【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(30日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は下落。週間ベースでは、NYダウが-0.4%、S&P500が+0.3%、ナスダックが-0.2%だった。トランプ氏がケビ ン・ウォーシュ氏を次期FRB議長に指名したことを受け、金融政策がタカ派的になるとの警戒が高まり、米国株は下落して取引を開始した。1-3月期の増収率見通しが市場予想を上回ったものの、メモリー価格の大幅上昇に懸念を示したアップル(+0.5%)が一時売られ、テクノロジーセクターが安かった。 また、金や銀など貴金属価格の急落を受けて素材セクターも軟調。もっとも午後に入り、金利上昇が一服すると、「マスク氏のスペースXがテスラもしくはxAIとの合併を検討」と伝わったテスラ(+3.3%)など一般消費財セクターが一時買われた。 引けにかけては、10-12月期の携帯契約数の純増幅が拡大したベライゾン・コミュニケーションズ(+11.8%)が上伸し、NYダウは下げ渋る動きに。ナスダックは半導体株中心に売りに押され、最終的に続落して取引を終えた。個別では、強気な1- 3月期の業績見通しを示したサンディスク(+6.9%)が急伸した。
経済指標動向
■12月生産者物価指数、市場予想を上回る
労働省が発表した12月の生産者物価指数(総合)は前月比+0.5%となり、市場予想(同+0.2%)を上回った。
<日本株ADR>
全体的に堅調も、決算銘柄は振れ幅大きい
◇上昇銘柄◇
8309(三住トラスト) 3Q純利益953.6億円、市場予想の648.1億円を上回った
1878(大東建託) 3Q営業利益1065.9億円、通期営業利益を1350億円に上方修正(従来:1250億円)
◇下落銘柄◇
5938(LIXIL) 3Q営業利益190.4億円、通期営業利益会社予想300億円と市場予想の331億円に届かず
9503(関西電) 3Q純利益は3401億円、前年同期比-6.1%
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・自動車販売、勝ち負け鮮明 トヨタ過去最高、スズキは3位浮上
・ナブテスコ 2月12日の12月期決算発表に注目 「ロボット」「防衛」「船舶」と手がかり満載
・コナミG、上方修正 サッカーゲームが絶好調
・日立、NEC、富士通 総合電機3社が増額修正 還元策などで株価には明暗
▼NIKKEI Prime▼
・浜松ホトニクス「メタレンズは調味料」 3つの優位性
・25年の世界生産、スズキがホンダ超え インドは1割増
・自動運転AI、NVIDIAと「競合せず」 ティアフォー社長
▼日刊工業新聞▼
・大日印、電子シェード量産 50億円投資 車載向け新ライン
・DMP、半導体拡販 エッジAIカメラ向け
・豊田合成「自立」を推進 トヨタ以外取引拡大
▼化学工業日報▼
・関西ペイントマリン 船底塗料 DBで最適提案 燃費低減や防汚性向上 造船需要拡大捉える
・半導体向け測定機器 堀場、先端プロセス照準 材料多様化など対応
・築港、台湾に現法設立 危険物物流会社に出資 半導体関連に照準
▼日経MJ▼
・韓国へ 日式ビア文化直送 不買運動経て25年輸出量最高、国別トップ 爆弾から生 乾杯も日本語
・大阪ガス置き社食事業に点火 おかず60種、宅配総菜を活用
・セブンにパウダースペース 学校帰りにニーズ、まず直営3店 光の色味変わる鏡、ヘアアイロンレンタル
<今週の相場>
今週の日本株相場は底堅い展開を想定する。国内は衆院選本格化で情勢を睨みながら、積極的に上値を追う動きは限定的となろう。また、次期FRB議長に元FRB理事ウォーシュ氏が指名されたが、米金融市場での評価は定まっておらず、米株や為替が不安定な動きとなる可能性もありそうだ。一方、市場エネルギーは高水準をキープしており、物色意欲は旺盛だ。決算発表シーズン本格化で個別の材料も豊富とみられる。日経平均は週足では半年ぶりの続落となったものの、一時の過熱感が解消し、先週後半にかけては下値での買い意欲が感じられた。53,000円を挟んで上下500円程度の推移が想定されるなか、好決算銘柄やテーマ株の押し目買いに徹したい。
〇選挙結果を見据えて思惑先行の動きも
国内では週末に衆院選投開票日を控えて、各種情勢報道が活発化しよう。株式市場も思惑先行で動く場面が見られそうだ。これまでの各種世論調査では、新党の中道改革連合に勢いが感じられず、与党が過半数を上回る可能性が高いとみているが、先週末の自民党優勢の報道にも株式市場の反応は限定的であった。選挙終盤戦にかけて情勢は変化する可能性もあり、全般は動きにくい展開とみている。
〇テーマ株の循環物色が相場の下支えに
年明け以降、東証プライムの売買代金は高水準をキープしている。半導体関連や資源開発、防衛などのテーマ株が循環物色されており、過熱感も抑えられている。先週は、昨秋以降レンジ相場が続いていた電線株が再び動き出すなど物色意欲は旺盛だ。決算では先週末に応化工が通期(25/12)計画の上方修正を発表し、高値を更新。今週はイビデンやフジミイン、扶桑化学などの半導体部材関連の決算発表が多く、期待が高まろう。尚、先週末の米国市場で金価格が暴落している。ウォーシュ氏指名によるドル高など様々な理由が挙げられているが、年明け以降は急ピッチな上昇が続いており、前日は不安定な値動きも見られた。金価格は昨年末(証拠金引上げ)と同様、下げた時の値幅が大きく出る傾向があり、今回も利喰いのタイミングを見計らっていた向きが多かったようだ。目先は不安定な値動きとなる可能性が高いが、世界的な不確実性の高まりから安全資産としての金への需要は根強く残ると考えられる。特に新興国の中央銀行を中心にドル資産から金へのシフトが継続しており、下値を支えよう。
<材料銘柄>
- 三井住友FG (8316): 10ー12月期の純利益は12%増-国内金利の上昇寄与
- アドバンテスト (6857): 日経平均の構成比率引き下げ-4月1日から
- MUFG (8306): 三菱UFJ証HD、10ー12月純利益は2.4倍の226億円ー有価証券売却益計上
- 野村HD (8604): 10-12月純利益は916億円、リテールや法人向けがけん引
- りそなHD (8308): 通期純利益予想上方修正、市場予想下回る
- キオクシアHD(285A):会長、NAND専業に商機-競合は次世代品「HBM」を優先
- 「買い」に格上げ-フィリップ証券
- ファナック (6954): 「ホールド」に格下げ、目標株価は6400円-HSBC
- イオン (8267): クスリのアオキHD株は手放さない意向-保有割合巡り対立
- 「アウトパフォーム」に格上げ-岩井コスモ証券
- 三井住友TG (8309): 3Q純利益、市場予想上回る
- レーザーテック (6920): 通期営業利益予想上方修正、市場予想とほぼ同じ
- MS&AD (8725): 三井住友海上社長に海山氏、船曳氏は会長に就任-4月1日付
- 関西電力 (9503): 通期営業利益予想据え置き、市場予想下回る
- スクリンH (7735): 3Q営業利益、市場予想下回る
- Jパワー (9513): 3Q営業利益346.6億円-前年同期434.0億円
- SCSK (9719):3Q売上高、市場予想下回る
- マキタ (6586): 「アウトパフォーム」に格上げ-東海東京
- ANA (9202): 3Q営業利益、市場予想上回る
- 今後5年間で2兆7000億円投資、DXや航空機中心に-中期計画
- 特殊陶 (5334): 3Q営業利益、市場予想上回る
- ZOZO(3092):通期営業利益予想据え置き、市場予想とほぼ同じ
- 京都FG (5844): 連 3Q 税前 +20.8% 547億7000万円
- 阪急阪神HD (9042): 3Q営業利益271.7億円-前年同期258.6億円
- 東京メトロ (9023): 3Q営業利益、市場予想下回る
- 住友ファマ (4506): 3Q営業利益、市場予想上回る
- 九州電力 (9508): 3Q営業利益466.1億円-前年同期403.3億円
- TOTO (5332): 3Q営業利益、市場予想上回る
- アコム (8572): 3Q純利益177.1億円-前年同期170.6億円
- 山崎パン (2212): 配当予想修正
- 京成 (9009): 連 3Q 営利 -4.1% 315億4000万円
- 高島屋 (8233): 通期純利益予想下方修正、市場予想下回る
- リンナイ (5947): ダルトン・インベストメンツの株持ち分が6.3%に上昇
- 東映アニメ (4816): 連 3Q 営利 -0.25% 233億2000万円
- アルプスA (6770): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- 牧野フ (6135): :通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
