●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(11月28日)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄
●今週の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:主要3指数は5営業日続伸。週間ベースでは、NYダウが+3.7%、S&P500が+3.2%、ナスダックが+4.9%だった。感謝祭の祝日明けで短縮取引となり、市場参加者が限定的となる中、米国株は上昇して取引を開始した。欧州時間にCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の先物・オプション取引がデータセンターの問題で停止したが、同取引は米国時間の朝に再開し、株式市場に目立った影響はなかった。この日は年末商戦の幕開けとなる「ブラックフライデー」で、オンライン消費増への期待からアマゾン・ドット・コム(+1.8%)など消費関連株が買われ、主要3指数はプラス圏での推移が続いた。その後も、利下げ観測が支えとなる中、一般消費財セクターなどが堅調。一方、調整売り等が重しとなったイーライリリー(-2.6%)などヘルスケアセクターは軟調だった。終盤にかけて、ナスダックは急伸し、最終的に主要3指数は5営業日続伸して取引を終えた。
<日本株ADR>
メガバンク堅調
◇上昇銘柄◇
7202(いすゞ) 岡三証が「買い」に格上げ、目標株価は2800円(前回:2000円)
9735(セコム) みずほ証が「買い」に格上げ、目標株価は6300円(前回:5600円)
◇下落銘柄◇
8113(ユニ・チャーム) 27日にJPモルガンが目標株価を1200円に下げ(前回:1250円)
5201(AGC) 野村証は目標株価を5770円に上げ(前回:4870円)
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・アサヒGHD 悪材料出尽くしか サイバー攻撃で会見
・マンダム 旧村上F30億円大勝利 次の標的はウェーブロック⁉
・冨士ダイス 「レアメタル」関連で注目 代替・リサイクルで中国依存低減
・ミネベアミツミ 季節習性健在 「11月高」最終日でクリア IRデー効果で一気に高値
▼NIKKEI Prime▼
・テスラが6位後退 10月世界EV・PHV販売、米国で3割減
・ヤナセ、26年夏に初のBYD販売店 国内のEV普及後押し
・IHI、福島でソーラーカーポート 948台分でCO2年1600t減
▼日刊工業新聞▼
・安川・ソフトバンク協業 日常空間に自立ロボ 次世代通信で迅速処理
・泊三号機、再稼働容認 北海道知事「地元の判断尊重」
・三菱ふそうとの統合案可決 日野自が臨時総会
▼化学工業日報▼
・車載LiB正極材 住金鉱、多品種型シフト HV・PHV・全固体カバー 年明け試験ライン
・日本ポリプロ 自動車部材向け 加飾フィルム用PP開発 モノマテ化で環境対応
・古河電工、米で新事業創出へ データセンター・ライフ・航空宇宙に的 投資知見吸収 機会探る
▼日経MJ▼
・「かむかむ」21年ぶり定番交代 三菱食品、レモンに次ぐ人気 梅は消える シャインマスカットが昇格
・目の衰え「アイフレイル」認知3割 40-64歳調査 予防的な眼科受診はわずか
・ブックカバーで文庫本売上高3倍に 大阪・正和堂、しおりとセットのデザイン
<今週の相場>
今週の日本株相場は堅調な展開となりそうだ。国内は手がかり材料に欠くなか、米国ではISM製造業景況指数やADP雇用統計など経済指標の発表が多い。利下げ期待の復活で堅調さを取り戻した米国株の動向次第では値動きが大きくなる場面もあろう。日本株は日経平均を史上最高値まで押し上げた半導体関連が調整含みとなり、指数の牽引役が不在の状況だが、良好な需給とボラティリティの低下から、下値では押し目買いが期待できそうだ。尚、先週末のブラックフライデーから本格化した米年末商戦の売上高は、初の1兆ドル超えが見込まれている。強すぎる消費は利下げ期待に水を差す可能性もあるが、米国株市場のムードは良好とみられ、ポジティブにとらえられよう。
〇物色のすそ野拡大でTOPIXは8ヵ月連続の上昇
TOPIXは8ヵ月連続の月足プラスを達成し、ほぼ最高値圏での推移となっている。東証プライムの新高値銘柄数も3日連続で200を超えており、個別株は堅調だ。建設や化学、地銀などに高値更新銘柄が多く、物色のすそ野が広がっている。スタイル別インデックスでは、グロースが10月急騰の反動で11月がマイナス1%に沈んだのに対し、バリューはプラス4%と安定推移となっている。年末に向けてNISA資金の残枠駆け込みや年始からのNISA新規資金流入を見据えれば、高配当などのバリュー系への投資は引き続き有効とみている。また、12月のフォーカス銘柄(11/28掲載)では、鹿島(1812)、応化工(4186)、ソニーG(6758)、三菱重(7011)、アシックス(7936)、伊藤忠(8001)、三井不(8801)を取り上げている。26週線まで調整した三菱重やアシックスなどは中長期目線で押し目買いのポイントとなろう。
〇良好な需給環境で下値は固い
需給面では、自社株買いの動向を示す事業法人の買い越しが続いており、年間の買い越し合計は9.6兆円(11月第3週現在)と、10兆円超えが確実となりそうだ。近年で10兆円を超える買い越しは、アベノミクス相場初期(2013年)の海外投資家の15.1兆円(現物)以来で、当時の日経平均の年間上昇率は57%に達した。自社株買いは海外勢のように積極的に上値を買い上げる主体ではないが、強力な下値支えとして期待できよう。
<材料銘柄>
- MUFG (8306):「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
- 三井住友FG (8316):「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
- 東京海上HD (8766): 東京海上、観光・レジャー施設向けクマ保険を販売へ-損失を補償
- 野村HD (8604): 米OpenAIと戦略連携
- 塩野義製薬 (4507): ノーベル賞・坂口氏とがん治療薬、29年にも承認申請-日経
- いすゞ (7202):「買い」に格上げ、目標株価は2800円-岡三証券
- 双日 (2768): 豪州で鉄道インフラ事業に参入へ、折半出資で新会社-日経
- TDK (6762):「中立プラス」に格下げ、目標株価は2900円-水戸証券
- セコム (9735):「買い」に格上げ、目標株価は6300円-みずほ証券
- 浜松ホト (6965):「ホールド」に格下げ、目標株価は1700円-ジェフリーズ
- キヤノン電子 (7739): キヤノン(7751)がTOBへ、買い付け代金は約672億円
- マネフォワ (3994): ジーシーキューファンズマネジメントの株持ち分が上昇
- トリケミ研 (4369): 連 3Q 営利 +30.2% 45億6000万円
- メガチップス (6875): 通期 連 業績予想修正
- 配当予想修正
- アニコムHD (8715): ダルトン・インベストメンツの株持ち分が9.5%に上昇
- プレス工業 (7246):「買い」に格上げ、目標株価は1000円-岡三証券
