヘルスケアセクターが上昇。一方、1-3月期の売上高見通しが一部強気の予想を下回り、失望売りが広が ったアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(-17.3%)など半導体株が急落し、ナスダックは軟調推移が続いた。その後、ISM非製造業景況指数が市場予想を上回りNYダウの支えとなる中、エネルギーセクターなど景気敏感株が買われた。もっとも午後に入ると、AIによる事業構造変化の警戒からパランティア・ テクノロジーズ(-11.6%)などソフトウェア株主導でテクノロジーセクターが売られ、相場全体の重しに。生成AI搭載の「アレクサプラ ス」の本格提供を開始したアマゾン・ドット・コム(-2.4%)など一般消費財セクターが下落し、NYダウはもみ合いが続いた。引けにかけて、ハイテク株の売りが一巡すると、NYダウは再びプラス圏に。ナスダックは下げ幅を縮小したが、最終的に続落して取引を終えた。
経済指標動向
■MBA住宅ローン申請指数、前週比-8.9%
全米抵当貸付銀行協会(MBA)が発表した、1月30日終了週の住宅ローン申請指数が前週比-8.9%となった。
■1月ADP雇用統計、雇用者数が市場予想下回る
民間会社で給与計算代行などのサービスを提供するオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した1月の民間部門の雇用者数は前月比+2.2万人となり、市場予想(同+4.5万人)を下回った。12月分は同+3.7万人(速報値は同+4.1万人)に下方修正された。
■1月ISM非製造業景況指数、市場予想を上回る
供給管理協会(ISM)が発表した1月のISM非製造業景況指数は53.8ポイントとなり、市場予想(53.5 ポイント)を上回った。
<日本株ADR>
決算関連中心に上下
◇上昇銘柄◇
4503(アステラス) 通期純利益を2500億円に上方修正(前回:1800億円)、市場予想2125億円を上回る
9684(スクエニ) 3D Investmentの持ち分が17.5%へ上昇(前回:16.48%)
◇下落銘柄◇
6367(ダイキン) 通期営業利益を4130億円へ下方修正(前回:4350億円)、市場予想の4366億円を下回る
3350(メタプラネット) ビットコイン続落で含み損拡大懸念(2日時点で1500億円の含み損)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・AIに地殻変動 日米でSaaS関連が急落 インフラ関連企業には追い風
・三菱電が最高値 希望退職が想定を上回る
・阪神内燃機 生産量増で3Q大幅増益 アクティビスト動向も注目
・JR西日本、3Q過去最高益 万博後も運輸収入好調
▼NIKKEI Prime▼
・自動運転バス、厳しい損益分岐 運賃200円なら乗客170人
・光電融合の製造受託 新光電気「TSMCにはない魅力を」
・キヤノン、ナノインプリントでEUV精度向上 インテル評価
▼日刊工業新聞▼
・レアアース国産化 試金石 泥採掘も精錬コスト障壁
・「イプシロンS」来年度打ち上げ JAXA、従来機エンジン適用
・四日市の工業用過酸化水素 三菱ガス化学、生産停止 来年9月
・印でAT・CVT生産 アイシン、29年量産開始
▼化学工業日報▼
・半導体テープ 中国生産へ 三井化学 現地化で商機拡大
・KJケミカルズ 光重合開始剤 長波長UVにも対応 レジスト厚膜化に寄与
・テルモ 次期中計で米CDMO検討 独工場橋頭堡に 海外展開を積極化 工場間連携で効率化も
<本日の相場>
本日の日本株市場は堅調に推移しよう。昨晩の米国株市場ではハイテク株の下落が目立った一方、良好な経済指標が相次ぎ、主要3指数はマチマチの動きとなった。日本株市場は円安ドル高進行を追い風に、本日は輸出株を中心に堅調推移が期待できよう。また、引け後に決算を発表したアルファベットが、AIデータセンター向け拡充などに向けて26/12期設備投資額を前期比約2倍に拡大すると示したことなども好感されよう。足元は、米アンソロピックの新作ツール発表をきっかけに、「AIがソフトウェアの機能を代替する」ことへの警戒感が、ソフトウェア企業へ資金を提供する企業などへと広がりつつある。ただ、現状ではコワークを理由にSaaSの有料契約を解約する動きは広がっておらず、生成AIにおいて中国新興企業のDeepSeekが台頭したときのように、思惑先行の動きだ。NEC(6701)や富士通(6702)などは独自のDX支援サービスを軸に業績成長が続いており、売りに押される場面では押し目買いが奏功しよう。日経平均株価がボラタイルに推移する一方、TOPIXはプラス圏を維持している。また、主要企業の決算発表が進むと共に東証プライムの売買代金も増加基調にあるなど業績を軸とした銘柄物色意欲は引き続き旺盛だ。昨年来高値を更新する銘柄も再び増加基調にあり、日本株市場は引き続き底上げ的な動きが期待できよう。
〇事業の「選択と集中」が進む企業に注目
また、不採算事業からの撤退や事業売却を進める企業が増加している点も見逃せない。例えば、2日には機械部品を手掛けるTHK(6861)が、売上収益の約4割を占める自動車部品事業の売却を発表。また、同日にはIHI(7013)が船舶エンジン用部品などを担う子会社を売却したと発表した。日本企業のROE向上に向けた課題の一つに、「利益率の向上」が挙げられる。今回の決算では、主力事業の業績成長のほか、企業の事業ポートフォリオ再編が進むことで、収益性が向上することへの期待が一段と高まるかにも併せて注目したい。尚、昨日引け後にはパナソニックH(6752)が通期会社計画の下方修正を発表。ただ背景は構造改革に伴う追加の費用計上が主な背景で、市場が注目する蓄電システム等は好調に推移しており、中長期の成長シナリオに変化はないとみる。
<材料銘柄>
- MUFG (8306): 10-12月純利益6%増、3メガ累計では4兆円突破-金利上昇が寄与
- トヨタ (7203): 28年にハイブリッド車を3割増産-日経
- ソニーG (6758)、ソフトバンク(9434):ラピダスに民間30社が1600億円出資へ、IBMも準備-日経
- パナソニックHD (6752): 人員削減1万2000人に拡大-AIビジネスいったん白紙に
- 通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- ローム (6963): 3Q営業利益、市場予想下回る
- 金の歴史的高騰が業績にも影響-価格転嫁は顧客の7割が承認
- フジHD (4676): R&Iが格下げ方向のレーティング・モニターに指定
- MUTOH (7999): ブラザー工業がTOB-1株7626円
- BRHD (5911): 横河ブリッジHDがTOB-1株530円
- 任天堂 (7974): 「中立」に格上げ、目標株価は9900円-UBS
- 「売り」に格下げ、目標株価は6500円-China Renaissance
- 丸紅 (8002): 「ホールド」に格下げ-CLSA
- デンソー (6902): 「中立」に格下げ、目標株価は2100円-マッコーリー・グループ
- JCRファ (4552):「中立」に格上げ、目標株価は670円-シティ
- アステラス (4503): 通期純利益予想上方修正、市場予想上回る
- ダイキン (6367): 通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- LINEヤフー (4689): 通期売上高予想を下方修正
- エムスリー (2413): 3Q営業利益、市場予想上回る
- ふくおかF (8354): 通期純利益予想上方修正、市場予想上回る
- ヤマハ (7951): 通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- BIPROGY (8056): 3Q営業利益、市場予想上回る
- あおぞら銀 (8304):3Q純利益、市場予想上回る
- センコーG (9069): ダルトン・インベストメンツの株持ち分が9.5%に上昇
- UBE (4208): 3Q営業利益、市場予想上回る
- 東武鉄道 (9001): 連 3Q 営利 -3.94% 582億円
