株式市場オーバーナイト概況(2024年9月18日) | kab13の株式投資情報

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【サマリー】
●Worldwide Index (主要指数&コモディティ)
●US時間外
●日本株ADR
●本日の新聞見出し
●本日の相場
●材料銘柄 
●本日の予定
●本日の決算発表予定


Worldwide Index (主要指数&コモディティ)

米国市場動向:セクターでは、エネルギーが朝から上昇。一般消費財・サービスは、オンライン旅行サービスのAirbnb(ABNB)+3.9%、プール用品のPool(POOL)+3.7%。資本財・サービスは、航空株が軒並み上昇し、セクターを押し上げた。一方で、ヘルスケアが下落。医療機器のEdwards Lifesciences(EW)-3.1%、管理医療保険のCigna(CI)-2.9%。生活必需品はたばこや食料品小売中心に売られた。情報技術はまちまち。



US時間外

LUNRが出来高を伴って30%超の上昇-NASAとの契約で

 

◇上昇銘柄◇

LUNR(防衛): NASAから最大482000万ドルの契約を獲得したと発表

TMCI(ヘルスケア用品): CEO26.5万ドル分の現物株を購入

 

◇下落銘柄◇

CWST(廃棄物管理): 4億ドル規模のPO発表



日本株ADR

総じて上昇

 

◇上昇銘柄◇

8309(三住トラスト) SBIが目標株価を3,800円に引き下げ(前回:3,900円)

7267(ホンダゴールドマンが目標株価を2,200円に引き下げ(前回:2,300円)

 

 

◇下落銘柄◇

6753(シャープ) EVのコンセプトモデルを初公開

8354(ふくおか) SBIが「買い」に格上げ、PT4,500円に引き下げ(前回:4,600円)



本日の新聞見出し

NIKKEI Prime

・パナHD、家電プラの劣化診断 再生材の使用義務化にらむ

・シャープ、EV試作車公開 65型液晶で「リビング拡張」提案

・商船三井、LNG運搬船に風力推進装置 米シェブロン向け

 

▼日本証券新聞▼

・レーサム S高 ヒューリックがTOB 買付価格は最高値から4割上ザヤ

・フォートレス 常盤興産をTOB 無風で成立するのか注目

iphone16 スロースタート 関連銘柄軟調 太陽誘電は安値更新

 

▼日刊工業新聞▼

・不二越、新型油圧ユニット 消費電力最大74%削減

・小糸、車用ランプ増産 メキシコブラジル 5年で330億円投資

MUFG、サカナAIに出資 国内最大の投資家に

OSG、工具 11月に値上げ

 

▼化学工業日報▼

・ナガセケムテックス 半導体フラックス参入 業界初、シート型開発

・半導体パッケージファウンドリー マクセルが本格展開 少量生産・材料評価も 3次元実装へ協業推進

・核酸医薬CDMO 日東電工、北米で新技術導入 連続精製とインライン検査 製造原価2割減へ

 

▼日経MJ

・セコム積み上げた「1,300万人」 技術で警備員を代替 世界初いくつも 人への投資と両輪で

・メルカリ、出品情報AIが作成 簡単さ追求、鑑定機能の充実図る 商品説明や販売価格、3-5秒で

・クラシエ、社名を出さない広報誌 銭湯・美容室など潜在顧客の声聞く



本日の相場

本日の日本株相場は、徐々に伸び悩む展開となりそうだ。昨晩の良好な米小売売上高などを背景に対ドルで円が下落したことから、主力輸出株を中心に買戻しが入ろう。ただ、明朝に発表されるFOMCの結果を見極めたい投資家が多い中、買戻し一巡後は次第に様子見姿勢が強まろう。FOMCでは、「利下げ幅」に加えて、今後の「利下げペース」などが焦点となろう。FOMC後には日銀会合も控えるため、目先は為替や金利動向を睨んだ不安定な動きは継続すると見る。ただし、今週の日米中銀イベントを通過すれば、小売企業をはじめ、主力企業の決算発表が徐々に本格化する。投資家の関心も再び企業の業績動向へと移ることが想定されることから、「森よりも木を見る」投資戦略が有効と言えよう。

 

〇需給面での向かい風に注意

こうした中、9月特有の需給要因には注意を要しよう。9月は海外投資家が大幅に日本株を売り越す傾向にあり、昨日も超大型株で構成されるTOPIXコア30の下落が目立った。 また、四半期末の特殊要因で月末にかけては企業の自社株買いが入り辛い点も投資家心理の重しとなりそうだ。ただ、ファンダメンタルズは大きく変化していない。アナリストの強気・弱気度合いを表すリビジョン・インデックスや、日経平均の予想EPSはどちらも切り上がる動きとなっている。富士フイルムや日立、重工や信越化等の国際優良株が需給面で売りに押される場面では、丁寧に押し目を拾いたい。

 

〇秋の行楽シーズン到来!関連銘柄に再注目

為替や要人発言などを睨んで神経質な動きが継続する中、物色面でも内需・ディフェンシブ株を選好する動きが継続しよう。小売やレジャー関連に加え、出遅れていた鉄道株にも足元は物色の裾野が広がっている。直近の業績好調が確認されているアシックス(7936)やサンリオ(8136)、コナミG9766)などの株価は全体が波乱含みで推移する中でも底堅く推移しており、注目したい。尚、本日は引け後に8月の訪日外客数が発表される。過去最高水準が継続している訪日外客数だが、引き続き好調な内容が見込まれることから、関連銘柄がにぎわう場面が見られそうだ。



材料銘柄

  • 三菱地所 (8802): 「アウトパフォーム」に格上げ-大和証券
  • 東急不HD (3289): 「買い」に格上げ、目標株価は1140円-大和証券
  • T&DHD (8795): 「オーバーウエート」に格上げ-JPモルガン
  • かんぽ生 (7181): 「中立」に格上げ、目標株価は2570円-JPモルガン
  • ふくおかF (8354): 「買い」に格上げ、目標株価は4500円-SBI証券
  • 京都FG (5844): 「買い」に格上げ-SBI証券
  • 山口FG (8418): 「中立」に格下げ、目標株価は1700円-SBI証券
  • ライオン (4912): 「買い」に格上げ、目標株価は1750円-ジェフリーズ
  • 日産 (7201): 「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価は370円-BofA
  • ガンホー (3765): 「中立」に格下げ-いちよし経済研究所
  • パーク24 (4666): 3Q営業利益99.6億円-前年同期92.9億円
  • 東エレク (8035): MUFGなどの持ち分が4.8%に低下-変更報告
  • 資生堂 (4911): MUFGなどが5.3%保有-大量報告
  • トレンド (4704): MUFGなどが5.3%保有-大量報告
  • 安川電 (6506): MUFGなどが5.3%保有-大量報告
  • サンケン電  (6707):エフィッシモの持ち分が28.3%に上昇-変更報告
  • 西松建 (1820): 伊藤忠の持ち分が14.6%に上昇-変更報告
  • 平和不 (8803): 「中立」に格下げ、目標株価は4050円-大和証券
  • 山洋電 (6516): ストラテジックCの持ち分が9.1%に上昇-変更報告
  • トランコム (9058): MBO実施、ベイン系が1株1万300円でTOB
    • 中間及び通期 連 業績予想修正
  • 丸三証 (8613): 配当予想修正
  • サンバイオ (4592): 2Q営業損失9.050億円-前年同期損失16.2億円
  • ANA (9202):CVCファンド通じアクセルスペースHDとニアミーに出資

Ø  ゼンショー (7550):劣後ローンで総額100億円の資金調達



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