株式市場オーバーナイト概況(2025年10月6日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●日本株ADR
●自社株買い進捗状況(3日発表分)
●本日の新聞見出し
●今週の相場
●材料銘柄 
●今週の予定
●本日の決算発表予定

Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:週間ベースではNYダウが+1.1%S&P500+1.1%、ナスダックが+1.3%だった。9月の雇用統計発表が延期され、手掛かりに欠ける中、利下げ観測が支えとなり、米国株は上昇して取引を開始した。アナリストが2026年のメディケア・アドバンテージ加入に対する前向きな見方を示し、ユナイテッドヘルス・グループ(+1.8%)などヘルスケアセクターが上昇し、NYダウを押し上げた。もっともその後は、低調なISM非製造業景況指数を受けて景気減速が懸念される中、「戦場通信システムに重大な欠陥がある」と報じられたパランティア・テクノロジーズ(-7.5%)などテクノロジーセクターが売られ、ナスダックは横ばい圏で推移した。午後に入り、ホワイトハウス報道官の政府職員の大量解雇を示唆する発言が重しとなる中、テスラ(-1.4%)など一般消費財セクターが軟調で、ナスダックはマイナス圏での推移が続いた。

引けにかけて、ナスダックは下げ渋るも、最終的に6日ぶりに反落。NYダウは6日続伸し、終値で最高値を更新して取引を終えた。




<日本株ADR

総じて上昇

 

◇上昇銘柄◇

6506(安川電) 20262月期予想を上方修正、OP480億円(前回予:430億円)

6273(SMC) Jeffriesは目標株価を53000円に上げ(前回:50000円)

 

◇下落銘柄◇

7911(TOPPAN) 子会社テクセンドのIPO、需要は発行予定株数の数倍になっているとのこと

8604(大和証資産運用の提案AIツールの開発においてサカナAIを採用



<本日の新聞見出し>

▼日本証券新聞▼

・日立が急伸 オープンAIと提携 「スターゲート」進展に期待 量子コンピュータでも新たな動き

・東京都競馬 “競馬の秋”迎え、評価替えの機に 増額期待、含み見直し、突飛高習性…

・霞が関C、上場リア高値 今期は仕入れ進捗に注目

 

NIKKEI Prime

・半導体1.4ナノ本格化 盤石TSMC、インテルは退路断つ

・ワイヤハーネス部品の生産時間9割減 信越化学が原料ゴム

AI問診、最終判断は「人間の医師」 策定進む倫理指針

 

▼日刊工業新聞▼

AI産業革命 日米でけん引 富士通・エヌビディア協業拡大 ロボ分野から具現化

・自動運転 横浜で実証 日産、京急などと来月から

・製造現場の「ムリ」一掃 豊田織機、楽な姿勢追及 生産性向上、ライン設計に知見

 

▼化学工業日報▼

・日本触媒 海洋生分解性プラ 27年度投入へ 試作スケール 100㌕に拡大 海外市場にもアプローチ

・シール製品 NOK、中国「自己完結」へ 技術センター軸に 現地ニーズ把握 EV関連に加え産機伸び

・東京応化 先端半導体向け表面改質剤 台湾で評価機能拡充 顧客と共同、液系を訴求

 

▼日経MJ

・講談社・集英社 ゲームも編集 「持ち込み」新人に昼夜伴奏 100万本ヒットも 漫画流生きる「1人制作時代」

・チュチュアンナ、メンズ品目倍増 来夏までに、パジャマも肌着も 靴下、オフィスカジュアルに商機

40代以上はLINEマンガ マンガ・電子書籍アプリ利用時間 ピッコマは2030



<今週の相場>

今週の日本株は一段高を見込む。自民党は4日投開票の総裁選で高市早苗前経済安全保障相を第29代総裁に選出した。野党は自民党を挟んで左右に分かれており、候補者の一本化は容易でないことから、高市氏は15日にも召集される臨時国会で第104代首相に指名される公算が大きい。株式市場では、小泉進次郎農相が勝利するとの見方が優勢となっていたことから、積極財政と緩和的な金融環境の継続を志向する高市氏の選出が好感されそうだ。物色では、高市氏が防衛力や外交力の強化を主張しており、防衛関連の銘柄に注目が集まろう。

 

一方で、債券市場の動向には注意が必要となりそうだ。高市氏は積極財政を志向しているほか、与党は衆参両院で過半数を有していないことから、政策実現のためには野党の協力が不可欠となる。拡張的な財政政策が取られやすくなり、財政悪化への懸念から超長期を中心に金利の上昇圧力が強まろう。

 

また、高市総裁の誕生で日銀の早期利上げ観測は後退しそうだ。高市氏は「金融政策の手段は日銀が決めるべきだが、経済・金融政策の方向性を決める責任は政府にある」、「今のアコード(政府・日銀の共同声明)がベストなものかどうかしっかり考えていきたい」と述べており、日銀は利上げの前に政府との丁寧なコミュニケーションが求められよう。本日は日銀の支店長会議が開催され、さくらリポートが公表されるほか、8日には植田日銀総裁の講演も予定されており、これらのイベントで利上げまでの距離感を推し測る展開となりそうだ。もっとも、低金利環境が継続し円安が進めば、コストプッシュ型の「悪い物価の上昇」が進みかねず、日銀の利上げの方向性自体には変化がないものとみる。

 

外交面では、28日前後にトランプ大統領が来日し、日米の首脳会談が開催される見込みだ。高市氏は、日米関税合意の再交渉に言及したこともあり、対応に注目が集まりそうだ。また、31日から111日に開催されるAPEC首脳会議に合わせて米中首脳会談が実施される可能性がある。米中首脳会談の前に、日米が認識や対応の擦り合わせを行う必要もあろう。

 

もっとも、こうした国内の政治情勢に関わらず、日本株の長期的な上昇要因には変化がないものとみる。ここ数年の日本株の上昇は、日本企業のガバナンスや資本効率の改善に向けた取り組み、日本経済のデフレ脱却などを評価したものであり、この傾向は今後も変わらないであろう。日本株は長期的な上昇が期待できそうだ。



<材料銘柄>

  • トヨタ (7203): ブラジル部門、サンパウロ州での生産を113日に再開
  • 楽天G (4755): 減損損失約270億円を計上-第3四半期決算
  • 安川電機 (6506): 通期営業利益予想上方修正、市場予想上回る
  • ローランド (7944): 「買い」に新規格付け、目標株価は4000円-シティ
  • 旭化成 (3407): ブラックロックJなどの株持ち分が7.3%に低下-変更報告
  • ベイカレント (6532): ブラックロックJなどが株を5%保有-大量報告
  • ヤクルト (2267): ブラックロックJなどの株持ち分が4.8%に低下-変更報告
  • ワールド (3612): 連 中間 税前 +14.3% 84億円(IFRS)
  • 古野電気 (6814): 中間 連 業績予想修正
  • アークランズ (9842): 連 中間 営利 -12.8% 888000万円
  • 東亜道路工業 (1882): ストラテジックCの株持ち分が6%に低下-変更報告
  • 井関農機 (6310):「ポジティブ」に新規格付け-ストーム・リサーチ

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