●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(12日)
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄
●本日の予定
●本日の決算発表予定
<Worldwide Index (主要指数&コモディティ)>
米国市場動向:政府機関の一部閉鎖の終了観測が支えとなり、米国株は上昇して取引を開始した。データセンター向け製品の旺盛な需要を背景に、向こう3~5年間の平均年間増収率が35%超になる見通しを示したアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(+9.0%)など半導体株が上昇。その後も、ユナイテッドヘルス・グループ(+3.5%)などヘルスケアセクターが買われ、NYダウは堅調推移が続いた。一方、「ウィスコンシン州に10億ドルのAIデータセンター建設計画」と伝わったメタ・プラットフォームズ(-2.9%)などコミュニケーションサービスセクターが下落し、ナスダックはマイナス圏で推移した。午後に入り、ホワイトハウス報道官が「10月分の消費者物価指数と雇用統計は公表されない可能性が高い」と述べたほか、下院の予算案表決を控えてNYダウは上値の重い展開に。引けにかけて、供給過剰懸念で原油安となる中、エネルギーセクターが軟調だった。
<日本株ADR>
決算発表銘柄中心の値動き
◇上昇銘柄◇
2413(エムスリー) 2Q営業利益162.2億円、市場予想145.3億円を上回った
8591(オリックス) 今期純利益を4400億円に上方修正、自社株買いの枠を従来の1000億円上限から1500億円上限に拡大
◇下落銘柄◇
4543(テルモ) 通期営業利益予想を1815億円に下方修正(従来:1940億円)
7532(PPIH) 1Q営業利益413.5億円と市場予想の424億円を下回った
<本日の新聞見出し>
▼日本証券新聞▼
・ソニーG 上場来高値更新 営業利益の7割がエンタメ関連
・日本ガイシ AI、脱炭素、電力が手掛かり NAS電池撤退 構造改革も
・電力株に高値続出 業績好調+高市政権の原発対策
・キリンHD、新高値 3Q決算好調、上振れに期待
▼NIKKEI Prime▼
・バスにカルコパイライト太陽電池 神奈川中央交通・豊通
・メタレンズ設計 台湾新興、米国の車載赤外カメラに照準
・ヤマハ発動機、インドで初の電動二輪車 26年に2車種投入
▼日刊工業新聞▼
・中小100万社支援 企業庁、「プッシュ型」に転換
・AI設備診断 外販 日鉄テックス 工場の操業安定化
・ニッパツ、中国撤退 社用シート組み立て 日系の販売不振受け
・英北東部から生産撤退 日本精工、労組と協議開始
▼化学工業日報▼
・ペロブスカイト太陽電池 発電層材料 量産めど 日宝化学 ヨウ素から一貫
・AGC 高機能化学品CDMO 30年国内トップ級めざす 農薬受託と並ぶ柱に
・クラレ 地域・環境軸に欧州開拓 合わせガラス用中間膜 中東で定着さらに 歯科材料 東欧など開拓余地 ポバール 環境対応で差別化
<本日の相場>
本日の日本株相場は堅調に推移しよう。昨晩の米国株市場では、NYダウが連日で史上最高値を更新したほか、ナスダックは引けにかけて下げ渋る展開となった。ドル円も1ドル=154円後半まで上昇しており、朝方は輸出株を中心に買いが優勢となろう。その後は引き続き個別企業の決算動向をにらんだ動きとなりそうだ。11月に入り、日経平均株価は上値の重い動きとなっているが、業績などを軸とした物色意欲は旺盛だ。加えて、東証プライムの騰落レシオ25日MAは100%を超えて推移しているほか、売買代金も高水準をキープしている。昨日も、一部の値がさ半導体株が売りに押される中でも日経平均株価が底堅く推移したほか、TOPIXは史上最高値を更新した。加えて、決算発表が佳境を迎えるなか、日経平均株価の予想一株利益(EPS)が高水準を維持している点も好感されよう。来期に向けた国内企業業績の改善期待は、引き続き投資家心理の支えとなりそうだ。
〇「攻めの投資」を進めるIT関連企業に注目
物色面では、IT関連企業に注目したい。IT関連企業といえば、顧客企業の旺盛なDX投資需要のほか、システムの再構築を行う「モダナイゼーション」需要などを追い風に、安定的に業績を拡大している企業が多い印象だ。ただ、7-9月期決算では主力事業の好調に加え、事業の選択と集中に向けた動きが活発化している。例えば、NEC(6701)は、ソリューション事業の強化に向けて米国のテレコム・ブロードバンド事業者向けソフトウェア企業の買収を発表したほか、富士通(6702)はデータ&AI事業の強化のため、データマーケティングなどを手掛けるブレインパッドの完全子会社化する計画だ。また、TIS(3626)も、ソフトウェアやITコンサルを手掛けるインテック(非上場)を吸収合併すると表明している。「安定成長」のイメージが強いIT関連企業において、資本コスト改善や主力事業の成長加速に向けた動きが活発化している点は素直に評価されよう。株価は夏以降、伸び悩む場面もみられたが、決算発表をきっかけに再び動意づいており、素直に追随したい。
<材料銘柄>
- MUFG (8306): OpenAIとの協業で契約締結、リテール分野でのAI活用を加速へ
- オリックス (8591): 通期純利益予想上方修正、市場予想上回る
- テルモ (4543): 通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- パンパシI (7532):1Q営業利益、市場予想下回る
- 10月ディスカウント事業既存店売上高+6.8%
- 三井住友TG (8309): 純利益予想を2950億円に上方修正-従来2800億円
- エムスリー (2413):2Q売上高、市場予想とほぼ同じ
- トレンドマイクロ (4704): 3Q営業利益、市場予想上回る
- NXHD (9147): :通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- 長谷工 (1808): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- ニッパツ (5991):連 中間 営利 -19.2% 185億3000万円
- デクセリア (4980): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- アルプスA (6770): エスグラントコーポレーションなどの株持ち分が低下
- セイノーH (9076): 2Q営業利益、市場予想上回る
- テクセンド (429A):連 中間 税前 -12.8% 154億3000万円(IFRS)
- アンリツ (6754): 「アウトパフォーム」に格上げ-岩井コスモ証券
- FUJI (6134):「アウトパフォーム」に格上げ-東海東京
- カネカ (4118): 通期営業利益予想下方修正、市場予想下回る
- シチズン時 (7762): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
- ハモニック (6324):2Q営業利益、市場予想上回る
- 森永製菓 (2201): 通期営業利益予想上方修正、市場予想下回る
- ツルハHD (3391):10月既存店売上高+2.8%
